注目のスカウトコンバインが行われました。1日目はQB、WR、TEです。
ESPNの情報をもとに注目選手を紹介したいと思います。
日本のNFLファンの皆さんの参考になれば、幸いです。
俊足揃いのWRが今年は豊作
(参加しなかった選手 Drake London USC Jameson Williams Alabama)
今年は9人の選手が4.4秒を切りました。Deep Classと言われています。注目選手をは以下のとおりです。
40-yard-dash | WR | Official |
Tyquan Thornton | Baylor | 4.28 |
Velus Jones Jr. | Tennessee | 4.31 |
Calvin Austin Ⅲ | Memphis | 4.32 |
Danny Gray | SMU | 4.33 |
Bo Melton | Ritgers | 4.34 |
Christian Watson | North Dakota State | 4.36 |
Garett Wilson | Ohaio State | 4.38 |
Chris Olave | Ohaio State | 4.39 |
Alec Pierce | Cinsinati | 4.41 |
Garett Wilson (Ohio State)
4.38で40ヤードを走った彼は、ルート走行能力とランアフターキャッチの能力からエースレシーバーになれる素材と見られています。今年のWRの中で最初の指名になる可能性があると言えます。
Chris Olave (Ohaio State)
今回のワークアウトで2番目の好印象です。ダウンフィールドでの能力とボールを追いかける能力は危険なレシーバーとして認識させました。ルートの中間での流動性も示し、1巡での指名が予想されます。
Treylon Burks (Arkansas)
直線的なスピードは認められますが、コーナールートなどに課題を残しているようです。
Jahan Doston (Pnee State)
体格で劣る割には4.43でスピードも証明できず、今回は実力を証明できなかったようです。
Calvin Austin Ⅲ (Memphis)
4.32秒のスピードと39インチの垂直跳びと11フィート3の幅跳びは5フィート8の小柄な彼を強く印象づけました。1巡の可能性もあり、遅くとも2巡には指名されるでしょう。
Sky Moore (Western Michigan)
今回のコンバインで一番評価を上げたWRと言えるとの評価を受けています。4.41秒のスピードとクイックネスを備えたナチュラルルートランナーであり、安定したキャッチ能力とその範囲を証明しました。3~4巡目の指名が予想されていましたが、このコンバインで2巡目までには指名されることになるだろうと思われます。
当たり外れの大きいWRですが、今年も豊作のようです。単にスピードだけならば指名も簡単ですが、かなり評価が難しいポジションだけに指名が注目されますね。
ESPNの評価も評価者によって意見が別れていますので、全てを紹介できませんが、ドラフトを楽しめる目安にはなります。お気に入りのチームが掘り出し物のWRを選択できると嬉しいですね。1巡指名が大きく外れることもあるポジションなので、チームのスカウティング能力や、育成能力が大きく現れるポジションですね。