1月は毎年恒例のように2大海外ブランドのテーラーメイドとキャロウェイが新作ドライバーを発表します。You Tubeなどを見ていると、必ず両社の新作のCMが流れてきます。また、いろいろなユーチューバーがこぞって試打動画を上げており、私自身も大変楽しみに見ています。ただ、だからといって新作のニューモデルをいち早く購入するかといえば、絶対にしない行為です。
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新作の評価は良いに決まっている
新作のクラブはドライバーに限らず、前作よりも良い評価が出ます。辛口と言われるユーチューバーさんでさえ、出たての時に買い替える必要がないと言い切るのはとても難しいでしょう。ユーチューバーさんが試打するためには、メーカーさんの協力が大変ありがたく、簡単に言えば試打のために試打クラブを借りてくる必要があるからです。せっかくメーカーさんが協力してくれたところで、酷評することは大変難しいのは、誰でも判ることでしょう。また、スポンサー付きの動画やショップ系の動画も同様で、酷評すれば売れ行きに悪い影響が出ますし、なによりもメーカーさんとの関係を傷つけかねません。こういった状況下で辛口の評価を新作モデルにつける事は極めて難しく、少なくとも購入意欲を掻き立てるものになるはずです。
ただ実際には、前作より悪いものができることも少なく、そこはメーカーさんの努力を認めるべきで、必ず改善点は有るはずです。
買い替える程良いかどうか
買い替えるためには、コストとの見合いになるでしょう。もし前作を持っていながらニューモデルを買うのであれば、前作を手放してから買うことはリスクがあるので、前々作当たりを手放すことになるでしょうから、買取価格はあまり期待できません。そうなると前作と買い替えるほどの大きな違いが有るかどうかは、素人には非常に判断が難しいと思います。ショップで試打を試されることも有るでしょうけれども、1度の試打では信用ができず、結局真価はラウンドしなければわからないかもしれません。
PINGは前作を上回らない限り新作を出さないことで知られていますが、PINGのアイアンはなかなか新作が出てきません。
私はテーラーメイドとキャロウェイを主にドライバーでは使いますが、1年で大きく変わるのは、デザインとかすかな味付けだけで大きく性能が変わるとは思えません。ただ、デザインは構えやすさにもつながり、色味は個人の好き嫌いも有るので、重要だと思っています。やっぱりカッコ良いデザインは、やる気にさせてくれますから（笑）。
評価が安定するのは半年後
少なくとも半年しないとニューモデルの評価は安定しないと思います。You Tubeなどでは上半期の格付けや、年間の格付けなどが半年毎に様々発表され、一定の物差しにはなると思います。またドライバーのマークダウンは、半年後には予備動作が始まるので、そこをめがけて情報収集するのは決して間違いでは無いと思います。
新作が出てしまえば、前作の評価は安定します。正直なユーチューバーであれば、新作と比べて前作を酷評するようなことはまずありません。You Tubeにはそのユーチューバーの前作の発売時のレビュー動画も残っているはずで、極端なことは言えないと思います。
マークダウンを狙うときの注意点
マークダウン品は、かなり長い間売られています。特にネットでは多くのマークダウン品を見ることができます。ただ気をつけなければいけないのは、好みのスペックが確実に手に入るかどうかが微妙です。人気のスペックだったり、逆にレアなスペックだったりは、早々に無くなってしまうことが有るからです。
「まだ下がる・・・」と睨んでいると、ある日突然無くなってしまうことは十分に考えられるので、見極めは必要だと思います。
中古品には注意
中古品はなかなか評価が難しいと思います。大手のショップであれば、ある程度は信頼できますが、個人取引では偽物が紛れている場合や、粗悪品がある場合が有るはずです。
また、グリップなどは癖がついてしまっている場合があるので、交換が必要な場合もあります。また、手入れが悪ければスチールシャフトからサビが浮いてくる場合も有るでしょう。中古品と言っても前作であればそれほど安く買えるわけではなく、マークダウン品のほうが安心できると個人的には考えています。
格安のものをリスクを承知の上で買う場合は別ですが、長く使うつもりであるならば、中古品は見極めが非常に難しいと思います。
特にウェッジなどはフェイスやソールに癖がつきやすく、私は絶対に新品を買います。もっとも一番消耗するのはドライバーよりもウェッジなので、買い替え頻度も一番はウェッジになります。ドライビングレンジでも、ゴルフ場のアプローチ練習場でも、そして家でも一番握るのはウェッジなので、ウェッジは自分で育てるつもりで新品を買っています。
このあたりは議論の少ないところではないでしょうか。
