インコースを攻める~危険球はいけない~

4月18日にヤクルトVS阪神で、警告試合が宣告された。これは16日の試合からの流れから宣告されたもので、いわゆる報復合戦とならないように予防措置が取られたようだ。

ヤクルトの山田哲人選手、村上宗隆選手、阪神の大山悠輔選手などの主力選手が、デッドボールを受けている。

インコースを攻めることの重要性

危険球については以前からずっと論議されてきた問題で、決してデッドボール(特に頭部への)が許容されているわけではない。しかし、インコースを攻めなければプロテクターを付けた打者がどんどん踏み込んでいくことになり、外角一辺倒では抑えることは難しい。

特に球威がない投手は踏み込ませないようにインコースを攻める事は重要で、これはできない投手は「飯が食えない」、と言われることもある。

何処のチームもインコースを時には攻めなければ行けないということは解っており、コーチはインコースを攻める事を指導している。解説を聞いていても外角一辺倒のリードは、否定されることが多い。

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インコースを攻めた時にストライクゾーンより内側を狙うことは常道で、打者を仰け反らせたり、ファールを打たせることで効果が出てくる。

乱闘へと繋がるのは必然

しかし打者もインコースを怖がっていたらアウトコースの球に腰が引けてしまい、相手投手の思う壺だ。ここまでは野球を少し知っている人ならば、殆どの人が理解している。スポーツなのである程度の怪我のリスクはつきものとしてしまうと、報復合戦となり乱闘シーンへと継っていく。かつて乱闘はプロ野球の華などと言われたことも有り、オフの珍プレーなどでは面白おかしく取り上げられていた。特に外国人選手が日本人投手に向かっていくシーンが多かったが、最近は大人しい外国人が多いのか、めっきり乱闘が減った様だ。

選手生命への影響

格闘技ではないので乱闘を推奨するつもりは無いのだが、そこはプロ野球だ。インコースを攻めるなら、確かな技術に裏付けされた投手に攻めてもらいたい。すっぽ抜けは故意ではないのだから仕方がないでは済まされない。選手生命に関わることもある。特に頭部へのデッドボールは絶対に避けなければならない。それは選手生命よりも人の命に関わる問題として捉えた方が自然だ。

かつて頭部死球を受けた後に、成績を落としてしまい本来の打撃を取り戻せなかった選手がいた。それは気の毒だが、そこで立ち直れなければその選手は良い成績は残せない。デッドボールの恐怖に打ち勝つこと、デッドボールを上手く避けること。これらはいい打者の絶対条件だ。落合選手のように当てられないように構えるのか、清原選手のように当てられてもビクともしない体を作るのか、良い打者はみんな工夫をしている。危ないから投げるなとは言わない。

技術を持って攻める

投手も打者も確かな技術をもって、お互いに挑むのがプロ野球だと思いたい。

「何処に行くのか責任持てないので上手く逃げてね。」と言っていたら、単なる脅しだ。

それが1試合に何度も起こるようであれば、乱闘も致し方無いと考えてしまう。

かつて乱闘で投手生命が絶たれた選手もいるのである。警告試合などという中途半端なものでなく、上半身への死球がある程度の頻度で続く投手は、その試合だけでなく、ある一定期間登録を抹消するなどのルールも必要となるかもしれない。

そんな措置も考えられないなら、米国のようにストライクゾーンを外角よりに移動させるほうが合理的だ。

根本的に物事を考えられず、現場の運用に任せるのは日本人の悪い癖だ。ルールを変えることを恐れていてはいけない。

NFLは毎年ルールを改正する議論をしている・・・・・・

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