最近のゴルフ人気は3密を避けるという事から火が付いたなんて話もあるけれど、コロナ収束後も当分続きそうな気配だ。
なんといっても女子プロゴルフの注目度は高く、下位ツアーのステップアップやプロゴルファーになりきれない、またはステップアップツアーでも活躍できないプロゴルファーを集めて、シュートアウトを行うゴルフサバイバルなんていう番組も人気があるようだ。
そんな女子プロゴルフは海外での活躍で、実力の高さを発揮しており、渋野日向子選手や笹生優花選手が海外メジャーを制覇した。また、東京オリンピックでは稲見萌音選手が銀メダルを獲得して、日本中が盛り上がった。
今年になって松山英樹選手がマスターズを制するなど、男子プロゴルフも人気が復活すれば、ブーム再到来の可能性もあるが、どうだろうか。
会員権相場の上昇
バブル崩壊から低迷を続き得てきたゴルフ会員権だが、少しずつ回復基調に乗ってきたようだ。バブル崩壊とともに問題の有るゴルフ会員権は淘汰されるなどして、現在市場に流通しているゴルフ会員権は適正価格、もしくはお買い得とも言えるマーケット状況かもしれない。
会員権購入のデメリット
会員権購入の資金
しかしある程度のクオリティーを求めると、会員権を購入するのには纏まった費用が必要だ。特に首都圏では長期で使用ができるものを購入するとなると、高級乗用車が買えるほどの資金が必要な場合が多い。安さに妥協して購入すると、結局は長く使用ができずに無駄な買い物になってしまう場合があり、注意が必要だ。
ランニングコストも必要
会員権購入後は年会費がかかることを忘れてはいけない。安いところでは年間2万円から、高いところでは10万円を超えて、100万円なんてコースまである。使えないコースを安いからといって買ってはいけないのは、ランニングコストのためでもある。
会員権が不要な現状
最近はネットを使用すると簡単にゴルフ場が予約できる。直前の予約でも大概の場合は、一組ぐらいは抑えられるだろう。しかもリーズナブルな値段でプレーできるコースは多く、コースも一定程度の質が担保されているコースが多い。こんな状況であればたとえ首都圏でもゴルフ会員権の必要性は落ちてくる。また以前は、一人予約の組み合わせでのプレーを望んだ場合、ホームコースがないと難しいという状況があった。しかし、最近では一人予約のネット予約もプラットホームが整備されている。
実際に予約サイトを見てみると、1万円以下で良質のコースが予約できる。一緒に周る予定のプレイヤーの自己紹介などもあり、安心できる作りになっている。セルフのラウンドが基本だが、中には早朝スルーの予約などもできて、昼食の時間などを省くことができて有り難い。
プレー本位のエンジョイゴルファーにはとても有難い現状だ。
この状況が広まれば、更にゴルフ人気が復活するのではないかと期待してしまう。
会員権取得のメリット
ゴルフ上達の後に来る会員権の必要性
エンジョイゴルファーといえども、やはり良いスコアーでラウンドしたい。
気軽にラウンドできて場数を踏めば、スコアーも改善する。特に実戦が多くなれば、アプローチやパットも自然と上達し、ラウンドがますます楽しくなってくるものだ。
そうなると会員権が欲しくなる。何故か?
既知のコースを攻める
プロも練習ラウンドを行い、攻め方を考えて本番に望む。
ある程度のショット力がつけば、コースを戦略的に攻めることができるようになる。当てることに精一杯だった時から、楽しさは飛躍的に増える。同じコースを何度も攻めるようになると、コースマネイジメントが楽しくなり、ラウンドを反省するようになる。何度も戦略を考える内に18ホールを思い浮かべながら、今度はこっちから攻めてみようなどと考える。こうなると戦略性を必要とするホームコースが欲しくなる。多少難しいコースを攻めたくなるのだ。
競技にも出たくなる
腕前があがればハンディも改善したくなるだろう。公式ハンディを取得するならば、競技会に出るのが手っ取り早い。
また、上級者と廻ることができるようになり、刺激も受け、更には勉強にもなる。
上級者にもいろいろなタイプが居る。飛距離が桁違いに出るプレイヤー、ショートゲームが素晴らしいプレイヤー、ショット力はそれほどでもないがなんとなくスコアーを作ってくるプレイヤーなど様々だ。
You Tubeなどでいろいろな動画で勉強はできるが、実際に一緒に回ると体験できる。この差は大きい。
仲間ができる
仕事を引退した後、ゴルフ場での付き合いは有り難い。
仕事や家庭とは隔絶されたコミュニティーを持つことは、実はなかなか難しい。
首都圏でリタイア後も生活をするのであれば、会員権は良い投資かもしれない。
別荘を持つよりは現実的だ。
今ではなく、少し先のことを考えた時に会員権は必要になるかもしれない。そして今が絶好の買いどきかもしれないのだ。
プレイスタイルの変化が鍵になるかもしれないですね。