10日のファームのヤクルト戦で、巨人は1対16で敗戦した。
9日にも2対17で大敗を喫しているが、読売系のメディアではその現状について結果のみの発表で、原因は明らかにされていない。
ワクチンの副反応が原因?
高速インターネット(Wi-Fi付き)+専門チャンネル月額1,750円〜【J:COM(ジェイコム)】9日には横川凱投手が13失点で大炎上した。その時点で何か理由があるのならば、報道するべきだと思ったが。10日にも戸田懐生投手が6回途中で10失点、リリーフにたった堀岡隼人投手も5失点してしまった。両日ともその後は平井快晴投手と田中優大投手が登板しており、何かの意図を感じる起用だ。大本営からの発表は現時点ではないが、直前の3軍戦をワクチンの副反応を原因として中止していることから、今回もワクチンの副反応によって登板可能な投手が極端に不足しているのではないかと予想できる。
巨人若手投手陣の明暗 それぞれの現在地 なぜこれほど差ができたのか
中止できない理由
2軍戦とはいえチケットを販売し、昨日も多くのファンがジャイアンツ球場に観戦に訪れている。ヤクルトにも迷惑をかけることからも中止という判断は難しく、なんとか予定の投手で試合を行うことができるとの判断だったと思う。プロ野球なのだから、ファームとはいえチケットを販売している限りは、正当な判断だろう。
ファンの気持
球場で今回の状況に説明があったとは報道されていない。そうなれば見に来ているファンは、どう思うだろうか。あまりにも打ち込まれる投手や、守りが長く続きフィルダースチョイスやエラーを犯す野手陣を見て、どんな気持ちで見ていただろうか。ネットやG+でもこの様子は放送されており、視聴したファンの気持はどうであろうか。
ある者は阿部監督の厳しすぎる起用に対して、疑問を持ったかもしれない。
戸田投手や横川投手のファンは、見ていられなかっただろう。
選手を成長させるための起用だったといえば聞こえは良いが、公開の場での懲罰にしか見えない場合もある。そう思ってしまったファンもいるのではないか。巨人を応援する気持ちが萎えてしまったファンもいるかも知れない。
日頃はファンのために頑張るので、応援をお願いしますと言いながら、ファンの前でファン無視に近い試合を行ってしまうことに、疑問を持ってしまう。
球団に求めるもの
リスク評価とリスク回避の基本
ワクチン接種において、副反応のリスクが有ることを知らない人はいない。他の球団でも副反応によって試合を休んだ例は、既出だ。それなのに試合の日程と選手の接種状況をリスク評価し、分散接種の幅を広げるなどの措置を十分にしていないのは、企業として問題がある。リスク管理ができない企業など、生き残っていけないのは最近の常識だ。もし今回の理由がワクチン接種、もしくはその他の理由との複合の理由だとすれば、球団には大いに反省してもらいたいと思う。
ファンへの説明
今回の起用がワクチンの副反応におけるリスク管理の不備が招いたものならば、何らかの形で発表し、不甲斐ない試合をしてしまったことに、球団がコメントを発表するべきだと思う。選手も阿部2軍監督もあらぬ疑いを掛けられて、大変気の毒だ。選手を大切にし、ファンを大切にする巨人軍であるならば、是非お願いしたい。
それでチケットを払い戻せなんていうファンは、ジャイアンツ球場にはいないと信じたい。
球団には選手や首脳陣を守って欲しい。そのためのリスク評価を行い、適切なリスクテイクをして欲しいですね。