ゴルフコンペの幹事さんへ 失敗しない賞品の選び方 おすすめ

最近は本当に少なくなったゴルフコンペ。接待のために顧客を招いて大規模にやるものから、社内コンペや親しい者で集まるコンペなど様々な形態があります。私も様々なコンペに参加させていただきました。回数で言えば3桁は楽にいっています。また、様々なコンペの幹事もやってきました。会社重役同士の超高級接待コンペや、業界団体のコンペの持ち回り幹事。社内コンペはもちろん、仕事を離れた友人たちとのコンペや海外での日本人の集まりのコンペなど、本当に様々なコンペの幹事をしてきました。そんな経験を積み重ねる中で、賞品の選び方にはこだわりが少しずつでてきました。その経験を生かした商品選びは、評判が良かったので、ここで書き留めておきたいと思います。

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ゴルフクラブとゴルフバッグ

優勝賞品というとゴルフクラブやゴルフバッグが良く出てきますが、これはあまりお勧めしません。特にドライバーなどは人によって好みがあるので、特に中上級者が優勝した場合は、笑顔で受け取ってくれても、内心では全く喜んでいない場合が本当に多いと思います。流行りのパターぐらいであれば、まだ喜ばれるケースもありますが、予算的に喜ばれるようなパターは難しいと思います。

次にゴルフバッグですが、これはピンキリであまり廉価なものは考えものです。また色味の趣味が難しいこと、女性が優勝した場合などは、幹事の評価がガタ落ちになる可能性があります。参加のメンバー構成などを考えて十分に検討する必要があると思います。

コンペの優勝賞品は家族の喜ぶものを

優勝賞品やブービー、2~3位などの賞品は、持ち帰って家族が喜ぶものをおすすめします。渡した時に本人はあまり喜ばないかもしれませんが、持ち帰ったときの家族の喜びようは格別なものがあります。私の経験では高級洋菓子や高級フルーツ、牛肉のセットなども大変受けが良かったと思います。

休日にコンペに出かける場合、朝早く小さくなって出かける家族持ちにとって、優勝賞品で家族が喜んでくれる姿は何よりです。使わないクラブやバッグを持って帰るより、どれだけ気分が良いでしょうか。家族が喜んでくれれば、次のコンペへの参加のハードルは、格段に低くなります。また、クラブの買い替えも少しは難易度が下がるというものです。

独身であっても、職場の女性などに分けてあげれば、受け取る方も期が楽ですし、好感度があがります。

私はフルーツなどを貰ったときは、職場の部下や幹事さんなどに少しづつ持って帰ってもらいました。ご本人たちがどれだけ喜んだかはわかりませんが、使わないゴルフバッグやクラブを家においておくよりはマシです。使わないクラブを友人同士のコンペで賞品として出すことにもなりかねず、負の連鎖が止まらなくなります(笑)。

ニアピンとドラコン

ニアピンとドラコンは、数が多く出るので、ボールを1スリーブということが多いのではないでしょうか。同じものをある程度揃えるためには、ゴルフボールの選択は間違いないと思います。ただ予算の問題で、選ぶボールがあまりに安いものになってしまうと問題です。ニアピンやドラコンなどは小規模なコンペでは、上級者が複数取ることが多く、上級者は廉価なボールを喜びません。同伴した競技者の一番ボールをなくした人や一番若い人に、その場で譲ってしまっている場面を良く見ます。取引先のコンペなどでは上級者に仕事上のキーマンがいる場合も少なくなく、できれば本人に喜んでほしいものです。

以前、私は予算が苦しいときは、2個セットのボールを選んで渡していました。最近は2個の箱入りを見かけませんので、ここは少し手間がかかりますが、ボールを2個を小さな袋に入れてリボンで結んでお渡ししてはどうかと思います。上級者でもタイトリストのプロV1などは必ず喜びますし、初心者であっても大切にしてくれるはずです。廉価な物を1スリーブ渡すよりは評価が必ず上がるはずだと、個人的には信じています。

その他の賞(飛び賞)

10位15位などの順位賞は運だけですので、それほどおかしなものでなければ良いのではないでしょうか。仲間内のコンペの場合、不要なゴルフ用品を持ち寄ることもありますので、そこまでは幹事さんの責任ではないと思います。貰った方も順位賞であれば、たとえ自分の好みではなくても、受け入れることができるでしょう。公平を期すために中身を見せないまま順番に本人に選ばせる事を選ぶ幹事さんも、少なくなかったと思います。私はアメリカの野球場の大きな額に入った写真をもらったことがあり、ゴルフとは全く無関係の賞品でしたが、それなりに喜んだこともありました。所詮は運だけの賞品です。そこまで幹事さんが過剰な気を使うことは、無くてもいいのではないでしょうか。

幹事さんにはいつも感謝を

仕事上のコンペであっても、幹事さんには感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思っています。不慣れな幹事さんもたまにはいますが、やっていただけるだけ有り難いと思いたいものです。

仲間内のコンペであれば幹事は持ち回りのケースが多く、あまり幹事さんに厳しい要求をすれば、コンペ自体が寂れていってしまいます。経験のある方は特に率先して見本を見せるなり、優しくアドバイスを送るなり、協力していきたいものですね。

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