Richard Shermanの行き先

NFLを代表するCBであった、Richard Shermanの契約が未だ決まらない。かつてはNo1のCBの地位を誇っていたのだが、32歳という年齢からか、引く手あまたというわけでは無さそうだ。

Shermanは2011年のドラフト5巡で、シアトルに指名された、所謂ブルーチップではない。

6フィート3という比較的CBとしては大柄で、快速CBというわけではないのだが、その体格を活かした当たりの強さや、クレバーな対応力でシャットダウンCBとして君臨した。

名門のスタンフォード大学出身ということで、インテリジェンスを活かしたCBというべきかもしれない。NFLではCBとDEは、とにかくフィジカルの強さとスピードを求められたが、Shermanは少し変わったタイプのCBと言えるかもしれない。自らあと2年NFLでプレーすると公言しており、当然その落ち着き先にはスーパーボウルを狙うことができるチームを、選ぶことになるのだろう。

そこで候補に上がってくるのがRaidersだ。FA市場でCBとSの十分な補強を行うことができずに、ドラフトを迎えようとしている。RaidersのDB陣は若い選手が多く、Shermanの経験は十分に役に立つであろう。特に両サイドのCBには、良いお手本となるかもしれない。できればShermanにはその体格とインテリジェンスを活かして、FSに入ってもらえるとチームが締まると思う。かつてのC. Woodsonや R. Woodsonの様にCBからFSに転身して、チームの若いDB陣を引っ張ってもらいたい。N. AsomughaがC. Woodsonから学んだように、D. Arnett が急成長する可能性は十分にあると思う。

来年Raidersは、DCにGas Bradleyを迎える。Shermanは新人の頃シアトルで、Bradleyと一緒にやっている。Shermanが急成長している頃のことなので、きっとイメージは悪く無いはずだ。

Las Vegasの街と黒いユニフォームは、Shermanに似合うと思うのだがどうだろうか。

Raidersの補強ポイントはCB S WR OLとなっていると思う。WRは既に主だったFA選手は契約が終わっている。グリンベイの様にWRに金を掛けなくても良いほど、QBの能力が高いといえるか疑問が残る。となるとトレードかドラフトでの補強となるが、上位でのWRの補強は無さそうだ。OLとEDGEの指名が予想では多いようなので、Sはドラフトでの補強は難しそうだ。

かつてのスーパースターがキャリアの最後をRaidersで、というのが以前はよくあった。

Shermanならば絵になると思うんだけどなぁ

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