巨人VS阪神は6対6の引き分け ともに決め手なし

今年の優勝を大きく左右する東京ドーム3連戦の初戦は、両チームとも勝ちきれず引き分けとなった。首位のヤクルトは3対0で中日を下して、ゲーム差を広げた。

ヤクルト村上宗隆選手は中日大野雄大投手から37号2ランホームランを放ち、ゲームを決めた。高梨裕稔-清水昇-マクガフの完封リレーで、下位チームを危なげなく下し、首位チームに相応しい勝ち方だった。

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ミスの多い巨人と阪神

首位を争う両チームにしては、ミスの多い試合だった。

弱者同士の試合といった感じで、このままでは今年も日本シリーズで、セ・リーグの代表は4タテを喰らってしまうのではないかと、心配になる内容だ。

阪神の目に見えないエラー

阪神は守備に難がある。

ヤクルト阪    神巨    人
577641
セ・リーグのチームエラー数
ロッテ楽    天オリックスソフトバンク
54506543
パ・リーグのチームエラー数

首位を争っているチームにしては、エラーが多く76個だ。甲子園が土のグラウンドということが、要因の一つと考えられるが、ホームゲームで43個、ビジターで30個という内訳を考えると、技術不足によるエラーの多さが否定できない。

更に目に見えないエラーも、散見される。特に昨日は殊勲打を打った選手が、2塁上でガッツポーズをしている間に、相手の送球ミスを見逃し3塁へ進塁するチャンスを逸した。監督自らガッツポーズを推奨しているようだが、ガッツポーズは自然と出るもので、チームをあげてやるようなものではないと思う。心が高ぶって思わず出るものなら結構だが、控えめにするのが相手に対するレスペクトだろう。

このシーンで、ノーアウト3塁と2塁とでは大きな差だ。ここで3塁に進めていたら、阪神の勝ちの可能性はアウトカウントから単純に考えて、1.5倍になっていた。

この点に関しては、巨人のワッショイポーズもあまり好みではありません・・・

そして9回裏の近本光司選手のミスも大きかった。俊足の近本選手は十分に打球に追いついていたが、2ベースを許してしまった。

もっと9回裏は、楽に終われたはずだった。

流石の守護神スアレス投手と不調のビエイラ投手

そんな悪い雰囲気の中で、抑えきれるスアレス投手は素晴らしかった。

不運なヒットも出てしまう中で、6打者に対して18球で抑えてしまうのは、地力に勝っている証拠だろう。

巨人の抑えのビエイラ投手が対象的に、フォアボールで自滅しかかり、6打者に対して28球を要してしまったのはいただけない。連投が続いた時にパフォーマンスが落ちるのも、無理はないだろう。これについては残念ながら地力の差としか言いようがなく、巨人の優勝を阻害する一番の要因になってしまうかもしれない。

巨人の走力は大きな弱点

ヤクルト阪    神巨    人
6610062
66.0%79.4%71.0%
盗塁個数と成功率
ロッテ楽    天オリックスソフトバンク
100443873
77.5%58.2%63.3%73.0%
盗塁個数と成功率

巨人は盗塁が極端に少ない。これは主力選手の高齢化が一番の原因だ。パ・リーグでもソフトバンクが同じ様な傾向に陥っている。

巨人は松原聖弥選手の13個が筆頭で、次がお休み中の梶谷隆幸選手の11個だ。成功率もかなり悪い。

阪神は中野拓無選手が23個、近本光司選手が22個を決めており、成功率も79.4%と高い。1番2番で43個と理想的な打線だ。

ヤクルトも塩見泰隆選手が20個を決めており、次はなんと村上宗隆選手の12個だ。山田哲人選手が故障さえなければまだまだ走れるポテンシャルはあり、巨人の走力とは段違いの実力がある。特に1番バッターが、若く走力が有ることは大きな強みだろう。

ヤクルト塩見泰隆選手は売出し中  原監督の松原聖弥選手への檄

巨人の吉川尚輝選手と松原聖弥選手も走力はあるのだが、盗塁の技術が劣っているのだろう。特に速いカウントでのスタートが出来ないのが大きな弱みで、癖などを掴む分析班と、スタートの技術を教えるコーチの力不足ではないだろうか。

代走のスペシャリストと昨年は持て囃された増田大輝選手も、今年は不調で盗塁はまだ7つだ。昨日も9回裏でスタートが増田選手らしさがなく、本塁で憤死してサヨナラのチャンスを逸してしまった。守備側の中野選手を褒める向きもあるが、代走だけで生き残っていこうとする選手にしては物足りない。走力が衰えているならば技術の向上が必要で、結果が残せないならば湯浅大選手などの若手を育ててもらいたい。代走のスペシャリストはそれほど、シビアなポジションだと思う。

巨人VS阪神 ~色褪せた気がする伝統の一戦~

ヤクルトも含めてもっとレベルの高い争いで、自力をつけてほしいですね。

そして日本シリーズでは良い戦いができるように望みます!

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