ドレスコードを守れないゴルファーたちと 男子ゴルフツアーの不人気

ドレスコードが度々話題になるゴルフ場ですが、夏場は特に問題になります。

特に問題になるのが男性の短パンとハイソックスの組み合わせです。

格式高いゴルフ場ではハイソックスが義務付けられていますが、徐々にハイソックスを義務付けないゴルフ場が増えてきたと思います。

プロゴルファーのウェアを見ていても、ハイソックスを着用せずにスニーカーソックスを着用しているゴルファーが多くなり、それがアマチュア側にも影響していると思います。

安全面を考慮してハイソックスの着用を

私自身は若い頃は短パンに普通のソックスを着用していました。しかし、ヤブに入った時に蚊に刺されたり、ブヨに噛まれたりするリスクが有るため、虫よけのスプレーを使用していました。しかし、リスクは他にもあります。蛇に噛まれるリスクは少なくありません。また転倒時には怪我を軽減してくれる可能性が高くなります。

特に東南アジアでプレーするときは、危険が増します。東南アジアでは蚊が媒介するマラリアやデング熱は、決して珍しい病気ではありません。また、コブラやグリーンスネークなどの毒蛇の存在もあり、半ズボンは危険です。私自身もホールにコブラが入っていたことを経験しており、半ズボンの危険性を認知しました。考えてみればあれほど暑い東南アジアでも、地元のキャディさんは長ズボンを履いていており、危険性を認知していたものと思います。

女性ゴルファーは他人の目を気にしている

例えば女性ゴルファーが年齢不相応なミニスカートを履いていたら、男性ゴルファーはどう思うでしょうか。

若い女性ゴルファーではあっても、太りすぎて不健康な足を見せるようなファッションであれば男性ゴルファーはどう思うでしょうか?

また、若いスタイル抜群の女性ゴルファーが、超ミニスカートを着用していたら、目のやり場に困ると思います。あまりに露出度が高ければ、苦情が入るかもしれません。

男性ゴルファーの女性ゴルファーに対する目は厳しいので、女性ゴルファーはとても服装を気にしています。少なくとも私の所属しているゴルフクラブの女性会員さんは、ファッションに無頓着ということはなく、気を使っていらっしゃると思います。

他人の目を気にしない男子ゴルファー

女性ゴルファーの気遣いと比べると、男子ゴルファーは他人の目を気にしない人が多いと思います。中には常にダンディーに決めていらっしゃるメンバーさんもいます。しかし、無頓着なメンバーさんがいることも事実です。

短パンの話に限れば、大して鍛えてもいないシミだらけの足を、無駄毛の処理もせずに晒すのはどうなんでしょうか?

プレイ中だけではなくレストランでも、年取った足や、不必要に脂肪の付いた足を見たくはないでしょう。同性の私でも思うのですから、異性から見ればもう少し気を使ってほしいと思うはずです。

男なんだから外見よりプレイが大切と主張する向きもあるでしょう。

しかし、今男子ゴルフツアーが視聴率がとれず、女子ゴルフツアーが人気絶頂なのはその辺りにも原因があるはずです。

男子ゴルファーの真っ黒な髭面を見るよりは、着飾った女子ゴルファーをお茶の間が求めるのは当然の成り行きだと思います。男子プロも容姿やファッションを大切にしなければならないことを、誰も教育できない現状が問題なのではないかと思います。

アマチュア男子ゴルファーの服装に対する意識が改善されないのは、その様な男子プロゴルファーにも問題があると思います。

男性ゴルファーには、もっと見られているという意識を持ってもらいたいと思います。多少歳を取ってきても、服装に気を使っている、お洒落なゴルファーさんは数多くいらっしゃいます。一方で肥満した腹部を突き出して、半ズボンに生足では、あまり格好良いものではありません。暑いからという自分の欲求だけではなく、他人から見られてどう思うかを、もう少し考えてほしいと思います。

ファッション性の高いゴルフをもっと楽しもう

歳を取ってくると体に自信がなくなります。筋肉が落ちて脚が細くなってしまい、遠くから見ると、か細くて見るに耐えない場合もあります。逆に肥満した脚ですね毛が濃ければ、女性ゴルファーは目を背けたくなるかもしれません。

ドレスコードはそういったことも考慮して作られているはずです。

半ズボンでハイソックスを着用しないゴルファーは、他人から見ても不快にならない脚を自信を持って晒しているということを自覚しているのでしょうか?

ゴルフクラブには惜しげもなく資金を注ぎ込んでいるのに、ファッションにはあまり気を使っていないゴルファーは数多く見かけます。

女性ゴルファーがあれ程気を使い、男性ゴルファーは女性の服装に厳しいのに、男性ゴルファーの中には見られているという意識が乏しい方が多いと言わざるを得ません。

ハイソックスの意味合いを理解してなお着用していないならば、相当御御足に自身があるということなのでしょう。

しかし、見るに堪えない人は確かに存在します。お互い気をつけましょう・・・

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