評価が上がらない巨人岡本和真の2年連続二冠王 その理由は何か?

岡本和真選手が2年連続二冠王という快挙を成し遂げていますが、今ひとつ評価と人気が盛り上がらない気がします。25歳で将来性も豊かな巨人の主砲の評価が、なぜそれほど上がらないのかを考えてみます。

スカパー!プロ野球セット

戦後の二冠王

回数 選手名 連続 三冠王
11 王貞治 4 2
6 野村克也 6 1
4 落合博満 2 3
3 松井秀喜    
3 中村剛也    
2 藤村富美男    
2 中西太    
2 長池徳二    
2 山本浩二 2  
2 ブーマー・ウェルズ   1
2 ランディバース 2 2
2 オレステス・デストラーデ 2  
2 アレックス・ラミレス    
2 松中信彦 2 1
2 岡本和真 2  
1 長嶋茂雄・掛布雅之他30人    

戦後は47人の二冠王が、生まれています。王貞治さんは11度の二冠王に輝いており、別格です。野村克也さんの6回も飛び抜けており、落合博満さんの4回へと続きます。2回は10人と多く、その中で連続を記録している選手も5人と、意外と多く記録しています。

2回の二冠王の顔ぶれを見ると、10人中4人が外国人で、日本人に比べて印象が薄くなるのは仕方ないでしょう。

別次元の三冠王

やはり三冠王は格が違うようです。王貞治さん、野村克也さん、落合博満さんは既にレジェンドで人気も別格です。松中信彦さんは2000本安打に届いていないためか、三人には及ばない感じがしますが、ホークスファンの中では別格扱いでしょう。ランディ・バースは外国人ではありながら、1985年に阪神を球団創設以来初の日本一に導いた印象は強烈で、阪神ファンのみならずファンの多い選手だと思います。

人気抜群の選手

人気球団の主力選手はやはりファンが多く、3回の松井秀喜選手、1回の長嶋茂雄選手、同じく1回の掛布雅之選手はファンがとても多い選手です。

プロ入り後即の活躍

松井秀喜選手は甲子園を沸かした選手で、後にメージャーリーガーとなりヤンキースの4番を打つなど、実績も印象も他の選手とは格別のものがあります。18歳の頃からその成長曲線を見てきたファンが多く、こういった選手は王貞治さんまで遡らないといけないかもしれません。甲子園での活躍も敬遠などで語り継がれる事が多く、現在の松井さんの価値を上げていると言えるでしょう。またプロ入り後すぐに活躍したことも、人気の秘密ではないでしょうか。このあたりは無冠で現役を終えた清原和博選手の人気にも、共通する部分が多いのではないでしょうか。

長嶋茂雄さんは当時絶大な人気のあった六大学のスターであり、プロ入り後即の活躍も人気を押し上げる要因の一つでしょう。金田正一さんとの4連続三振に終わった対決は、今でもメディアに取り上げられます。三振が語り継がれる打者は長嶋さんぐらいのものでしょう。

日本一に輝いた事実

日本一になることも、人気や評価を上げる大切な要因でしょう。4番は勝敗を背負っていると言われることが多いので、勝つことが中心打者の評価を上げることは間違いないでしょう。下位チームで個人成績を上げていくことは、相手チームのマークも厳しくなるので難しい面もあるとは思います。しかし強かったチームを支えた選手の印象が、ファンの人気を上げることは間違いないでしょう。

掛布雅之選手は関西随一の人気球団阪神タイガースの、悲願の日本一を達成させた4番打者で、人気が高いのは当然のことなのでしょう。あの年の阪神の強さは、神がかっていたとも言えるほどで、名場面が次々とあらわれます。

打線の印象 クリーンナップの価値

阪神の優勝時のクリーンナップは強力でした。バース・掛布・岡田のバックスクリーン三連発は、カラオケなどを含めると何度見たことかわかりません。あの時のクリーンナップは、いろいろな意味で強烈でした。

V9時代のONも人気が絶大でした。ある意味プロ野球人気を盛り上げた最大の要因かもしれません。

松井秀喜さんも高橋由伸さんという大卒の人気者とクリーンナップを組み、人気が上がったと言えます。ON時代を追いかけるジャイアンツファンを、久しぶりにワクワクさせた打線でした。

無冠ではあった清原選手も、強かったライオンズを、秋山・清原のAK砲で支えたことが、人気の一つの要因であった事は間違いないでしょう。

今後の岡本選手に望むもの

ここまで見てくると、岡本選手の評価や人気を上げるためには、何が必要でしょうか。甲子園での印象はあまり強くなく、プロ入り後も3年間は活躍できなかったので除外となると、以下の3つになると思います。

三冠王などの実績を積む

1つ目は三冠王を取ること。これは可能性が十分にあります。ライバルに村上宗隆選手がいるので難しいかもしれませんが、二人のタイトル争いが人気を上げるかもしれません。

日本一になる

これはやはりジャイアンツファンにとって、必要条件ではないでしょうか。2度のリーグ優勝を4番として支えましたが、日本シリーズでの印象が悪く、2年連続の4連敗は岡本選手の評価と人気を下げているかもしれません。本当の人気選手になるためには、ポストシーズンなどここ一番の活躍が大切です。

コロナ禍が収束した環境で、日本一後に銀座パレードともなれば、盛り上がることは間違い有りません。岡本選手がタイトルを取って、日本一を支えたとなれば、評価も人気も急上昇すると思います。

強烈クリーンナップをつくる

これは岡本選手だけではできないのですが。できればもう一人、岡本選手とともにジャイアンツを支えるクリーンナップ担える日本人選手がいれば、岡本選手の人気も上がるのではないでしょうか。できれば大卒の左打者が良かったのですが、一昨年の佐藤輝明選手をドラフトではずしたのが、ジャイアンツファンとしては残念でした。今の陣容であれば、秋広優人選手か中山礼都選手が長打力を身につけて、強力なクリーンナップを組んでくれれば、人気が上がることは間違いないでしょう。中山選手と強力な三遊間を組むことになればと、ファンの夢は広がります。

ファンです
ファンです

いずれにしろ岡本選手はまだ25歳。これから実績を積んでいけば評価は十分に上がります。人気もまだまだ上がっていくでしょう。今年の岡本選手にも期待です。

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