来季の巨人の首脳陣 原監督の理想の監督とは

CSファイナルステージで、ヤクルトに1勝も出来ずに敗退した巨人の、新首脳陣の一部が発表された。宮本和知投手チーフコーチがフロント入りし、桑田真澄がチーフ投手コーチに昇格。2軍打撃コーチに小笠原道大さん、3軍監督に駒田徳広さんが就任するようだ。

今季原監督は3年契約の契約切れで、優勝を逃したにもかかわらず続投を決めたようだ。この続投には賛否両論が有り、あえて続投を選んだ原監督の意図は何だろうか?

原辰徳監督の理想の監督

原監督にはやはり父親の原貢さんの影響が、大きいだろう。アマチュア野球界では名将であり、原監督の人格形成には大きな影響を与えた人物であることは間違いない。原監督の根底には、必ず原貢さんから影響を受けたものがある筈だ。しかし原貢さんは、プロ野球監督の経験はない。基本的な考え方は原貢さんの影響を受けているが、プロ野球の監督として最大の影響を受け、目指しているのは藤田元司さんではないかと思う。

藤田さんは原監督の新人時代の監督で、現役選手としては最初の恩人だ。そして藤田さんは2度監督に就任し、そのたびに日本シリーズを制し、さらに優秀な投手陣を作り上げている。また、第1期では現役を引退した王さんを助監督として入閣させ、その後禅譲している。

そして巨人OBには、藤田さんを慕う人はとても多い。

巨人監督として勝利数はトップとなったが、原監督の中ではまだ藤田さんには追いついていないのではないだろうか。

今季ベンチの雰囲気が盛り上がらないとみると、“わっしょいベースボール”を提唱したようだが、これは藤田監督時代のベンチの雰囲気を思ってのことではないかと思う。

そして藤田監督は故・野村克也さんに、認められた指揮官でもある。

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桑田真澄投手コーチの昇格

桑田コーチが藤田さんを恩師として慕っていることは有名だ。背番号73は藤田監督がつけていた番号で、「僕の恩師である藤田さんがつけられていた番号。藤田さんに恥じないように、指導者としてエースになれるように」と、コメントしている。

藤田監督は第1期で江川卓投手、西本聖投手、定岡正二投手等を主力に育て上げた。第2期では、槙原寛己投手、斎藤雅樹投手、桑田真澄投手等数多くの投手を育て上げている。いずれも巨人軍の投手黄金期である。

藤田監督を理想としている桑田コーチを、原監督が引き上げたのは、むしろ当たり前のことなのかもしれない。

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駒田徳広3軍監督就任

駒田3軍監督は、巨人からFAで日本の球団に移籍した初めての選手だ。今までは戻ってくることのない人材だ。槙原寛己投手などは、FAで出ていこうとしただけで、コーチとして呼ばれていないとういう見方もできる。そんな駒田さんを呼び寄せたのも、駒田さんが藤田さんを尊敬し強く慕っていたから、というのが一因ではないかと思う。

そして駒田さんは現役時代に闘志を剥き出しにした、巨人では珍しいタイプの選手だ。観客の野次に本気で怒るシーンなどがあったり、日本シリーズでホームランを放ってベースを回っている時に、相手を罵倒してしまったりしている。原監督には近鉄に日本シリーズで3連敗して、藤田監督が球団に出向いた時に、藤田監督が4連敗の責任を取らされないように、選手が一致団結した時が忘れられないのではないかと思う。その時の中心メンバーであった反骨心のある駒田さんを、コーチではなく3軍監督として招聘したのは、モチベーターとしての駒田さんを高く評価したのではないだろうか。そして駒田さんも独立リーグを経験している。最近は独立リーグの経験がある指導者が、成功する例が多く、駒田さんも非常に楽しみな人材だ。

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二岡2軍監督や村田修一コーチなど、独立リーグの経験者が増えてきましたね。

ヤクルトの高津監督も独立リーグを経験しています。

3軍指導は独立リーグの経験が、活きてくるのかもしれないですね。

駒田さんにはジャイアンツ・スピリッツの注入をお願いします。

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