巨人4番岡本和真選手の成長 名実共に新しい時代のキャプテンの言葉

ジャイアンツの岡本和真選手の成長が止まりません。9月1日現在でホームランは35本で、ほぼキングを手中にしました。打点は牧秀悟選手に続く84点で、二冠王も見えてきました。WBCの活躍で一皮むけたように見えた岡本選手ですが、今シーズンを通して安定した活躍を見せ、名実ともにキャプテンとして存在感を増してきました。

コメントに見る岡本和真選手の成長

以前はチャンスに打順が回りそうになると、ベンチで消極的な発言があったと、今村信貴投手がコメントしていました。インタビューでもはぐらかすような言葉が多く、なにか頼りない感じがしたのですが、年齢とともに岡本選手のインタビューも頼もしくなってきました。

8月27日の巨人対阪神戦で、ジャイアンツがやられっぱなしの天敵・伊藤将司投手を攻略した一戦のヒーローインタビューで、「ずっとやられてましたし、なんとかオレに回してくれと思ってたんで。まぁ、打てて良かったです」と、コメントしてくれたんです。これは今までにない発言で、ジャイアンツファンを喜ばせてくれたと思います。

先代のキャプテン坂本勇人選手も背中で引っ張るタイプのキャプテンで、坂本選手は言葉で引っ張るということに疑問を感じるコメントを残しています。

後任である岡本選手も、ずっと坂本キャプテンが引っ張るチームの中で成長してきただけに、就任当初は言葉少なく背中で引っ張るタイプのキャプテンだったと思います。

ヒーローインタビューでも、はぐらかすような受け答えが多く、ユーモアは感じるものの、ファンが欲しがるような熱いコメントはしない選手でした。今村投手によれば、チャンスに回ってきそうになると”、どうしよう、どうしよう”と、落ち着かない様子だったようですが、8月27日のヒーローインタビューでは、正反対のコメントをしてくれました。

試合中の凡退後も悔しそうな感情を隠さなくなり、ファンとしては岡本選手が打てないのならば仕方がないと思えるようになってきました。

凡退後の背中にも悔しさが溢れており、背中で語れるようになってきたのではないかと思います。言葉を発すること無く黙々と役割を果たすのが、リーダーではありません。それだけでは普通の一選手です。言葉を発さなくても、背中で何かを訴えられるのが背中で引っ張るリーダーだと思います。それはやはり人一倍の努力や心構えによって、認められるものだと思います。岡本選手の場合は言葉でも選手を奮い立たせてくれるようになっているようで、キャプテンとしての在り方は、既に先代の坂本キャプテンを超えたのではないかと思います。

WBCでの大谷翔平選手の与えたもの

岡本選手は高卒ルーキーの浅野翔吾選手に関してもインタビューで、食事について「僕自身、外に出ないので遠征先とかでも出ないので行っていないんです。連れて行ってあげたいと思うんですけど、ちょっといざそうなると…」と、コメントしています。

これは遠征先で外に出て外食することが、半ば常識になっているジャイアンツの現状を表していると思います。WBCで活躍したヌートバー選手が大谷選手を食事に誘って、断られたことが報道されていましたが、岡本選手が遠征先で外出しないことが、ある意味正当化されたのではないでしょうか。そのためインタビューでも堂々と外出しないことが言えたのだと思います。

逆に言えば遠征先でお決まりのように食事に出かける習慣に、疑問を投げかけることになったと思います。大谷選手の例を出すまでもなく、遠征先でコンディションの向上を妨げる食事や外食は避けるべきです。ニューヨークで外出したことがほぼ無いとコメントした大谷選手には驚きましたが、逆に言えば遠征先で羽目を外してコンディションを崩すようでは、大谷選手にはいつまでも追いつけないということです。

遠征先での外出が全て悪いとは言えませんが、浅野選手をはじめとする若手には、是非長い目で見て考えてほしいと思います。現役時代は短い時間で、一般の人とかけ離れた天賦の才能を活かせる時間は、それほど多くなく、大谷選手クラスであれば、時間はいくらあっても足りないと思うレベルでしょう。岡本選手もその事を感じていたはずで、WBCでの大谷選手の行動が、岡本選手の考えを裏付けてくれたのではないかと思います。

ジャイアンツの悪い伝統をなくす岡本和真キャプテン

You Tubeなどを見ていると昭和の時代のジャイアンツの選手が、とにかく遊び回っていた様に報じられています。

今のジャイアンツはどうなのでしょうか?

必要以上に外出し、コンディションを崩している選手はいないのでしょうか?

原監督をはじめとするコーチ陣たちも、良く外出しているようですから、選手も自制ができるとは思えません。

指導者も飲んだり遊んだりは時代遅れ

ファンに向かって応援よろしくお願いしますと言えるのは、誰よりも努力していると言える選手だけではないでしょうか?大谷選手がWBCで”まだまだ、応援が足りない。”と、言うことができたのは、これ以上無いほど努力しているという自信があるからに他なりません。

逆に言えば、夜遊んでコンディションが万全ではないのに、仕事帰りの人たちに応援してほしいと言うのは、ある意味不誠実ではないかと思うのです。

昭和から令和になり、野球界の常識も変わっています。どうかジャイアンツだけが悪い意味の伝統を受け継がず、新しい時代のリーダーになって欲しいと思います。

その新しい時代のリーダーに、岡本和真キャプテンは絶対になれると思います。

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