3連敗のレイダース今季初勝利 ブロンコスの強力ディフェンスを粉砕

2022年のNFLで唯一勝利が無かったレイダースが、同地区のライバル、ブロンコスを32対23で下しました。HCジョシュ・マクダニエルにとって、レイダースのHCとしての初勝利となりました。

1234OT
Broncos7907023
Raiders316310032

プレイオフ進出確率は2.5%から14.9%へ

1990年からのデータでは0勝3敗で2.5%でした。4連敗となると1.0%まで落ち込むところでしたが、1勝3敗となり14.9%まで持ち直しました。HCの交代という要素があり、シーズンが深まるとともに、改善されていく可能性があるところを考慮すれば、まだまだ望みはあるかもしれません。9年目のQBデレク・カーにとって、ジョシュ・マクダニエルは6人目のHCとなり、あまり良いデータではありませんが、新しいスキームに対する学習能力は鍛えられていると考えてもいいのではないでしょうか。昨年の逆境を勝ち上がった選手が数多く残っており、今の状況は昨年よりまだマシではないかと思えるのは、ある意味強みと考えてもいいでしょう。昨年の奇跡のようなプレイオフ進出を成し遂げた選手たちは、今はまだ落ち着いていられるのではないでしょうか。

よく準備できている首脳陣

オープニングドライブはこれまで1TD2FGと、まずまずの成績を残しています。またハーフタイム後の戦略の修正も直近2試合はできているようで、後半戦に強い形ができています。前半のオンサイドキックは意図があまり良く分からなかったのですが、その他は良くゲームメイクできていたのではないでしょうか。長きにわたって患っていたペナルティー病も、今は抑えられています。HCが規律を重んじていることの現れで、選手たちも統制されているようで、見ていてがっかりするような反則が少なく、選手もファンもフラストレーションが溜まらないのではないでしょうか。

RBジョシュ・ジェイコブズが爆発

開幕以来好調をキープしているRBジェイコブズが、今日は自身のキャリア10回目の100ヤードラッシュを記録しました。個人的にもっとランオフェンスを展開すればいいと思っていただけに、今日の試合運びは痛快でした。特にブロンコスのディフェンスはレッドゾーンで強く、過去4年間で3回1位のレッドゾーンディフェンスを記録しています。

CARYDSAVGTDLONG
Josh Jacobs281445.1243
Derek Carr7405.7020
Zamir White22412022
Davante Adams14404

ランオフェンスがレッドゾーンで進むことができれば、TDも奪いやすくなるので、今後もRBジェイコブズの活躍が期待されます。5年目のオプション契約が見送られたRBジェイコブズですが、この調子が続けば早期の契約延長があるかもしれません。

Cアンドレ・ジェイムズの復帰でOLが安定

RBジェイコブズを支えたのは、OLであることは間違いありません。Cアンドレ・ジェイムズの存在は大きく、課題であったRTは新人のマンフォードJr. が成長してきているようです。次のゲームぐらいからはスターターになれるかもしれません。今日のような試合運びができれば、OLの消耗も防ぐことができるのではないでしょうか。

QBデレク・カーの決心

今日はQBカーが良いところで、スクランブルをかけました。それほど足が速くはありませんが、QBスクランブルがあるとディフェンスは守りにくくなります。特にQBカイラー・マレーやQBラッセル・ウイルソンなどを見ていると、鍵となるサードダウンではスクランブルで凌ぐことが多く、競った試合では必ず必要となるでしょう。コンディションを整えて、ここぞというときには今日のように発進してもらいたいと思います。

PlayerCP/ATTYDSTDINTQBR
R. Willson17/252372050.7
D.Carr21/341730061.6

WRダバンテ・アダムズの真価

ここ2試合は大人しかったWRアダムズですが、今日はQBカーとのタイミングが合っていました。特にサイドライン際のバックショルダーへのパスは、パーフェクトのタイミングと位置で、難なくキャッチするWRアダムズはやはり超一流のWRと言って良いようです。キャリア33回目の100ヤードレシーブは、流石としか言いようがありません。

RECYDSAVGTDLONGTGTS
Davante Adams910111.202013
Mack Hollins333110165
Josh Jacobs5316.20126
Darren Waller32480135
Brandon Bolden1-1-10-11

TEウォーラーの調子が上がらないのと、WRハンター・レンフローの状態が心配ですが、QBカーのスラントパターンへのタイミングのズレもあるように見え、そろそろタイミングを修正して本領を発揮してもらいたいところです。

ディフェンスは今日も絶好調

DEマックス・クロスビーは2サック、4TFLと今日も絶好調でした。DEクロスビーはランディフェンスも強いので、安心してみていられます。対象的に、反対側のDEチャンドラー・ジョーンズの調子が上がらないのが心配です。

TOTSOLOSACKSTFLPDQB HTSTD
Divine Deablo8300000
Denzel Perryman5402000
Johnathan Abram5300000
Maxx Crosby4424020
Tre’von Moehrig4200000
Nate Hobbs3311110
Duron Harmon3200000
Amik Robertson3200001
Darien Butler2200000
Roderic Teamer2100000
Chandler Jones2000000
Johnathan Hankins2000000
Bilal Nichols2000000
Kendal Vickers1100000
Malcolm Koonce1100000
Matthew Butler1100000
Matthias Farley1000000
Andrew Billings1000010

CBネイト・ホッブスの活躍は素晴らしく、1サック1TFLを記録しました。CBホッブスのサイドのディフェンスがしっかりしているので、DEクロスビーも動きやすくなっているようで、相乗効果が見て取れます。

ブロンコスは今シーズンペナルティーが多く最下位で、割り引いて考えなければなりませんが、DLの強さが相手のペナルティーを誘発しており、久しぶりに強いディフェンスが構築できているかもしれません。

まだまだ調子の上がらないQBウイルソンが相手でしたが、自由にさせなかったところは評価できると思います。アウェイの次戦ではQBウイルソンもしっかりと調子を上げてきているはずなので、ディフェンスをもっと熟成していかないと、次はやられると思います。

来週は今週のバッカニアーズ戦で、相変わらずのオフェンスのの破壊力を見せたチーフス戦です。QBパトリック・マホームズの能力は、現状のQBウイルソンよりも、遥かに上のようです。

来週もランオフェンスを出せるかどうかが、鍵となるゲームのようです。

タイトルとURLをコピーしました