ワシントンに競り負けて6勝6敗のレイダース 今日も勝負弱かった

 1234OT 
Washington70010017
Raiders0339015

負けが先行していたワシントンと接戦の末、両チームの勝率が5割になるという結果となった。両チームとも決め手がなく、残念ながら低いレベルでの接戦となってしまった。レイダースはメインターゲットのTEウォーラーが欠場していたが、シーズン終盤に差し掛かっている割には離脱者が少なく、あまり言い訳のできる状態ではなかった。

WashingtonVSRaiders
298Total Net Yards310
6Total Penalties6
47Penalty Yards54
33:43Time of Possession26:17

レッドゾーンからのTDが31位のワシントンと、最下位のレイダースとの争いは、低いレベルのロースコアーゲームとなってしまった。プレーオフを勝ち進むための戦力が、両チームとも無いのではないかと思わせる内容だった。

相変わらずのデレク・カー

PlayerCP/ATTYDSTDINT
T. Heinike23/3019621
D.Carr28/3824900

ラストドライブの一つ前が、事実上のウイニングドライブにしなければならなかった。ここで時間を使い切れずにFGに終わってしまったのが、直接の敗因と言っていいだろう。ここで時間を使い切ってTD、もしくはFGを決めていればワシントンにはチャンスがいかなかった。あと2つのFDが取れずにFGで終わってしまっては、ゲームをコントロールできない。この辺りは、カーはあまり能力の向上が見られない。

 RECYDSAVGTDLONGTGTS
Hunter Renfrow910211.302810
Josh Jacobs9384.20109
Foster Moreau134340343
Bryan Edwards330100185
Zay Jones32170135
DeSean Jackson114140141
Kenyan Drake188082
Peyton Barber122021

TEウォーラーが欠場していたにもかかわらず、相変わらずWRへの投げる回数が少なくエドワーズとジョーンズにはそれぞれ30ヤード、21ヤードと伸びない。ジャクソンに至っては1度しか投げていない。放送の中で度々オープンになったWRが映されていたが、カーはどうしてもTE、RB、レンフローにしか目が行かないようだ。これでは優秀なWRを、FAでは獲得できないだろう。

レンフロー以外へのショートパスはタイミングと精度が悪く、3rd&ショートで簡単な短いパスでFDを取れない事が続いている。スクリーンパスも浮かしすぎてしまい、ブロッカーとRBとの間にディフェンスが入り込んでしまっている。

2ptコンバージョンではQBマリオタでRPOでもすればいいと思うのだが、無策で追いつけなかった。

コーチングの問題も指摘されるが、そろそろカーを諦めたほうが良いかもしれない。

ランプレイが出ないのはOLが原因

 CARYDSAVGTDLONG
Josh Jacobs13524115
Derek Carr22412017
Kenyan Drake10000

放送の中でもOLのパスプロテクションは良いが、ランプレイのブロックがあまり良くないと指摘されていた。今日もRBは、ジェイコブズの52ヤードしか走れていない。カーは脚力が期待できないのでRPOなどは全く機能せず、ランプレイはオーソドックスな物に限られてしまう。FBの離脱が影響しているのかもしれないが、ジェイコブズを走らせることが出来ないのは問題だろう。OLコーチのケーブルは定評があるコーチだと思っていたが、OCとの連携は上手く行っているのだろうか?

ディフェンスは頑張っているが・・・

 TOTSOLOSACKSTFLPDQB HTSTD
Denzel Perryman12901010
Divine Deablo11800000
Nate Hobbs9401100
Cory Littleton6300000
Maxx Crosby4301100
Tre’von Moehrig4300100
Solomon Thomas4200010
Casey Hayward Jr.3200100
Brandon Facyson3200000
K.J. Wright3100000
Johnathan Abram3101100
Quinton Jefferson2200010
Keisean Nixon2100000
Yannick Ngakoue2000010
Malcolm Koonce1111010
Damion Square1000000
Carson Tinker1000000
Clelin Ferrell1000000

今日も辛抱強くディフェンスを展開していた。

前半に14回の相手QBのドロップバックに対して、1サック、4K. O. とブリッせずにプレッシャーもかけていた。しかし相手のミスが出る前に、自軍の反則が出てしまう相変わらずの展開だ。リーグ2位のタックル数のLBペリマンの活躍が素晴らしかったが、怪我による離脱で最後に力尽きたようになってしまった。リーグで2番目に少ないインターセプトが飛び出したところで、オフェンスに決めきってほしかったが、今年の実力は勝率5割のチーム、ということなのだろうか。

レンフローとカーの信頼関係は、素晴らしいものがありますね。しかしそれ故に、WRとの信頼関係が築けないのかもしれません。

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