巨人の世代交代に大問題 若手を試す場所がない 原監督の決断

ジャイアンツに世代交代の波が押し寄せています。

坂本勇人選手、丸佳浩選手、中田翔選手はすでに35歳を迎えようとしており、選手としてのピークは過ぎています。世代交代が近々必要になることは、ファンも首脳陣もわかっているのですが、その世代交代がうまくいきません。

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既に全盛期を過ぎた3人

冒頭に挙げた3選手は、記録的に見て選手のピークを過ぎています。

丸選手は広島での最終年である2018年が、キャリアハイでした。

中田選手は昨年、劇的な復活を遂げましtが、今年走塁で脚部に肉離れを起こし、年令による衰えは隠せません。

坂本選手も打棒の復活を見せていますが、守備範囲の衰えなどが指摘されており、このままショートで続けるのならば、40本塁打を打った2019年を超えることは難しいでしょう。

3人に共通しているのは、プレー中に脚部に故障を発生してしまっていることです。若い時はプレー中の怪我で長期離脱することは無かったはずですが、加齢による衰えは否めません。脚部に不安を抱えたままでプレーすれば、全力プレーができません。チームの主力である3選手が打席に立つことができなくなれば、戦力ダウンは大きいので、首脳陣も守備や走塁時の全力プレーは望まないと思います。

若い門脇誠選手がサードで好プレーを連発していますが、坂本選手にあのプレーを望めば、故障のリスクがとても大きくなると思います。今でも坂本選手は運動能力を十分に持っていますが、故障の不安のため門脇選手のようなプレーは控えていると推測します。

この三人が3年後も揃って規定打席に達するかどうかは非常に難しいと、個人的には推測します。特に坂本選手がショートのまま規定打席に到達するのは、とてもハードルが高いと思います。個人的には坂本選手の長打力は、ポジションさえ変えて体を仕上げれば、もっと伸びると信じているので、類まれな打撃力を生かして欲しいと思っています。

坂本勇人選手のコンバートを考える

世代交代のために必要なこと

投手と違い打者は、1軍での経験が必要です。1軍の投手と2軍の投手とでは差が歴然としているので、2軍で打てても1軍では全く打てない選手が、過去から数多く存在します。2軍慣れしてしまう選手も珍しいことではなく、ジャイアンツにもかつて、2軍の帝王と揶揄される選手が存在しました。

そうならないためにも、有望株・成長株には早目の1軍での経験が必要となります。

坂本選手も1軍での最初の1年は、521打数で打率.257で過去最低です。ヤクルトの村上宗隆選手も2年目は511打数で打率.231です。

両選手共に高卒2年目から、500打数以上を与えられています。

チーム事情などもあると思いますが、その時の首脳陣に確かな目と、本人の体の力などがなければ、とてもではないですが500打数も与えられることは無かったでしょう。

そういった事情もあって、右打者最年少の2000安打のショートストップ、史上最年少の3冠王が誕生しています。

こう考えると若いうちに打数をまとめてもらえる選手は、数少ないですが大成する可能性が高いと言えるでしょう。逆に言えば1軍と2軍を行ったり来たりする選手は、大成しにくいのではと打者の場合は推測します。

ジャイアンツの若手事情

昨年の打者ドラフトもあって、ジャイアンツのファームは今年は成長株が目白押しです。現在1軍で秋広優人選手がスタメンで出場を続け、門脇誠選手や中山礼都選手が存在感を見せ始めていますが、門脇選手と中山礼都選手は十分な打席数を貰えていません。2軍で打ちまくっていた岡田悠希選手と菊田拡和選手も1軍には帯同していますが、使われているとは言えない状況です。更に、2軍では六大学の三冠王でドラフト2位の萩尾匡哉選手が、打棒爆発していますが、お呼びもかからない状況です。

折角の成長の時期を、出場の機会に恵まれずに、旬を逃してしまってはいつまで経っても世代交代は進みません。

原監督の決断

かつて二岡二軍監督は怪我をしている時に坂本選手にレギュラーを奪われ、二度と奪い返すことはできませんでした。リハビリ中の不祥事など、副次的な要因としてあったにせよ、その切替は果敢でした。

年齢を重ねて穏やかになったように見える原監督が、ドラスティックな世代交代を進めることができるのか、とても疑問に思えます。経験を重ねたがゆえにいろいろなものが見えてしまい、どっちつかずの采配を振るって、若い芽を伸ばす時期を逸してしまうのではないかと不安に思ってしまいます。

各選手に平等に打席数を与えていれば、大きな成長は望めないでしょう。これという選手を目利きして選び、集中的に使わなければ結局はどんぐりの背比べに終わってしまう危険性が大きいと思います。

確かな目利きと集中的な起用は、若き日の原監督ならばできたのです。それが、坂本選手であり、阿部慎之助ヘッドコーチであったことは、ジャイアンツファンならば誰もが知っています。

誰にでもいい顔をしたいと思わず、これという有望株を集中的に使って欲しいと思います。長く戦ってきたベテランを立てるのは、世代交代を迎えた弱いチームには不要だと思います。

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