戸郷翔征投手が7回5安打無失点の好投で、6月26日ヤクルト戦(神宮)以来の9勝目を上げた。次回は自己最多の10勝目を目指す。
戸郷投手の投球内容
やっぱりケーブルテレビが安心?今なら最大79,200円相当貰えるJ:COM防御率 | 投球回 | 打者 | 被安打 | 被本塁打 | 奪三振 | 与四球 | 与死球 | 失点 | 自責点 | 投球数 |
3.81 | 7 | 26 | 5 | 0 | 5 | 2 | 0 | 0 | 0 | 105 |
今回は久々の中6日の登板で、前回と同じ7回を投げた。球数は前回の122球に対して105球。被安打は5で前回と同じだったが、フォアボールが前回の5に対して今回は2と、逃げない投球が光った。今回は序盤からの大量援護点が投球を楽にした影響もあると思うが、中6日の休養も高卒3年目で細身の戸郷投手には、プラスに働いたかもしれない。
球種については前回とあまり変わりはなく、カーブが少し多かったぐらいの差だ。ここでも大量援護点が、影響しているかもしれない。少し暑さも和らいで、投球間隔も確保できれば10勝目は遠くないのではないだろうか。
機能する1番吉川尚輝選手、2番松原聖弥選手
吉川選手は1安打1敵失、松原選手は2安打2四球と打線を活発化させた。
初回は苦手の九里亜蓮投手を、攻略する足がかりを作った。3番坂本勇人選手が送りバントをして、4番の岡本和真選手がタイムリーで返すという、手堅い攻撃を実現させた。
松原選手は前日の試合でセイフティーバントを成功させて出塁するなど、2番として小技もできることを証明している。松原選手は守備と走塁は実力十分なので、打率.280で四球も選ぶことができれば、2番打者としては最適なのではないかと思う。
2番最強打者よりも松原選手のような2番打者のほうが、好投手相手でも安定した結果が望めるのではないかと思う。今の立ち位置が確保できれば、外国人選手の補強などがあってもレギュラーを外せない選手になると思う。小柄の割に長打力のあるところが評価されることも有るが、外国人選手からポジションを奪うためには、長打力以外の総合力で評価される必要がある。
松原聖弥選手は何故レギュラーに定着できない その理由。巨人スコット・ハイネマン選手獲得
長打力では外国人には敵わない。
大振りは程々にしてください・・・
吉川選手は打撃も好調だが、守備でも再三にわたり好プレーを披露している。球際の弱さも少しずつ解消されており、ショートの坂本選手に掛かる負担も少ないかもしれない。併殺を取れる確率も、上がっているのでは無いだろうか。
3番、4番に勝負強い打者が並んでいるので、彼等の存在は大きい。特に併殺が多い岡本選手の時に、2・3塁にランナーを置いておくことができれば、岡本選手の精神的負担も軽くなり、大量得点も望めるのではないかと思う。
吉川選手と松原選手には残り試合で大活躍して、FAやドラフト、外国人の補強方針を変えさせてほしい。彼等が万全の活躍をすれば、少なくともドラフトで即戦力の指名はしなくて済む。
負けられない戦いが続くが、打線が活発化しなくては連勝が出来ない。原監督が目指すお祭り騒ぎの野球は、大量得点があって全員に活気が出た時にしか実現しないと考える。
あとは下位打線のテコ入れも急務だが、まずは上位で確実に得点できる今の形を定着化させてほしい。
松原聖弥選手は規定打席到達
松原選手は球団史上初の、育成選手の規定打席到達が実現できるかもしれません。
ファームで頑張る3桁の選手も、松原選手の活躍を励みに頑張ってほしいですね。