岡本和真選手は何故侍ジャパンに選出されなかったか。落選の理由。

五輪代表選手に岡本選手が選ばれなかった。代わりに選ばれたのが村上宗隆選手と言っていいだろう。岡本選手が選ばれなかったことに驚きをもって捉える人が、かなり存在するようだが、稲葉監督からすると当然だったのか、それとも苦渋の決断だったのか。

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岡本選手の守備力

岡本選手は守りを大切にする選手だ。最近はとても安定した守備力を見せており、今年の目標の1つにゴールデングラブ賞をあげるほどだ。村上選手も最近は守備力の向上が指摘されることが多いようだが、現状では岡本選手のほうが上だろう。国際試合の場合は初見の好投手に対するということで、投手戦になりやすい。そんな時に失点の直接的原因となりやすいのが、四球と失策だ。今回の内野陣の選出をみると源田壮亮選手や菊池涼介選手など守備の名手が選ばれているが、3塁手の本職は村上選手だけと言える。岡本選手は打率こそ安定しないものの守備は安定しており、守備の面からも選考漏れに疑問符がつくことが多い。

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打撃の安定性

短期決戦は不調の選手の復調を、待っている時間がない。岡本選手は好不調の波が大きく、更にその波長も長い。絶不調の時期にオリンピックが重なると、使えない選手となってしまう。少ない人数の中で使えない駒はできるだけ減らしたい。また稲葉選手は初見の投手への対応力についても、指摘したようだ。初物に弱い巨人のDNAが岡本選手に埋め込まれてしまったとは思いたくないが、村上選手のほうに対応力があるように見えてしまったようだ。

データが手元にあるわけではないので検証できないが、理由に挙げられているのは確かだ。

走力について

ここは指摘されていないが、大きな岡本選手のウイークポイントだ。

既に言及したが投手戦となりやすい国際試合で、走塁はとても重要だと考える。岡本選手はプロの中では遅い方に、分類されるだろう。そういう選手は打線の中に置きにくい。更に代走としても使えない。圧倒的な打撃力がなければ、国際試合には向かないのだと思われる。

監督としてどちらが使いやすいか

サラリーマンの世界でも使いやすい部下と、掴みどころのない部下がいる。短期決戦では掴みどころのない選手は使いにくい。村上選手は以前も紹介したが、とても明るい性格に見える。

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こういった選手は、苦境を脱出できるきっかけにもなりやすい。若い3塁手に対して求めるものが村上選手の方に多いと、判断されたのではないかと思う。ソフトバンクの熱男が選出されなかった今回、内野の守備のリーダーとして坂本勇人選手と菊池選手が指名されたようだが、熱男一人の役割を2人に分担させた構図だ。短期決戦に置いて熱男の担っていた役割は極めて大きく、その一端を若い3塁手にも求めたのかもしれない。

だが岡本選手が年齢を重ねて後輩が多くなったときには、岡本選手が真のリーダーになり、村上選手が大人になりきれずに、チームリーダーとして岡本選手が選出される時が来るかもしれない。若い3塁手としては、今は村上選手のキャラクターが好ましかったと推察する。

岡本和真選手が超一流になるために

これから

岡本選手の今後に期待するのは、今回の選出を自分なりに分析して、自らの成長につなげて欲しいという事だ。坂本選手を超えるリーダーになる気が、本人にあって欲しい。

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年齢を重ね、後輩も増えてきて、自然とリーダーの風格が出てきますよね。

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