巨人解決しない8回の課題 もう菅野智之しかいないんじゃないか?

今年も巨人の最大のウイークポイントは、解決していないようです。昨年から弱点として指摘されているセットアッパーに、今年も開幕から苦しんでいます。開幕前に期待されたロペス投手は、開幕戦で失点してから登板がありません。この状況は、オープン戦の状況からある程度想定されていたはずで、早くも準備不足が露呈してしまったようです。

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新外国人選手ロペス投手

球速はあるものの、変化球のコントロールがつかず、オープン戦からピリッとしてない内容でした。それでも外国人は、本番に合わせてくる傾向もあるため、開幕戦にはコンディションの整わなかった大勢投手の代役としてクローザーに指名されました。しかし、皆さん御存知の通り結果は出ませんでした。首脳陣もオープン戦の内容から、不安に感じていたはずですが、他の選択肢がないため、送り出したのだとと思います。

信頼はしてもプランBは必要

野球選手は怪我や故障もあり、いつも万全でスタンバイできる訳ではありません。当然過度の連投を避けるために、代わりの投手も用意しなければなりません。開幕カードですので連投のケースは想定外ですが、それでもこの3連戦のジャイアンツのブルペンは慌ただしく、強いチームには見えませんでした。

3連戦で6人、3人、6人、とマシンガン継投は今年も行われ、大勢投手が万全であっても、昨年と同じ問題は解決できていないようです。

マシンガン継投は危険がいっぱい

過度の使われ方で戻らない投手達

肩は消耗品と言われますが、ジャイアンツの救援陣も消耗品です。無理な使い方をすれば、潰れる投手はすぐに潰れます。稀に鉄腕と言われる投手は出現しますが、極々少数です。また、長年活躍したストッパーは、自ら無理をしないなどの自己管理ができていました。その自己管理をチームが受け入れたから、長い間活躍できていたと思います。消耗品である投手を、本人の拒否がないからと便利使いしていれば、すり減ってしまうケースは珍しくありません。

ジャイアンツでも鍵谷陽平投手や畠世周投手など、近年頑張った投手は故障が発生したり、球威が戻らなかったりしています。大活躍した中川皓太投手は未だに復帰の目処が立ちません。

最近の投手管理

華々しくデビューしたものの短い活躍で終わった投手は、ジャイアンツに限らず、過去に数多くいます。名前は挙げませんが、そういう経験をした投手たちは指導者になった時に、投手を大切にしてくれます。その代表格が権藤博さんではないでしょうか。中継ぎにもローテーション制を取り入れるなど投手を大切にしました。「基本的に3連投はさせていないと思います。2日投げたら、翌日は絶対に休み。」と谷繁元信さんが証言している通り、監督と対立しながらも、投手を守り続けたコーチとして有名です。大魔神・佐々木主浩さんも、権藤さんに守られた一人ではないでしょうか。岩瀬仁紀さんもその一人で、当時は高木守道監督と権藤博コーチとの確執は有名でした。ロッテの吉井理人監督は、最も影響を受けたコーチとして権藤さんを挙げています。

この様に権藤さんから派生した考え方は、今各球団の主流になっているようです。

ジャイアンツの中継ぎ

ジャイアンツは先発で成功できないと、リリーフにまわるという起用が続いています。昨年の大勢投手は偶然の産物で、コロナで入団直後に出遅れたことが影響したようです。それでも原監督は将来大勢投手の先発を見てみたいと、コメントを残しています。かつては鉄腕と言われた山口鉄也投手も、先発転向に挑戦しました。”リリーフで行けるなら先発で”とういう考え方が、まだジャイアンツにはあるようです。

今年リリーフで絶対的な存在であった西武の平良海馬投手は、先発転向を直訴して認められました。しかし球団からはリリーフとしての平良投手の存在は、先発投手よりも価値があると判断したようで、しぶしぶながらの転向を容認だったようです。

セ・リーグを連覇したヤクルトは、10勝投手がいませんが、リリーフ陣を高津監督が大切に整備して、連覇にこぎつけています。

ジャイアンツのリリーフ陣は変則ばかり

ジャイアンツはリリーフ陣に変則が多いので、打者の右左で変えるケースが多く、マシンガン継投になりがちです。変則投手は先発には向かないので、リリーバーになりますが、変則ばかりで本格派がいないのでは、同じことが続きます。150Kmを超えるストレートをコントロールよく安定的に投げるリリーバーが、ジャイアンツにはいません。そういう投手はみな先発を期待され、リリーバーを目指して育てていないからでしょう。

育成時から、もっと言えばスカウトの時点で、本格派のリリーバーを探して育成することがこれからは必要になるかもしれません。

ワンポイントが禁止になる可能性が強く、WBCに今後も参加し続けるならば、ガラパゴス化しないためにも、本格派のリリーバーを大切に育てる必要があると思います。

今年は菅野智之投手をリリーバーに

菅野投手の肘の具合にもよりますが、登板間隔を確保しながら、勝負時に菅野投手をリリーバーに使う事が今年優勝を狙うためにも、特効薬になると思います。

菅野投手は1イニングならば、安定感は大勢投手にも匹敵すると思います。登板間隔を確保しながらセットアッパーに使い、大勢投手が3連投になるようならば、菅野投手がクローザーで登板すれば、大勢投手の登板間隔を確保できると思います。

菅野投手で春先を凌ぐうちに、本格派の投手をリリーバーに育てて、ペナント終盤を迎えることができれば、ポストシーズンも勝ち抜けるのではないでしょうか。

あの上原浩治投手も、槙原寛己投手も、高橋尚成投手も期間限定でクローザーを担って、抜群の成績を収めています。菅野投手が優勝したいという思いが強ければ、チームのためにやってくれると思います。菅野ー大勢の投手リレーで、チームが燃えないわけがなく、ドームは最高潮になるでしょう。

いずれにしろリリーバーを大切に使わないと、この問題に毎年ぶつかってしまいます。あれ程絶対的だった中川投手も、完全復活し球威が戻るかどうかはわかりません。鍵屋投手も球威は戻っていないようです。せっかく経験を積んだリリーバーがパンクしてしまっては、育成が追いつきません。

阿波野投手コーチ!よろしくお願いします!

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