レイダースはブロンコスをランで粉砕 プレイオフに望みをつないだ

 1234OT 
Broncos01300013
Raiders0773017
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久々の快勝を飾ったレイダース。オフェンスラインの頑張りで陸上戦を制した。本拠地のファンの前でのビクトリーフォーメーションは、本当に待ちに待った瞬間だった。ターンオーバーマシンと揶揄された相手QBドゥリュー・ロックも健闘したために、最後まで接戦となったが、なんとか押し切った。

BroncosVSRaiders
158Total Net Yards342
3Total Penalties3
30Penalty Yards37
23:23Time of Possession36:37

望んでいたゴリゴリのランプレイ

 CARYDSAVGTDLONG
Josh Jacobs271294.8019
Peyton Barber5224.418
Derek Carr750.704
Jalen Richard14404

久しぶりにライン戦を制して、ランで試合をコントロールできた。RBジョシュ・ジェイコブズは、今季初めて100ヤードを突破した。アベレージも4.8ヤードと安定していた。時折横に逃げすぎてロスタックルを浴びる場面が有り、ボールセキュリティーなど改善の余地も有るが、久しぶりに切れのあるランを見せてくれた。控えRBのバーバーも良いランを見せていたので、OLがよく押せていたのが原因だろう。Cのジェームズがシーズン中盤から力を発揮しているのに加え、新人RGのレザーウッドもミスが少なくなり、反則も無かった様だ。漸くOLコーチのケーブルの指導が実を結んできたようだ。これだけランが出ると試合は一気に楽になる。レッドゾーンオフェンスでは、5回のターンオーバーを犯しリーグワースト、スコアは80%しか出来ず28位と酷い成績だったが、今日は着実に得点を重ねていた。カーのパスが300ヤードを超えなくても、これほど安定して試合運びができる事を、もう一度チーム作りを考える時に忘れないでもらいたい。

QBデレク・カーの限界を再確認

PlayerCP/ATTYDSTDINT
D. Lock15/2215300
D.Carr20/2520111

今日はランに支えられて、カーのパスも効果的に決まっていた。QBレイトも96.8でまずまずの成績を残したが、カーの問題点がすべてクリアーになったわけではない。相変わらずショートパスの精度とタイミングが悪く、ランアフターキャッチが望めるような形でパスを投げることが出来ていない。スクリーンも相変わらず効果が出ずに、DLの裏に浮かしたつもりのパスをインターセプトされるという最悪の結果を招いている。

Air yard per At.12.11st
20+ yard381st
yard per at.9.03rd
TD93rd
マンカバーに対してのQBカーの成績

ゲーム内でカーはマンカバーに対して強いデーターが披露されていた。逆に言えばゾーンに対してスイートスポットを見つける能力が不十分で、相手ディフェンスに読まれている様だ。

今日のゲームを見ていると、カーのサラリーを大幅にカットして、OLにもっと投資をしてランを出すようにチームを作ったほうが、遥かに安定したチームができるだろう。ウエスト・コーストオフェンスのように、QBのショートパスの精度に頼るゲームプランは、素晴らしいQBを獲得できたときのみに考えるべきだろう。中程度より上のQBの場合は、ラン重視でチーム編成をすれば、サラリーが高いWRにも必要以上の投資をする必要がなくなる。

WRゼイ・ジョーンズとの信頼関係

 RECYDSAVGTDLONGTGTS
Foster Moreau46716.80284
Zay Jones6508.30158
DeSean Jackson444110185
Hunter Renfrow34013.31183
Jalen Richard155051
Peyton Barber100001
Josh Jacobs1-5-50-53

先週9回ターゲットとなったWRジョーンズが、今日も8回ターゲットとなり6回50ヤードを稼いだ。TEウォーラーの欠場が続く中で、新たな信頼関係を、QBカーとの間で築くことが出来たようだ。TEモローも、心配だったボールセキュリティーが改善されて、信頼感が上がっている。

今日も奮闘したディフェンス

 TOTSOLOSACKSTFLPDQB HTSTD
Desmond Trufant7700000
Denzel Perryman5400000
Darius Philon4401000
Maxx Crosby3312010
Keisean Nixon3300000
Carl Nassib3100000
Quinton Jefferson2211010
Casey Hayward Jr.2200000
Solomon Thomas2100000
Yannick Ngakoue1101010
Josh Jacobs1100000
Cory Littleton1000000
Dallin Leavitt1000000
Divine Deablo1000000
Tyree Gillespie1000000
Tre’von Moehrig1000000

DEマックス・クロスビーはプロボウルのスターターに初めて選出されたが、今日も実力を発揮した。1サック、1QBヒット、2ロスタックルと、プロボウラーの名に恥じない活躍だ。諦めないプレーは、味方ディフェンスの士気を上げている。オフェンスに対してもベンチで盛り上げるなどの姿勢が見られ、レイダースのHeart & Seoulになって行く選手ではないだろうか。

新しいHCを選定する場合

ラン重視で、一部のスター選手に頼るチーム編成を目指さないHCを招聘するべきだろう。ラン重視は地味で、ファンの受けは悪くなるかもしれない。しかしNFLには怪我もつきもので、WRは特に怪我の多いポジションだ。最近のプレイオフの顔ぶれを見ても、ランで稼ぐチームが安定して勝ち進む傾向にある。ぜひ考慮してもらいたい。

QBウェンツのコルツとQBハーバートのチャージャースならば、勝てない事は有りません。今年は、まだまだ楽しみは繋がりそうですね。

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