Raider

８月１１日のバンテリンドームでの中日戦から４番を外されて、代わりに４番に座った中田翔選手が２８試合連続でその座を守っています。当初は気分転換のためにある程度復調すれば、４番に戻るのではと予想していましたが、結果は大きく違ってしまいました。

ジャイアンツの弱体化が止まりません。野球は変わってきているのに首脳陣の中についていけていない人材がいるようで、古い野球と新しい野球が混在してしまっています。若い選手たちは古い野球に戸惑い、古い首脳陣は新しい考え方を受け入れられないようです。

中田翔選手がまた活躍しました。岡本和真選手から４番の座を奪って、好調を続けています。不祥事で日本ハムを追われてジャイアンツに入団した経緯から、なかなか本来の打撃と気持ちを取り戻せなかった中田選手ですが、以前よりテクニックもメンタルも成長した

シーズンが深まり残り試合も20試合程度となってきました。ジャイアンツは3位と3ゲーム差の5位と、まだCSが望める位置にいます。最後まで望みが有る限り3位を目指すというのは、一つの考え方です。

シーズン終盤で借金7。最下位中日と1.5ゲーム差は緊急事態宣言と言って良い状態でしょう。原監督は「男になってくれる人がいない。」と鎮痛なコメントをだしました。選手強化に対する資金が多くはない中日とこの時点で成績に大差がない事が現実です。

野球はデータを重視し、確率が勝敗を左右するゲームだという見方があります。最近ではビッグデータなどを利用して、極端なシフトを取るなどデータを有効に利用するチームが日米共に増えてきています。