1 | 2 | 3 | 4 | OT | ||
Washington | 7 | 0 | 0 | 10 | 0 | 17 |
Raiders | 0 | 3 | 3 | 9 | 0 | 15 |
負けが先行していたワシントンと接戦の末、両チームの勝率が5割になるという結果となった。両チームとも決め手がなく、残念ながら低いレベルでの接戦となってしまった。レイダースはメインターゲットのTEウォーラーが欠場していたが、シーズン終盤に差し掛かっている割には離脱者が少なく、あまり言い訳のできる状態ではなかった。
Washington | VS | Raiders |
298 | Total Net Yards | 310 |
6 | Total Penalties | 6 |
47 | Penalty Yards | 54 |
33:43 | Time of Possession | 26:17 |
レッドゾーンからのTDが31位のワシントンと、最下位のレイダースとの争いは、低いレベルのロースコアーゲームとなってしまった。プレーオフを勝ち進むための戦力が、両チームとも無いのではないかと思わせる内容だった。
相変わらずのデレク・カー
Player | CP/ATT | YDS | TD | INT |
T. Heinike | 23/30 | 196 | 2 | 1 |
D.Carr | 28/38 | 249 | 0 | 0 |
ラストドライブの一つ前が、事実上のウイニングドライブにしなければならなかった。ここで時間を使い切れずにFGに終わってしまったのが、直接の敗因と言っていいだろう。ここで時間を使い切ってTD、もしくはFGを決めていればワシントンにはチャンスがいかなかった。あと2つのFDが取れずにFGで終わってしまっては、ゲームをコントロールできない。この辺りは、カーはあまり能力の向上が見られない。
REC | YDS | AVG | TD | LONG | TGTS | |
Hunter Renfrow | 9 | 102 | 11.3 | 0 | 28 | 10 |
Josh Jacobs | 9 | 38 | 4.2 | 0 | 10 | 9 |
Foster Moreau | 1 | 34 | 34 | 0 | 34 | 3 |
Bryan Edwards | 3 | 30 | 10 | 0 | 18 | 5 |
Zay Jones | 3 | 21 | 7 | 0 | 13 | 5 |
DeSean Jackson | 1 | 14 | 14 | 0 | 14 | 1 |
Kenyan Drake | 1 | 8 | 8 | 0 | 8 | 2 |
Peyton Barber | 1 | 2 | 2 | 0 | 2 | 1 |
TEウォーラーが欠場していたにもかかわらず、相変わらずWRへの投げる回数が少なくエドワーズとジョーンズにはそれぞれ30ヤード、21ヤードと伸びない。ジャクソンに至っては1度しか投げていない。放送の中で度々オープンになったWRが映されていたが、カーはどうしてもTE、RB、レンフローにしか目が行かないようだ。これでは優秀なWRを、FAでは獲得できないだろう。
レンフロー以外へのショートパスはタイミングと精度が悪く、3rd&ショートで簡単な短いパスでFDを取れない事が続いている。スクリーンパスも浮かしすぎてしまい、ブロッカーとRBとの間にディフェンスが入り込んでしまっている。
2ptコンバージョンではQBマリオタでRPOでもすればいいと思うのだが、無策で追いつけなかった。
コーチングの問題も指摘されるが、そろそろカーを諦めたほうが良いかもしれない。
ランプレイが出ないのはOLが原因
CAR | YDS | AVG | TD | LONG | |
Josh Jacobs | 13 | 52 | 4 | 1 | 15 |
Derek Carr | 2 | 24 | 12 | 0 | 17 |
Kenyan Drake | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
放送の中でもOLのパスプロテクションは良いが、ランプレイのブロックがあまり良くないと指摘されていた。今日もRBは、ジェイコブズの52ヤードしか走れていない。カーは脚力が期待できないのでRPOなどは全く機能せず、ランプレイはオーソドックスな物に限られてしまう。FBの離脱が影響しているのかもしれないが、ジェイコブズを走らせることが出来ないのは問題だろう。OLコーチのケーブルは定評があるコーチだと思っていたが、OCとの連携は上手く行っているのだろうか?
ディフェンスは頑張っているが・・・
TOT | SOLO | SACKS | TFL | PD | QB HTS | TD | |
Denzel Perryman | 12 | 9 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
Divine Deablo | 11 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Nate Hobbs | 9 | 4 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
Cory Littleton | 6 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Maxx Crosby | 4 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
Tre’von Moehrig | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
Solomon Thomas | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
Casey Hayward Jr. | 3 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
Brandon Facyson | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
K.J. Wright | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Johnathan Abram | 3 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
Quinton Jefferson | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
Keisean Nixon | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Yannick Ngakoue | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
Malcolm Koonce | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 |
Damion Square | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Carson Tinker | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Clelin Ferrell | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
今日も辛抱強くディフェンスを展開していた。
前半に14回の相手QBのドロップバックに対して、1サック、4K. O. とブリッせずにプレッシャーもかけていた。しかし相手のミスが出る前に、自軍の反則が出てしまう相変わらずの展開だ。リーグ2位のタックル数のLBペリマンの活躍が素晴らしかったが、怪我による離脱で最後に力尽きたようになってしまった。リーグで2番目に少ないインターセプトが飛び出したところで、オフェンスに決めきってほしかったが、今年の実力は勝率5割のチーム、ということなのだろうか。
レンフローとカーの信頼関係は、素晴らしいものがありますね。しかしそれ故に、WRとの信頼関係が築けないのかもしれません。