苦戦が予想された敵地でのスティーラーズ戦を、26対17で勝利した。
1 | 2 | 3 | 4 | OT | ||
Raiders | 3 | 6 | 7 | 10 | 0 | 26 |
Steelers | 0 | 7 | 0 | 10 | 0 | 17 |
レイダースはエースRBのジョシュ・ジェイコブズが爪先と足首の怪我で欠場。OLにも故障者が続出する中で、QBのデレク・カーの活躍で接戦をものにした。
Raiders | Steelers | |
425 | Total Net Yards | 331 |
5 | Total Penalties | 5 |
40 | Penalty Yards | 43 |
34:22:00 | Time of Possession | 25:38:00 |
レイダースは425ヤードを獲得し、相手を331ヤードに抑えた。
ランが25回で52ヤードしか出なかったが、タイムポゼッションは34:22でボールをある程度はコントロールできていたと言えるだろう。
QBの比較
Player | CP/ATT | YDS | TD | INT |
D.Carr | 28/37 | 382 | 2 | 0 |
B. Roethlisberger | 27/40 | 295 | 1 | 1 |
カーはランが進まない中で382ヤードを獲得し、2TDを挙げた。OLの故障者が続出したが、上手くラッシュを避けてロングパスも決めていた。相手LBのワットが序盤でサイドラインに下がったのが影響したのか、上手く時間を稼げていたと思う。カーは精神的な落ち着きも見られ、グルーデンとの信頼関係も築けているようだ。今年はキャリアハイの活躍を期待できるかもしれない。OLが少し弱いので、怪我だけには気をつけてもらいたい。バックアップのマリオタの怪我が長引きそうなので、QBの補強が必要となるのかもしれない。
ロスリスバーガーは相変わらず体が強く、ラッシュを受けてもなかなか転ばないのは相変わらずだった。しかしレイダースのDLのラッシュは強く、ブリッツを入れなくても常にプレッシャーをかけ続けた。
カーの怪我だけが今は心配ですね。
OLの故障者が軽症だと良いのですけど・・・
ブラッドリーのディフェンス
レイダースの両CBは非常に好調で、ミューレンはINTも記録した。昨年のドラフト1位のアーネットは少し気の抜けたプレーも見られ、トレードが噂されるのもうなずける。
新DCのブラッドリーのディフェンスはここまで十分に機能しているようだ。ブラッドリーのディフェンスを知るプレイヤーが次々と加入して活躍しており、今年はかなり期待できると思う。
RBの状況
Player | ATT | YDS | LNG | TD |
P. Barber | 13 | 32 | 13 | 0 |
D. Carr | 4 | 9 | 5 | 0 |
K. Drake | 7 | 9 | 5 | 0 |
H. Ruggs | 1 | 2 | 2 | 0 |
Total | 25 | 52 | 25 | 0 |
ジェイコブズの欠場が響いた形となっているが、OLの故障者が多くジェイコブズでも自由に走れていないかもしれない。ドレイクは前が開かない時に横に逃げてしまうタイプで、スピードで振り切れないためロスが多い。もう少し縦に走ってほしいと思う。レシーブは安定しており、ランはあまり期待されていないのかもしれない。バーバーも効果的なランが少なく、バーティカルに走れるRBの補強の必要があるかもしれない。
ラグスが本領発揮?
Player | REC | YDS | LNG | TD |
H. Ruggs | 5 | 113 | 61 | 1 |
D. Waller | 5 | 65 | 25 | 0 |
H. Renfrow | 5 | 57 | 23 | 0 |
K. Drake | 5 | 46 | 13 | 0 |
B. Edwards | 3 | 40 | 18 | 0 |
F. Moreau | 2 | 34 | 25 | 0 |
W. Snead | 1 | 14 | 14 | 1 |
D. Cattier | 2 | 13 | 9 | 0 |
ラグスⅢが自身の通算3本目となる+45ヤードのタッチダウンを決めた。TEのウォーラーに相手Sが引っ張られたところを上手く駆け込んで、カーのパスを呼び込んだ。フィジカルの弱さに問題が残るが、抜いてしまえばDBが追いつけないスピードは流石だ。
レインフローは今年もまたレベルアップしているようで、本当に頼れるクラッチレシーバーだ。フィジカルに優れるエドワーズが本格化すれば、今年のWR陣は夫々がキャリアハイを記録するのではないだろうか。