巨人の門脇誠と秋広優人は自分を見失わないで 解説者やOBは無責任

4位に低迷しているジャイアンツのファンの希望は、新戦力の台頭です。今年の新戦力と言えば門脇誠選手と秋広優人選手でしょう。ゲームには負けてしまっても二人の活躍が見られるだけで、ジャイアンツファンは喜びが止まりません。来シーズン以降2人がさらなる飛躍を遂げれば、ジャイアンツは確実に強くなれるとジャイアンツファンは信じています。しかし、これだけ良くやっている2人に対して、外部や内部から注文がつきます。中にはなるほどと思う注文もありますが、過去の経緯から考えて疑問符がつく注文もあることは事実です。インタビューなどを聞いていると、とても自分を見失うようには見えない門脇選手でも、一時は自分のバッティングを見失ってしまうようです。秋広選手についても期待が大きいだけに、あれこれと注文がついていますが、自分を見失わないように頑張ってもらいたいと思います。

長打を期待される秋広優人選手

202cmで100kgを超える体格、背番号55とくれば、ファンならずともホームランを期待してしまいます。しかし、規定打席数に達して100安打を放ちながら、10本塁打とホームラン数は伸びていません。この現状に対して外部の解説者からは、”迫力不足”だの”怖さが足りない”など、注文がついています。

自分を取り戻した二岡二軍監督の指導

現状の秋広選手は、まだ代謝が大きく、体が出来上がっていません。そのため今年の春のキャンプでは、バットを振る力が足りなくて、体をスウェーしてバットを振っていました。コーチを含めた周囲が長打を求めるので、振り回して自分のバッティングを見失ってしまったということで、ファームで調整を余儀なくされています。しかし、ファームで二岡二軍監督と話し合い、自分の好きなようにやることで、自分のバッティングを取りもどしたと報道されています。

2軍で結果を残した秋広選手は、不必要にバットを振り回さず、軸回転を静かにすることで、スウェーが小さくなり、速球にも変化球にも対応できるようになりました。

何故迫力不足に見えるのか

ゴルフスイングでも回転運動は、軸がズレてしまうと、スピードが上がりません。逆に言えば軸が安定すれば、力感のないスイングでもヘッドスピードは上がります。アマチュアのスイングは力感たっぷりでもヘッドスピードが上がらず、ミート率も悪くなるのはこのためです。プロゴルファーのスイングは軽く振っているように見えても、飛距離が出るのは、軸がブレずにヘッドスピードとミート率が上がっているからです。

秋広選手は体が出来上がっていないとは言え、体重が100kgを超えています。軸をぶらさずに回転できれば、十分にバットを振ることができる重量は既に持っているということです。あとはいかに軸をぶらさずにミートできるかが重要なのですが、まだ重量はあっても体幹の強さは足りないようす。物理的に考えて長い手足のため、今のままでもヘッドスピードは出るのだと思いますが、体幹が出来上がっていないので軸自体の回転はまだスピードが足りないと思います。これで体幹が出来上がれば、軸自体の回転が速くなり、タイミングも取りやすく、もっと球を引きつけられるようになるでしょう。こうなれば、ホームランは自然と増えてくると推測できます。秋広選手は高校三年時にコロナ禍のため、満足な練習ができていません。当然他の世代よりも実戦経験が少なく、成長が遅れても仕方がない部分があります。

秋広選手が体幹の強さを手に入れられれば、力感のないスイングからとんでもない飛距離を出すことができることになるのは、物理的に考えても当然のことでしょう。

大谷翔平選手が193cm。秋広選手が202cm。大谷選手は入団から本塁打を、3本、10本、5本と記録して、4年目に22本を記録しています。佐々木朗希投手の例を見るまでもなく、大型選手は体が出来上がるのに時間がかかります。

まだ高卒3年目の秋広選手に対して、迫力不足と注文をつけるのはどうなのでしょうか?来年辺り軽く振って力みが感じられないのに、とんでもない飛距離を出す秋広選手が見られるかもしれません。秋広選手には外部の声に惑わされずに、体を完成させることに徹してもらいたいと思います。バッティングセンスは間違いないと原監督に認められており、阿部ヘッドには異次元過ぎて、指導方法が難しいと言われる秋広選手は、間違いなくOBや解説者たちの想像を超えると思います。

阿部ヘッドコーチの秋広選手に対する指導はこちら

自分を取り戻した門脇誠選手

シーズン前にフルスイングを勧められ、バッティングを見失った門脇選手ですが、亀井コーチや阿部ヘッドコーチの教えを受けて、漸く時分のバッティングを取り戻したようです。もう実績も残し始めていますので、アドバイスの取捨選択もできるようになったでしょう。秋広選手と比べると、その辺りは大卒であり、少し対応が早いようです。梶谷隆幸選手や坂本勇人選手に貪欲にアドバイスを求めるなど、貪欲さも見られており、進化のスピードが加速しています。

シーズン当初引っ張りになりがちだったスイングも、センター中心に切り替えて、急激に打率も上がってきています。強い打球も増えてきて、長打率も上がっているのは、出来すぎかもしれません。

極上の守備力に加えて、走塁もチームの意識を変えるレベルで、ジャイアンツの中心選手に確実になっていきそうです。

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