新外国人の明暗~スモークとテームズ~

4月27日に待望の新外国人選手が、1軍登録された。

MLBでも実績を残した、スモーク内野手とテームズ外野手だ。

その2人の結果に明暗がでた。

1塁手で先発したスモーク選手は、4打数2安打で長打は出なかったが、外野手の頭を超える当たりは出ており、足は速くないものの今後の活躍が十分に期待できる内容だった。守備は無難にこなしていたようだが、守備は少し様子を見なければわからない範囲だ。

一方テームズ選手は、少し気の毒な内容になってしまった。バッティングの方は2打数2三振で、2軍で5割近く打っていた実力を発揮できなかった。しかし、今後に期待でいる雰囲気はあった。課題に挙げられていた守備の不安が大きく出てしまった。2軍戦での打棒での無双ぶりと対照的に、守備の不安が多くの指摘通りに露呈してしまった。3回一死一二塁の場面で飛んできたレフトへの打球を、ワンバウンドで抑えようとジャンプした時に、脚部を痛めその場に倒れ込んでしまった。結局立ち上がることができずに、担架で運び出された。調整不足が影響したのか、もともと守備を期待できる選手では無かったようだが初先発ということで、背伸びをしてしまったのか、残念な結果に終わってしまった。(梶谷選手がワンバウンドを後逸したように、神宮の人工芝は予想以上に高く跳ねるのかもしれない。)

新外国人の明暗は他の選手にも反映した。

明るく照らされたのはウィラー選手だ。途中出場で4安打と決勝の本塁打でヒーローインタビューを受けた。今年は出だしが好調だったのに、コロナに感染して離脱を余儀なくされた。危機感を感じていたのか、2軍ではセカンドにも挑戦していたようだ。諦めずに前向きに取り組む姿勢は、応援したくなる。明るい性格でベンチの盛り上げ役でもある貴重な選手だ。外国人枠の問題で出番が少なくなると思われたが、本人の好調が続く限りは起用が続くだろう。

今後の活躍に期待がされる機会を得たのは松原外野手だ。俊足好打の総合力の選手だが、突き抜けたアピールポイントがなく、このまま起用が減るのかと思われたが、今後もウィラー選手との競争の機会を与えられるだろう。

そしてスポットライトを失ったのは、香月内野手だ。テームズ選手との交代で2軍へ降格されてしまった。3本塁打を放つなど1軍の戦力として良い活躍をしていたのだが、突き抜けたものではないと判断され、登録を抹消された。再登録は直ぐにはできないので、テームズ選手が長期離脱の場合は他の選手が1軍昇格となるだろう。なんとも皮肉な結果である。

プロで活躍するには運も必要だとよく言われるが、実力さえあれば機会はまた来る。運が無いと腐ることなく、ウィラー選手のように諦めずに頑張ってほしい。たとえスモーク選手を実力で抜くことができなくても、他の野手を抜けば良いのである。亀井選手を引退に追い込んだり、重信選手を引きずり下ろしたりするつもりで頑張るしか無いのだ。

プロは厳しい世界だ。活躍できる期間が短いので、じっと好機を待つという時間的猶予はない。

頑張れ香月一也!

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