海外のゴルフ旅行で予約する時に失敗しないための6点の選ぶポイント

海外でゴルフをするためにまとまった休暇を取る人は多い、中には仲間の分の計画や予約を任されて、苦労している人も多いだろう。1週間ほどの予定で行くならば、往復の航空券の費用や時間のことを考えると東南アジア一択となると考えられる。

そんな悩まれる方に注意点をお伝えしたい。ポイントを抑えることで予約の方向性が決まり、仲間からも同意を得ることができると思う。

目的地は何処か

東南アジアにはゴルフ天国が多い。シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンなどが比較的ゴルフの環境は優れている。中でもシンガポールとタイは安全性等の面で優れており、お勧めの国だ。

シンガポール

もし旅行メンバーに女性がいるなら、断然シンガポールがおすすめだ。

ゴルフ場の質も高いレベルで安定している。

淡路島ほどの大きさの島国なので移動に時間がかからず、治安が良いので女性だけで行動しても安全性が高い。食事も和洋中にローカルフードと多彩である。ゴルフ以外では観光スポットもあり、またブランド物の買い物施設も充実している。なにより施設は清潔で日本人好みだ。何処でも英語が通じるのも大きな利点だ。

タイ

男性だけでゴルフに没頭したいならタイがおすすめだ。シンガポールと比べてもプレーフィーは圧倒的に安い。

ゴルフ場の質は概ね高く、プレーフィーをケチらなければ間違いはないと思われる。

タイと一言でいってもとても広いので、時間を有効に使うならばバンコクに滞在して複数のコースを楽しむ方がコスパが高い。

食事は和洋中とレベルが高い。ローカルフードは安くて美味しいのでファンが多いが、連日となるときついので、そんな時は日本食がお勧めだ。他の国と比べてもレベルの高い日本食が、日本よりも安価に楽しむことができる。

ゴルフ場選定に注意すること

海外のゴルフ場に関しては情報源が限られており、現地の駐在員に知り合いがいれば一番良い。予約時に注意することは以下の6点。

兎に角移動に時間がかからないところを選ぶ

海外では交通状況が安定しない。シンガポールの場合は島内だけで全行程を終えることができればいいが島内のゴルフ場は比較的プレーフィーが高い。マレーシアのジョホールバル等を選択肢に入れて考えると、移動時間が長くなる。

タイの場合は選択肢が非常に多い。バンコクを起点に考えると車の移動が基本となる。朝の時間帯であれば90分もあれば、かなり多くのゴルフ場に行くことができる。しかし気をつけてほしいのは、交通事情が日本ほど安定していないところだ。交通マナーは日本より悪く事故も多い。渋滞も読めないのでできれば60分ほどで行けるところを選定するゴルフ場をおすすめする。旅先の場合は時間が何より貴重であり、安全も考慮しなければならない。

コースレイアウトや芝の状況

年中高温多湿の東南アジアは芝の育成が比較的容易だ。シンガポールの島内であれば殆どのコースは状況に良い。タイも芝の状況は上々だ。またタイのコースはフラットで池を取り入れたコースが多く、アップダウンが激しいなどと言うことはまず無い。あまり気にする必要がないと思う。コースレイアウトは質の高いものが多く、不満が出るコースは少ないだろう。

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食事について

これは何処のコースもローカルフードが安く、余り値段や味を気にする必要がない。むしろゴルフ後の食事がメインであるので、ゴルフ後の食事とのアクセスを留意したほうが良い。朝食もゴルフ場で取ることができる。特にタイのゴルフ場では中華風のお粥をおすすめする。旅行の疲れや前夜の食事が重かったときには、非常に助かる一品で安価なのも嬉しい。毎日ゴルフ場で朝食をとれるならば、ホテルは朝食抜きにしてもらい、料金を割り引いてもらうことを考慮したい。

昼食はプレー後にゴルフ場で取ることをおすすめする。質の高いローカルフードが安価で楽しめる。夜に観光スポットで取るよりも質の安定した安価な料理が楽しめて、ぼられる事がまず無いのも安心だ。

日本食が出せることをアピールしているゴルフ場もあるが、積極的にはお薦めしない。

シャワーや浴場

大浴場を望むことは難しい。むしろシャワーをさっと浴びるのが王道だ。プレーはスルーが基本なので、プレー後にシャワーを短時間で浴びて昼食を楽しむほうが効率的だ。往復は運転手付きの車が多いので、ビールを楽しむことができる。シンガポールもタイもマッサージが充実している。特にタイ式のマッサージは安くて気持ちがいいので、プレー後と夕食の間に入れると時間を有効に使うことができる。余り拘る必要ないポイントだ。

プレーフィーについて

相場から余りにも高いコースは敬遠したほうが良い。どんなに高級なゴルフ場でも日本と比べて安いのが基本だ。あまりにも安いゴルフ場も危険だが、高すぎるのは中間搾取が激しいと思われる。シンガポールで言えばSICCやセントーサ、タナメラ、ラグーナなどが高級ゴルフ場だが日本でプレーする高級ゴルフ場よりも遥かにコスパが良い。タイではナワタニ、アルパインなどが代表的だが、その他にも良質なコースは多く1週間程度では回りきれない。

スタート時間について

可能な限り早い時間をおすすめする。朝の渋滞を避ける事ができる。交通量が少ないので危険を避けることができる。また早い時間にスタートできればプレーも早く終わり、酷暑の時間帯を避けることができる。旅行の行程をスムーズに進め、時間を有効に使うためには早い時間帯のスタートが絶対だ。朝の6時からスタートできるゴルフ場もあるので、できるだけ早い時間をリクエストしたい。

海外でのゴルフは不安やリスクもあるが、日本では味わうことができない開放的な雰囲気が楽しめる。コースも日本よりもフラットで左右の余裕もあるので、日本で小さなゴルフを強いられている人は豪快なプレーを楽しんで欲しい。

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