巨人が快勝 エース菅野投手とキャプテン坂本の復活で阪神を追撃 

甲子園での首位攻防戦で、エース菅野智之投手が5勝目を上げた。

打線は2回に集中打でガンケル投手を攻めて一挙7得点、13安打と爆発した。

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エースの復調

菅野投手が、前回の広島戦に続き連勝。前回とほぼ同じ様な投球内容で、安定したピッチングを展開した。7回を94球で被安打5と、危なげない投球だった。

日付対戦チーム結果投球回投球数打者被安打被本塁打奪三振与四球与死球失点自責点
9月19日阪神794265061011
9月12日広島795275161111

球種内訳ではストレートが35.42%と、前回の21.88%から大きく増えた。その分スライダーが6.25%と前回の20.83%から減少している。

9月19日 (報知新聞参照)
9月12日 (報知新聞参照)

菅野投手は阪神戦の防御率が1.29で、今年は相性が良い。広い甲子園で強気の投球ができたという事もあるかもしれないが、コンディションが上がってきてストレートで押せるようになってきた事が原因とも考えられる。また、中6日で体力的に余裕が生まれたという要因も、寄与している可能性がある。

いずれにしろ此処まで不調でとても心配されたが、投球内容からも今後の活躍に期待ができる。今年は故障などもあり、疲労の蓄積はあまりないだろうから、クライマックスから日本シリーズに進むことができれば、非常に期待できるのではないだろうか。

菅野智之投手意地の投球で連敗ストップ 小林誠司捕手が打てば勝つ

1番吉川尚輝、2番松原聖弥の活躍

吉川尚輝選手と松原聖弥選手の活躍が光った試合だった。

2回の集中打は、下位打線で作ったチャンスを、吉川選手がホームランで返したことが大きい。

更に松原選手がチャンスを作り、勝負強いキャプテンがダメ押しするという理想的な展開だった。

 打率打数安打打点本塁打得点三振四死盗塁
吉川尚輝0.29153311001
松原聖弥0.27252001101

吉川選手3安打、松原選手2安打と好調で、盗塁も1ずつ決めており、ファンが期待する活躍だ。後は安打が出ない時は、フォアボールが選べれば完璧だ。

3番4番に勝負強いバッターが並んでいるので、1番2番が今日のような活躍ができれば大量点も望めるだろう。

ペナントの最終盤に向けて、やっと上位打線が活性化しそうだ。

阪神追撃はこの二人にかかっているかもしれない。

巨人の外野陣~頑張れ松原聖弥~

頼れるキャプテンの坂本勇人選手の復活

原監督のアドバイスで重心を高くしてから、キャプテンが絶好調だ。

日付対戦チーム打数安打本塁打打点得点三振四球
9月19日阪神4212111
9月18日ヤクルト3213102
9月17日ヤクルト3101011
9月15日DeNA5324210
9月14日DeNA4100010

ここ4試合でホームランも4発と、ペースが上がってきた。打率も.291まで急上昇。

東京五輪の疲労が抜けたのか、重心を上げて下半身の負担が減ったのか不明だが、こちらもクライマックス、日本シリーズに向けて上昇していけそうで心強い。

最も勝負強く走力もあるキャプテンが、3番に入ることができれば、理想的な打線が完成しそうだ。

原監督の打撃指導は、効果バツグン!

岡本和真選手の後ろが少し頼りないが、キャプテンの復調で4番の負担も少し減るだろうから、相乗効果で岡本選手の調子が上がっていけば、疲弊した投手陣を援護できる打線になる。そうなれば岡本選手のタイトルも期待値が高まる。

阪神は少し前を行っていますが、どん底から上げ潮に乗る事ができれば、今年のプレーオフシーズンは楽しめそうですね。

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