CS進出が決定するとともに、球団より原監督の続投が発表された。
同時に元木ヘッドと阿部作戦コーチの残留も決まった。ピッチングコーチの変更などこれから更に動きがあるかもしれないが、大きな動きはここまでは無いようだ。
今日の勝利と発表で選手もコーチングスタッフも、ある程度落ち着いてCSへ向かっていくことができるだろう。
CSを大きく左右する菅野投手
防御率 | 投球回 | 打者 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 失点 | 自責点 | 投球数 |
3.19 | 5 | 19 | 2 | 0 | 6 | 1 | 0 | 1 | 1 | 72 |
前回に引き続き大城卓三捕手とのバッテリーで、素晴らしい内容の投球だった。5回で72球は1イニングあたり14.4球で、前回登板と全く同じと理想的。被安打2、四球1、奪三振6と内容も安定していた。
前回登板時に大城捕手とのコンビになると、小林誠司捕手とのコンビでは25%前後となるスライダーが5.77%と極端に少なくなることを指摘させてもらったが、今回は報知新聞の調べではスライダーが1球のみで1.39%となった。実際は多少の誤差はあると思うが、スライダーが代名詞とも言える菅野投手の変容ぶりはかなり大きい。後半戦の軸となっていたカットボールが31.94%と、かなり多くなっているが、スライダーとカットボールはかなり近い球種なので、菅野投手がスライダーの曲がりを抑えて投げるコツを掴んだのかもしれない。早くから曲がり始める大きなスライダーは、打者に見極められることも多くなるようなので、菅野投手がスライダーをマイナーチェンジしたのかもしれない。何れにしろCSから日本シリーズとたま数少なく菅野投手が投げてくれれば、短期決戦ではかなり大きなプラス要素だ。
CS初戦まで12日間の感覚があり、初戦の先発が予想される菅野投手は13日間の間隔が開く。菅野投手クラスになれば経験も豊富なので、調整を間違えることもない。防御率は甲子園が1.29、神宮が0.00と相性も抜群で、期待度は高まる。初戦に投げれば第2ステージの第3戦には中5日で間に合う計算になる。シーズンの鬱憤を晴らしてもらう絶好のチャンスだ。
丸佳浩選手の復活
ここに来て丸選手が調子を取り戻している。
3.4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
0.234 | 0.229 | 0.346 | 0.390 | 0.196 | 0.157 | 0.356 |
月別の打率を見ると、好調と不調の波が大きく2ヶ月毎に入れ替わっている。11月も同じリズムで好調が続けば、CS、日本シリーズでかなり期待できる。
丸選手は日本シリーズで活躍できないことが続いており、今度こそ活躍して欲しい選手だ。
丸選手はクリーンアップで唯一の左打者なので、投手攻略においてはとても重要なピースだ。
2年連続の大失速で原監督の去就が話題になったが、続投を決めたからにはCS,日本シリーズと万全の準備をして望んでもらいたい。ロッテのお株を奪う、下剋上を決めてもらいたいものだ。
もう応援するのみです!
今年は本当のチャレンジャーですね。
なりふり構わぬ必至の野球を見せてほしいです。