今の若者は恵まれていない?いつの時代にもある、勝ち組と負け組

世代間格差という問題が指摘されています。

少子高齢化によって今の若者は豊かになれないというTV番組が、数多く放送されています。しかし、騙されてはいけません。いつの時代でも勝ち組と負け組が存在します。例えば先の大戦の後の焼け野原の中で、一文無しから大金持ちになった人は存在します。一方で不幸にも負け組になり、命を落とされた人もいるでしょう。

バブルに乗って蓄財に成功した人はいる一方で、バブル崩壊と同時に破産した人も存在します。

その後の低成長時代にも、じっとしていて何も動けなかった人がいる一方で、地道に蓄財し投資をして富裕層になった人は数多くいます。

問題はリスクを取らずにじっとしていた人と、リスクの取り方に失敗してしまった人たちです。

リスクの取り方に失敗してしまった人たち

リスクの取り方を間違えて財産をなくしてしまった人は、少なくありません。そして立ち直れないほどの負債を抱えてしまった人もいるでしょう。原因は時の運ということは少なく、多くの場合は勉強不足、準備不足といえます。適正なリスクをとって地道に進めなければならないところを、知識不足と経験不足のため大きなリスクを取りすぎて、耐えられなくなってしまうことが、大きな原因だと思います。

しかし、今の日本はやり直しが効きます。敗者復活戦は不可能ではありません。

そして、失敗した経験を糧に勉強し直して投機ではなく、投資を進めれば良いのです。

今の若者が恵まれている理由

今の日本は投資環境が素晴らしく改善されています。株式市場は整備され、情報公開も進んでいます。株式会社の株主に対する姿勢も、ここ10年で素晴らしく改善されています。

また個別株に投資しなくても、良質なインデックス投資が可能になっています。

10年前には、いわゆるぼったくりファンドしか買えなかったのに、今は良心的なファンドを少額から買えるような環境になりました。

そしてこの情報をもとに、正しく勉強して、実際に正しい方向へ進んでいる若者は、少なくありません。

新NISAは数少ない減税政策

2024年から始まる新NISAは、大きな減税政策です。

おそらく政府は増税策も繰り出してくる中で、新NISAを使うことができる勝ち組と、勉強が足りずに増税だけをまともに食らってしまう負け組とに、今後は分かれてしまう可能性があります。

新NISAで良質なインデックスファンドに投資することができれば、長期視点で考えた時にかなりの確率で勝つことができると推測できます。そうやって自分で作る年金は、公的年金の額を超えてしまう可能性が少なくないのです。

勉強せずにリスクを取らなければ負け

バブル崩壊後に日本の投資マインドは一気にしぼんでしまいました。リスクを恐れた国民の預金はバブル崩壊後、増える一方でしたが、低利率のためほとんど利息が付きませんでした。もし今の投資環境が整備されていれば、どれだけ増えたでしょうか。仮に4%で運用できれば、18年で倍になります。バブル後に国民の貯金は、少なくとも倍になっていました。

残念なことにバブル崩壊直後は、良質のインデックス投資はなく、個別株投資が殆どで、かなり難易度が高いものでした。

しかし、今の若者は勉強してやり方を間違えなければ、かなりの確率で投資に成功します。そして少額から投資を始めることで、小さな成功体験を積み重ねることができ、投資けんけんが豊かになるのです。

You Tubeなどで無料で勉強は可能

数々のユーチューバーが投資について動画を挙げていますが、殆の動画は再現性の高い投資方法を簡易にレクチャーしてくれています。

本当に月1万円からでも、十分に自分年金は用意できる環境に、今はなっています。

スマホがない時代は、これほど簡単に投資の勉強はできませんでした。また、株式投資も今はスマホで簡単にできてしまいます。

投資は時間を味方に

できるだけ早く始める事が、投資には大切です。

時間を味方につければ、複利の世界では必ず有利になります。

そのためには、今日から勉強を始める必要があります。

少ない金額で少しずつ始めることが、投資初心者にはとても大切なのです。

お金が溜まってからでないと無意味だと思っている人が多いようですが、全くの誤りです。お金を貯める時間があるのならば、少額からでも投資を始めましょう。

少額のために勉強するなんて無意味だと考えていたら、それは大きな失敗につながってしまいます。

少ない金額で投資経験を積んで、成功体験を積み重ねて、投資に対するメンタルの強さを身につけるのです。

メンタルを鍛えることによって、投資での一番の失敗である狼狽売りをしなくて済むようになります。

そのためには、しっかりした銘柄選びをする必要があり、勉強が必要です。

勉強する人としない人では差がつくのは当たり前です。

どんな世の中でも勝ち組と負け組がいます。

世間が悪いと恨むより、勝ち組になる事を目指しましょう。

いつの時代にも、成功者は存在します。

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