原監督続投決定 CSに向けての準備 菅野智之投手の復活

CS進出が決定するとともに、球団より原監督の続投が発表された。

同時に元木ヘッドと阿部作戦コーチの残留も決まった。ピッチングコーチの変更などこれから更に動きがあるかもしれないが、大きな動きはここまでは無いようだ。

今日の勝利と発表で選手もコーチングスタッフも、ある程度落ち着いてCSへ向かっていくことができるだろう。

CSを大きく左右する菅野投手

防御率投球回打者被安打被本塁打奪三振与四球与死球失点自責点投球数
3.195   19206101172

前回に引き続き大城卓三捕手とのバッテリーで、素晴らしい内容の投球だった。5回で72球は1イニングあたり14.4球で、前回登板と全く同じと理想的。被安打2、四球1、奪三振6と内容も安定していた。

報知新聞参照

前回登板時に大城捕手とのコンビになると、小林誠司捕手とのコンビでは25%前後となるスライダーが5.77%と極端に少なくなることを指摘させてもらったが、今回は報知新聞の調べではスライダーが1球のみで1.39%となった。実際は多少の誤差はあると思うが、スライダーが代名詞とも言える菅野投手の変容ぶりはかなり大きい。後半戦の軸となっていたカットボールが31.94%と、かなり多くなっているが、スライダーとカットボールはかなり近い球種なので、菅野投手がスライダーの曲がりを抑えて投げるコツを掴んだのかもしれない。早くから曲がり始める大きなスライダーは、打者に見極められることも多くなるようなので、菅野投手がスライダーをマイナーチェンジしたのかもしれない。何れにしろCSから日本シリーズとたま数少なく菅野投手が投げてくれれば、短期決戦ではかなり大きなプラス要素だ。

CSに向けての巨人の準備 菅野智之投手のモデルチェンジ

CS初戦まで12日間の感覚があり、初戦の先発が予想される菅野投手は13日間の間隔が開く。菅野投手クラスになれば経験も豊富なので、調整を間違えることもない。防御率は甲子園が1.29、神宮が0.00と相性も抜群で、期待度は高まる。初戦に投げれば第2ステージの第3戦には中5日で間に合う計算になる。シーズンの鬱憤を晴らしてもらう絶好のチャンスだ。

丸佳浩選手の復活

ここに来て丸選手が調子を取り戻している。

3.4月5月6月7月8月9月10月
0.2340.2290.3460.3900.1960.1570.356

月別の打率を見ると、好調と不調の波が大きく2ヶ月毎に入れ替わっている。11月も同じリズムで好調が続けば、CS、日本シリーズでかなり期待できる。

丸選手は日本シリーズで活躍できないことが続いており、今度こそ活躍して欲しい選手だ。

丸選手はクリーンアップで唯一の左打者なので、投手攻略においてはとても重要なピースだ。

不振の巨人打線 丸佳浩選手の苦悩

2年連続の大失速で原監督の去就が話題になったが、続投を決めたからにはCS,日本シリーズと万全の準備をして望んでもらいたい。ロッテのお株を奪う、下剋上を決めてもらいたいものだ。

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今年は本当のチャレンジャーですね。

なりふり構わぬ必至の野球を見せてほしいです。

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