ゴルフで飛距離を諦める年齢 道具の進化と体力の衰え 有効な対策

ゴルフでは飛距離がなんだかんだ言って大切です。高齢になってくると飛距離は落ちてくるものですが、それでもあまりに飛ばないのは気持ちいいものではありません。先日ラウンド前にドライビングレンジで打っていたら、80歳を優に超えたメンバーさんが早朝からレッスンを受けていました。若い頃の私であれば、鼻で笑っていたかもしれない光景ですが、今はその気持が良くわかります。一体いつまで私達アマチュアゴルファーは、飛距離に挑戦し続けるのでしょうか。

飛距離はやはり大切

いくら寄せとアプローチが上手くても、飛距離が出なくなると良いスコアを出すのにも限界があります。道具の進化によって飛距離は伸びたと言われていますが、もうすぐ飛ばないボールの導入も予定されており、これ以上飛ばなくなるのは辛すぎます。今回のボールの変更で大きく影響を受けるのはプロだけという記事をよく見ます。しかし仮にアマチュアの第1打が5ヤード飛ばなくなり、セカンドでも5ヤード飛ばなくなるとすると、セカンドで持つ番手が一つ大きくなってしまいます。9番アイアンとピッチングならばそれほど大きな影響はないかもしれませんが、スプーンとクリークでは大きな差です。アイアンとユーティリティの差も決して小さくはありません。

アマチュアでもやはりあと10ヤード飛ばすことは、とても大切なことなのです。そんな飛距離を求めるアマチュアゴルファーが縋るように新しいドライバーを購入するのは、ある意味当然の行動と言っていいでしょう。

球筋と飛距離

ある程度の飛距離がある人は球筋にこだわります。私はプロのようにドローとフェードが自在に打ち分けられるわけではないので、どちらかの球筋を安定しているように打ちたいのですが、飛距離がある程度出ていたときは、安定したフェードを目指してきました。セカンドを打ったときに硬いグリーンでもある程度止まってくれないと、手前から転がさなければなりません。そうなるとピンを狙っていくことは殆できなくなります。マネジメントを考えるとピンを狙う必要は全く無いのですが、ピン筋を飛んでいくショットが忘れられないので、やはりできるだけ止まる球が打ちたいと考えてしまいます。

高い球で飛距離を出したいのですが、そんなパワーは年々なくなって来ています。ジムなどで鍛えることが苦手なので、ストレッチだけは欠かさない私ですが、年を追うごとにパワーは落ちてしまっていますし、そもそもフルスイングすると体がきしみます(笑)。

フェードからドローへの変更

長年フェードを追い求めてきていましたが、もう限界のようなのでドローに戻したいと思います。ドライバーで10~20ヤード飛ばすことができれば、セカンドで持つ番手が2つ変わります。そうなればフェードが打てなくても、高い球で止めることができるかもしれません。最近のアイアンはかなりストロングロフトになって距離も出るようになっているのに、球もすごく高く上げられます。ぶっ飛び系のアイアンでない限り、アマチュアがラウンドするような設定ならば、7番アイアンぐらいでも高さで止めるようなこともできると考えています。先輩方に話を聞いていると、65歳ぐらいまでは極端に飛距離が落ちることはなく、70歳から75歳で急に落ちる時が来ると言う人が多いと思います。もちろん故障などの原因から飛距離が急に落ちることはあるかもしれませんが、ある程度柔軟性が確保できていれば、まだまだ飛距離を諦めることはないと思います。

まだまだ飛距離を諦めない

私の場合ベストスコアは79ですが、かなり前のことになります。かなり根を詰めてゴルフをしているときの瞬間風速的な記録なので、今のように週1でやっていると、なかなか更新ができません。それでもアプローチやパットはやればやるほどうまくなる実感があるので、まだまだベスト更新やスキルアップは諦めていません。

最近はYoutubeなどで、いろいろな情報が取れるようになりました。私がベストを出した時は、ゴルフ雑誌だけが情報源でしたので、かなり自分に合った正しい情報を取ることが難しかったと思います。しかし、今は情報を取捨選択できますし、動画で見ることもできます。自分のスイングも簡単に見ることができるようになっており、以前よりも環境は良くなっていると思います。

であるならば、まだまだ諦めるのは早いと思っています。

筋力アップは故障のリスク

ゴルフは飛距離を競うゲームではありません。しかしやはり飛距離が確保できることは、ゴルフを続けるうえでのモチベーションに必ずなります。ただ、ここから筋力アップというのは、故障リスクもあり難しいとは思います。

筋力維持とストレッチ

筋力と柔軟性を確保していけば、飛距離もまだ伸びると信じて頑張りたいと思います。

特に肩甲骨周りと股関節の柔軟性は、とても大切だと思います。両方とも普段そこまで使わないので、可動域が狭くなりがちです。1日10分程度でも時間を割けば、間違いなく柔軟性は上がります。股関節や肩甲骨が動くようになると、普段の生活にも良い影響が出てきます。私は肩甲骨が柔らかくなって首が廻るようになり、車庫入れがとても楽になりました(笑)。柔軟性の確保は故障リスクの減少にもつながります。そうなると飛距離を諦めるのはまだまだ先になるかもしれません。

もちろん道具やボールにも、まだまだ頼りますけどね・・・

道具選びもゴルフの楽しみの大きな要素であることは、間違いないですからね。

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