悪気はないのに嫌われてしまうゴルファーの特徴 上級者も危ない

仲間内のゴルフではマナーについて適度な指摘があるので、ある程度の自浄作用が働きます。しかし最近は一人予約ができるネットなどが登場し、一人でも気軽に予約できるゴルフ場が増えてきました。また、会員権などを購入して少し上達してくると、4人集めることが面倒になり、一人予約で他のメンバーさんと組み合わせでラウンドすることが増えてきます。そんな時に時々見かけるのが、マナーなどが悪いゴルファーです。2度と回りたくないとは思いませんし、私は当人に直接注意することはよほどのことがない限りありませんが、だいたいそういう人は改善されずに同じ曜日には見かけなくなります。これは推測ですが、そういうプレイヤーの何割かは、厳しい指摘を受けて同じ曜日に予約するのが嫌になってしまったのかもしれません。

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注意する人達はご年配のメンバーさんが多い?

注意してくれるゴルファーは年配の上級者が、兎に角多いと思います。これはそのメンバーさんの個人個人の長い経験上で、許される範囲と許せない範囲があるようで、ラウンド中にはっきりと注意しているのを耳にします。言っていることは極めて正論で、私自身も気になっていることが多いので、本人のためにもなると思います。年配のゴルファーも我慢していないわけではなくて、注意されているのがよほどの事と思うケースが大体です。中には同伴競技者のマナーの悪さを我慢するためにカートにも載らずに、次のホールにどんどん先に歩いて行ってしまう姿を、後ろの組から見かけることがあり、「あぁ、我慢しているんだな。」とか、「多分あの人とはペースが合わないんだろうな。」とか、見ておもってしまいます。

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マナーに厳しすぎる人とは回りたくない

ただ、中には同伴競技者に求めることが厳しすぎるメンバーも、中にはいます。私もティーイングエリアでの待ち時間での素振りを注意されたことがあり、気になるならと控えたことが有りました。そのメンバーさんと複数回ラウンドする機会があったのですが、私以外のメンバーさん数人にもラウンド中に細かいことを何度も注意しており、ちょっと煩すぎて次からはこの人とは回りたくないなと思ってしまいました。

多分後者のようなメンバーさんと、マナーが極めて悪いゴルファーが一緒にラウンドすれば、とんでもない雰囲気になりそうで、楽しいラウンドにはなりそうもなく、逆の意味でマナーに厳しすぎる人とは、あまり回りたくないと思ってしまいました。

やっぱりスロープレーは嫌

本人には全く悪気はなくても、最も嫌われるのがスロープレーでしょう。しかもルーティーンが異常に長い人は、本人には決してスローではなく、毎回のことなので始末が悪くなります。最近関わった人で特徴的だったのは、毎回のルーティンの中で、素振りの前にラジオ体操のように両手を振り上げる運動を2回する人でした。その後にも入念な2回の素振りと長いアドレスの静止時間があるので、待っている我々も息がつまります。(笑)特にアドレスでの静止が長いと、待っているメンバーも物音を立てないように息を潜めていますので、本当に疲れます。最後の方は疲れてくるので、私はアドレスの間中、他の方向を眺めているようにしてしまいました。

他人のラインで動き回る

グリーン上で他人のラインを踏まないようにというマナーは広く周知されていますが、他人のパットの時に、ラインの延長線上で動くのは避けたほうが良いと思います。厳しめの人になるとホールを挟んだ延長線上にいることだけでも嫌う人がいますし、ホールの反対側の延長線上のグリーン外で静止しても嫌がる人もいます。できれば背中側の見えないところに位置したいものですが、距離の長いときには時間的にも難しいので、延長線上は少なくとも避けたほうが良いかもしれません。先日ご一緒した人は、ホールを挟んだ延長線上のすぐのところで、パターの素振りをしていました。もう一人は私がラインを読んでいる眼の前を、ブツブツつぶやきながら歩いて行って気がついて謝っていました。私は素振りの方は、動かないようお願いしました。呟いて横切られたのは思わず笑ってしまいました。(笑)ブツブツ呟く人は、結局80台の前半で回って来たので紛れもない上級者ですが、マナーは上級者とは言えないでしょう。

両名ともベテランのキャディさんがやんわり注意していたのですが、悪気のない人達ですので、同じことを繰り返すのではないかと思います。あまりにプレーに集中しすぎると、周りが見えなくなり双方が嫌な思いをすることになりかねません。

上級者ほどマナーには注意を

ゴルフが下手なうちは、それほど厳しいことを言う人はいないと思います。多少他人に迷惑をかけても、多少プレーが遅くても、優しい目で見てくれる人がほとんどです。しかし、初心者を脱して中級者や上級者になれば、他人の目は厳しくなることは間違いありません。グリーン上のマークの置き方一つについても、上級者はみられています。ドロップがルールどおりではなかったり、ワンクラブレングスが長すぎるなど、今まで許されていたものが、急に厳しい目で見られるようになります。特に若いプレイヤーがガンガン飛ばしているときは、年配のゴルファーは厳しい目で見ている時があるので、一層の注意が必要だと思います。親切心での注意も、素直に受け取れない場合も有りますので、まず自らを律すると良いと思います。

競技の場合は特に注意が必要

私自身も気が付かないうちにマナー違反をしている場合もあり、時々同伴競技者に聞くことがあります。特に競技などに出る場合は、後から問題にされたくないと思うので注意が必要だと思います。ハンデが良くなりクラブ内で有名になると、嫉妬ということも有りえますので、一層襟元を正す必要がありますね。

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