ゴルファーの悩み レーザー距離計かGPSか メリットとデメリット

ゴルフ場では多くの人が、レーザー距離計かGPS距離計を持っています。最近ではセルフプレーが多くなり、距離計が必須と言ってもいい程です。双方に一長一短が有るために、アマチュアゴルファーはその選択に迷います。両方持てれば良いのですが、そんなに安くないことと、重複感もあり、なかなか両方を駆使しているアマチュアゴルファーは見かけません。ここでは双方のメリット・デメリットを考えてみたいと思います

GPS距離計のメリット

私が所属している倶楽部では、レーザー距離計を使っている人は私の肌感覚では少数派だと思います。単純に一緒に回ることの多いメンバーさんで、距離計で測っている人はあまり見かけません。よく見かけるのは第2打地点で左腕を見ている人が多く、ポケットからスマホやスマホ型のGPSを出している人も多くはありません。これは多くのメンバーさんが第1打ではコースを熟知しているので、第2打以降の地点でピンまでの距離を欲しがるからだと思います。機種によってはその日のピン位置まで出るGPS距離計も有るので、非常にありがたい存在だと思います。

最大のメリットは時間がかからない

GPS距離計は距離を測る手間が少ない事が最大のメリットだと思います。実は年齢を重ねれば重ねるほど、レーザー距離計による測定が難しくなります。最新の機種は画面が見やすかったり、照準を合わせやすかったりと改善が見られます。しかし、年齢を重ねれば手ブレは多くなりますし、視力も弱くなってきます。目の保護のためサングラスなどを使用していると、やはりレーザー距離計の使用感は劣ってきてしまいます。シニアの選択肢はGPSになりがちなのではないでしょうか。

グリーンアンジュレーションが見られる

これはかなり大きなメリットです。メンバーのコースでもセルフでのプレーの場合は非常に助かります。特に第2打地点からアンジュレーションが分かるメリットはとても大きいので、GPS距離計を選ぶのであれば、この機能については重視したほうが良いと思います。

スコア管理ができる

これはレーザー距離計単体では見られない機能です。ラウンド後にプレーの分析をするのは楽しくもあり、上達のためには必要なことだと思います。自動で入力作業が不要の機種は、我々アマチュアにとってはとてもありがたいと言えます。

GPS距離計のデメリット

腕への装着が気になる

どんどん軽量化されている腕時計型でも、やはり全く気にならないはずがありません。慣れの問題だと割り切れればいいですが、そのあたりは個人差が有るので大きめなデジタル時計でも装着してプレーしてみると良いかもしれません。

時計型は画面が小さい

これもシニアゴルファーには大きな問題です。画面解像度が上がるに従って字が細かくなる傾向にあるので、購入前には注意が必要です。太陽の下では見にくい機種もあるので、サングラスをする場合などは事前にチェックすると良いのではと思います。

レーザー距離計のメリット

それはやはり正確性に尽きると言っていいと思います。GPS距離計も最近は精度が上がっていますが、レーザー距離計の域にまでは届かないと思います。特に50ヤード以下のアプローチではレーザー距離計は本当に便利です。グリーンのフロントとピンを測れば、とてもイメージしやすくなりますし、その距離であればレーザー距離計の最大の弱点でもある測定の時間が殆かかりません。

距離計のデメリット

距離を測るのは少し恥ずかしい

プロに近い腕前であればそんなことではないでしょうけど、大きなミスを避けられないアマチュアにとって、念入りにレーザー距離計で測るのは少し気恥ずかしくもあります。特に50ヤード以内は目測で良いのではという気持ちもあり、時間をかけて測定するのをためらってしまうことがあります。アプローチの調子が悪い時には余計に時間を取って測定するのは・・・・・・

ボールの地点まで行かないと測れない

第2打を打つ時に後ろに同伴者のボールが有る場合、ボールの位置までいけないケースが発生します。特にドライバーをナイスショットしてフェアウェイのど真ん中に置けた場合に、そのケースは数多く発生します。同伴者の第2打が終わってからレーザー距離計を取り出すのは、少しリズムが悪く、なんとなく同伴者の目を意識してしまいます。余計なプレッシャーが掛かるという点では、余程の上級者でも避けたいのではないでしょうか。3点間測定ができるモデルも多く出ているので、参考にしてください。

雨の日に弱いレーザー距離計

最新の機種は雨に強い機種も出てきていますが、それでも雨の日は使い勝手が悪くなります。ただでさえ傘やらレインウエアの着用などで、普段よりも余計な動きが多くなる中で、レーザー距離計は非常に扱いづらくなってしまいます。腰などにつけておいてもレインウェアの中に入ってしまったりして、極端に取り出しにくくなります。寒い季節などでは、雨の日のレーザー距離計は、GPS距離計の扱いやすさとは大きな差が出てしまうと言っていいでしょう。

私は50ヤード以内を大切にしているので、レーザー距離計を使っています。

タイトルとURLをコピーしました