CS第1戦で巨人が阪神に先勝 菅野投手が激投 小林捕手が好リード

両チームの4番の岡本和真選手と大山悠輔を、スターティングメンバーから外すという、異常事態から始まった第1戦だったが、脇腹の怪我で岡本選手を欠く巨人が先勝した。

菅野智之投手と小林誠司捕手の組み立て

打者被安打被本塁打奪三振与四球与死球失点自責点投球数
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CSファーストステージで、菅野投手がレギュラーシーズンの鬱憤をはらす快投を見せた。7イニングを98球で、無失点に抑える好投だった。1イニングあたり14球と、打たせて取る投球が出来た。立ち上がりこそストレートが高めに抜けるなどして制球が安定せずに、その高めのストレートで三振を奪うピッチングだったが、2回以降は打たせて取るピッチングが出来た。

報知新聞参照

阪神打線の待球傾向が強いと見ると、カットボールやカーブを多く使いストライクを先行させた。0-2からも遊び玉を使うこと無く、省エネで投球を組み立てることが出来たのは、これから日本シリーズに向かう過密日程の中では、大きな収穫だ。

今日の阪神打線は大山選手、佐藤照明選手、サンズ選手を外した打線で、一発を期待できる選手が少なかった。菅野投手の苦手である近本光司選手が、3番バッターであったのも助かったのではないか。相性の良い広い甲子園で長打が無いバッターに対して、ボール球を使うこと無く大胆に攻めていけたところも、省エネピッチングにつながっていたのだろう。休養十分でストレートが走っていたので、小林捕手もストレートで押せたのも好投のもう一つの要因のだと思う。

また大城捕手とのコンビで見出したスライダーに頼らない組み立てを、小林捕手も今回使って、とても効果的だった。カーブもシーズン序盤のような抜き気味のカーブではなく、早いカーブをコントロール良くカウント球に使えていたのも大きかった。

CSに向けての巨人の準備 菅野智之投手のモデルチェンジ

エンドランを阻止したベンチワークとバッテリー

5回無死から1-0の後にマルテ選手を、2塁で刺したプレーが大きかった。ベンチが完全に阪神のサインを読み切っていたようで、小林捕手が大きくウエストしてマルテ選手を落ち着いて刺している。完全に読み切っていたので執拗な牽制もなくウエストしたのは、絶対の自信が有ったことが伺われる。CSの準備期間で分析班が準備できたとしたら、これはかなり大きい。2戦目も阪神は読まれているのではないかと疑心暗鬼に陥ることになり、動けなくなるのではないだろうか。久々にベンチのお手柄だ。

岡本和真選手の不在

練習中の怪我であり、試合中ではないので少し残念だ。しかし、巨人ベンチは盛り上がっているのではないだろうか。「亀井選手を日本シリーズに!」という動機づけはありきたりだが、今日のヒーローインタビューで菅野投手が、岡本選手の戻ってくる姿を見たいと言及したことは、ベンチを盛り上げたと思う。低打率にあえいでいた岡本選手が外れたことで、打線がつながったのは皮肉なことだが、岡本選手には戻ってきても、一発を狙うのではなく繋ぐ打撃で貢献してもらいたい。当たれば飛ぶので・・・

真の4番とは 徹底比較 岡本和真 鈴木誠也 村上宗隆 巨人の弱点

阪神に望むもの

今日は負けてしまったが、明日は逆襲の目がたくさんある。一つは大山選手を4番に戻すこと。佐藤選手もできれば戻してほしいが今日のバッティングを見ると、まだ難しいかもしれない。明日の先発の高橋優貴投手は甲子園の防御率が25回投げて0.72、本塁打も1で、3勝0敗だ。高橋投手も一発を警戒しすぎてボールが多くなる傾向があるので、大山選手は大きなプレッシャーになると思う。対戦成績が打率.077と打てていないのは気になるが、CSは別物だと考えて使ってもらいたい。

3点差がついたところでまだまだ諦めない気持ちが強ければ、及川雅貴投手ではなかったと思う。結局4点差がついてしまい、ゲームはそのまま流れてしまった。ビエイラ投手の乱調であわやの所まで追い詰めたが、それは結果論だろう。もし及川投手の成長を考えるほどの余裕があったのならば、できれば8回か9回のランナーが出たところで、もう一度仕掛けてほしかった。サインを変えて仕掛ければ、何がバレていたのかデーターを取ることが出来たと思う。第2戦で動けるようになれば、また違った展開も開けるだろう。阪神打線はセ・リーグ断トツの盗塁114個を記録しており、機動力があるのが特徴だ。第2戦の早い段階で仕掛けてみて欲しい。

ファンです
ファンです

パ・リーグもとんでもなく盛り上がってますね!

でも折角なら時間をずらして欲しいですね。

アメリカでは時差も有るのですが、両方見られるようにしてくれているケースが多いです。アメリカンフットボール(NFL)などは、プレーオフは必ず時間をずらして行いますね。

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