日本のゴルフ場は、かなりバラエティに富んでおり、様々です。山岳コースから丘陵コース、林間コースに河川敷と、ざっと考えてもこれだけあります。特に大都市圏にある比較的近いコースは、無理して作っている場合があり、とても狭くてアップダウンが激しいコースがあります。人によっては「あのコースは修行!」というようなコースも有り、難易度がかなり違います。
ゴルフ会員権業者の最大手【日本ゴルフ同友会】デビュー戦は経験者と一緒に
いかなる場合も初心者だけでのラウンドは、避けたほうが良いでしょう。必ず上級者と回る必要はありませんが、無用なトラブルは避けたいものです。少なくとも複数回のコースでの経験がある人と回るのが、絶対条件と考えていいと思います。
初心者ほどコースは選びましょう
関東圏のゴルフ場では山岳コースや丘陵コースが有り、かなり高低差があります。大袈裟な言い方をすれば、極度の打ち下ろしで”蹴飛ばせば乗る”なんてコメントが出るほどのコースが有るほどです。
私のデビュー戦は千葉の山岳コースで、大雨も降っていたために、打った球が上がらずに傾斜と流水に負けて戻ってきてしまうようなコースでした。ミートもあまりうまく出来ないのに上級者でも難しい傾斜でのショットを毎回要求され、苦行以外の何物でもなかったと思います。会社のコンペなどはコースを選ぶことが出来ませんが、自分たちで選べるのであれば、コース選びは本当に重要です。あまりひどいコースを選べば、1回でゴルフが嫌になってしまうケースも考えられます。
女性のデビュー戦
特に女性のデビュー戦は、より一層の気遣いをしてあげないといけないと思います。折角オシャレをしてきたのに、スカートで大股を開くような事が無いようなコースを選ぶことは、とても大切だと思います。また、お風呂やロッカーなど女性に対してサービスが行き届いていないコースも有りますので、もしほかに選択肢がない場合は、女性に事前に伝えてあげる必要があります。女性はシャワー後に困らないように、事前にゴルフ場に連絡をして女性のための施設を確認し、装備を整えて行く必要もあると思います。ドライヤーで順番を待つなんてことにならなければ・・・
河川敷も有効な選択肢
河川敷は施設が整っておらず、コースにも変化がないため軽視されがちですが、アップダウンがないため初心者には優しいコースと言えます。比較的安価な価格設定をされているコースも有るので、検討に値すると思います。関東圏ではアップダウンが少ないコースを選ぼうとすると高級クラブが多くなってしまうので、初心者にはハードルが高く、予約さえも出来ないケースが多いと思われます。
心の余裕ができるまでは、河川敷のコースを選ぶと良いと思います。ただ、隣のホールに打ち込んでしまうリスクが大きいと思いますので、注意は必要です。
リゾートコースを選ぶのも有り
旅行ついでにリゾートコースでデビューするのも、良いのではないでしょうか?平日のリゾートコースであれば比較的空いているので、自分たちのペースで回れますし、他のお客さんに迷惑をかけることも少なくなります。セルフでのプレイになってしまうケースもありますが、空いていれば余り大きな問題にはならないかもしれません。リゾートコースはツーサムなども空いていれば可能です。カートで二人で回ることになれば、デビュー戦の負担もかなり軽減されます。
アメリカや東南アジアでは高低差の有るコースは少ない
海外のリゾートコースも、選択肢としては有ると思います。国やコースによってはカートでフェアウェイへの乗り入れも可能となりますので、体力的にもきつくありません。東南アジアなどは暑さが気になるかもしれませんが、カートでのフェアウェイへの乗り入れが可能であれば、大きな問題にはならないと思います。日本のように狭く高低差の有るコースは、余りありませんので、初心者には優しい条件が整っています。
空いている時を見計らってスタートするのが吉だと思います。
技術に合わせてコースは選びましょう
技術が伴わないのに極端に狭いコースや、アップダウンの激しいコース、ウォーターハザードが多いコースは避けたほうが無難だと思います。特に狭いコースは崖などもあるので、怪我にも繋がりやすく、注意が必要です。
平坦なコースはウォーターハザードで難易度を上げているケースが多く、初級者には心理的負担が大きくなりがちです。平坦なコースでも難易度が高いコースは避けましょう。上級者と一緒ですと、そういうコースを上級者は選びたがります。その場合は覚悟して望む必要があります。ボールも安いのを用意していかないと、へこむことになりがちです。事前の調査は必要だと思います。
中級者ぐらいになればどんなコースでも、対応はできるようになります。大きく崩れることもあまりありません。しかし初級者のうちはコースによって10も20もスコアが変わってしまうことが、十分にありえます。ゴルフを生涯の趣味としていただくためにも、トラウマとなるようなラウンドは避けてほしいと思います。