後半戦勢いのつかない巨人軍 その理由 丸選手の不調

阪神戦で首位陥落し、DeNA戦も初戦を落とした。

しかも負け方が極めて悪い。

4試合続けて先制するも、その後追加点が取れない。投手陣が我慢しきれずに崩壊していくというパターンになってしまっている。

その根本的な理由を考えてみたい。

野手陣の不調

先制点は取れているが追加点が取れていない。今月の6試合では2点が3試合、3点が2試合、6点が1試合だ。チーム防御率が3.52なのだから勝てる確率は低い。

防御率1位は3.14の中日で2位は巨人、3位が阪神の3.53。

巨人のチーム打率は.247で5位。6位は中日の.239、4位は阪神の.251。

チームの編成上の要因も有るだろうが、バンテリンドームと甲子園は広いので長打が出やすく打者有利の球場だ。逆に言えば打者有利の球場で、巨人の投手陣はよくやっていると言える。

シーズンの終盤で投手陣の疲労が溜まっているのに、打者が打ち勝てないのは苦しい。

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丸佳浩選手の加齢による劣化

一時は.290を超えた打率も.255と、急降下している。これは不調と片付けていい問題なのか。丸選手の年度別の成績は下記の通り。

年度所属試合打席数打数安打本塁打打点盗塁四球三振打率長打率出塁率
2018広島1255664321323997101301300.3060.6270.468
2019巨人143631535156278912861250.2920.4950.388
2020巨人12049142312027778631010.2840.5530.375
2021巨人82329282721638445830.2550.4650.356

広島の最終年から打率、本塁打、四球数すべてが低下傾向にある。特にフォアボールを選べなくなっている。この長期的低下傾向をどう捉えたら良いのだろうか。

丸選手は2007年のドラフト3位でまだ32歳。野球選手としては、まだまだできる年齢だ。

守備力に顕著な衰えも見えず、好守のセンターだ。

しかし体力が年々劣化傾向となる、年齢であることは確かだ。身長は177cmで体重は94kgの発表となっており、ガッチリした体型だ。盗塁は2013年に29個記録しており、通算でも164個記録している俊足の選手だが、昨年は8個、今年は4個にとどまっている。脚部に不安を抱えているか、走力が衰えていることは確かだろう。下半身の疲れや衰えから、打撃が不調になっていたとしても不思議ではない。特にセンターは守備範囲も広く負担が大きい。また、1番打者を任されることも有るが、走力を期待される1番打者が負担になっていることも考えられる。

不振の巨人打線 丸佳浩選手の苦悩

坂本勇人選手は交代のできない存在

巨人には丸選手より1つ年上の、坂本選手が在籍している。坂本選手はセンターよりも負担が大きいと思われるショートというポジションを、高いレベルで守っている。坂本選手にも加齢による衰えは見えてきており、盗塁数なども年々減少してきている。しかし坂本選手は186cm86kgで、これ以上体を大きくできないと、コメントしている。ショートを守るためには、これ以上体を大きくすると支障が有るということだろう。ショートを守れるということはチームにとって非常に重要で、今のところは坂本選手のリプレイスは今の巨人にはいない。 

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丸選手のコンバート

すべての選手が坂本選手レベルの、守備に対する考え方をしているわけではない。

特に体格に恵まれていない丸選手が外野手としてプロで活躍するために、体重を増やしたのは当然のことだろう。

走攻守揃った丸選手をセンターに使い、守備の負担の少ないレフトは外国人選手などを使いたいという首脳陣の意図は解るが、もう限界ではないだろうか。疲労と下半身の衰え、体重の増加による故障のリスクなどを考慮すると、打順も上位は負担が大きいのではないかと考えてしまう。

巨人の補強の問題点

巨人はFAで選手を補強することが多いので、ベテランが多くなりがちだ。三拍子揃った選手でも加齢と伴に走力は衰え、故障のリスクが多くなる。30を超えた選手に常に全力で走ることを求められないのは、当然のことだろう。巨人は常に、走れないベテラン選手が多くなりがちな、補強をしてきている。1番を打てる打者の候補はドラフト上位ではなく、中位以下もしくは育成での指名が多い。今の巨人で、1番を任せることができそうな、ドラフト上位指名の選手はいない。またそういった育成をしていないのかもしれない。

川相2軍監督のときは違ったかもしれないですね。

1番打者でずっと悩んでいるのは、根本的な問題があるのではないでしょうか。

できれば早打ちではなく、出塁率の高い走力のある選手を育ててほしいですね。

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