酷暑のゴルフ 熱中症にご用心 この季節だけは特別のご配慮を

最近の暑さは凄まじい。

35度を超えることもしばしばで、猛暑日にゴルフを経験することも有る。

当然水筒や氷嚢などを携えてラウンドに臨むのだが、それでもラウンド中には危険を感じることも有る。私自身は東南アジア諸国でのラウンド経験がかなりあるので、それなりに自信はあったのだが、最近の日本のゴルフ場は酷暑に対して配慮されているようでいて、実は各所に手抜きも感じられる。

プレイヤーでラウンドに慣れていない人は当然気を付けなければならないが、かなりのベテランやアスリート系のプレイヤー、競技に参加するジュニアプレイヤーまで熱中症になって救急車のお世話になっているケースも見られる。

キャディーさんにも配慮を

中にはキャディーさんも具合が悪くなっていることがあり、そういった時に無茶な要求や過度にキャディーさんの負担になるプレイヤーなどがいて、一因になっているのではないかと訝しんでしまう。当然キャディーさんは仕事なので必死に頑張るのだが、それが事態を悪化させる場合もあり、プレイヤーとしても、少し気をつけなければならないと自らを戒めている。

キャディさんいつもありがとう、仕事とは言え、無理はしないでください!

具合が悪い時は遠慮せずに、早めのご申告をお願いします。

お茶屋の廃止

最近のゴルフ場はお茶屋を設けずに、自販機のみを冷房の効いた小屋に設置しているケースが多い。なかには必要以上に高い値段を飲料に設定しているコースも有り、これでプレイヤーが購入を躊躇したら、コースにも責任問題になるのではないかと考えてしまう。

最近はコロナの影響で水や氷、おしぼりの用意などをしていないケースも有り、難しい問題だが、熱中症の危険度は増す。夏のゴルフにおすすめのスポーツドリンク

以前のようなお茶屋がないので、プレイヤーが水筒や氷嚢を自分で用意するケースが多いのは良いのだが、全員がお茶屋で休む事がなくなる。

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先を急ぐ人がいれば、プレーは進んでしまうので、休もうと思っても打順を遅らすぐらいが精々だ。

プレーファーストに繋がり普段はとてもいいと思うのだが、酷暑の中でゆっくり時間をとることがなく、キャディーさんも休む時間を設けられない。

あまり長い時間お茶屋で休まれては困るが、前が詰まっているときなどは避難できる場所があると有り難い。

プレーの遅い組

これは技術の問題が有るので仕方ない面があり難しいが、あまりにも行ったり来たりや、OBを連発する人は、同伴プレイヤーはもちろん、後続組やキャディーさんの負担になる。

先日黒ティーからOBを5連発以上しているプレイヤーを目撃した。前からの4打目を選択しないので自信があるのかもしれない。キャディーさんも前進を薦められず、ただでさえ進行が遅れているのに困惑していた。ハンデが上の、もしくは年上のプレイヤーが助言したら良いのにと思う人も少なくないだろう。なんとか前に進んだ時にボールを探さなくていいよと本人は言っていたが、キャディーさんや同伴プレイヤーもそういうわけにも行かず、進行が遅れていた。競技志向のプレイヤーで前進ができなかったのかもしれないが、酷暑のなかでは配慮して欲しいと思ってしまった。普段は何発でも打てばいいと思うのだが・・・

熱中症は気がついたときには、手遅れというケースがとても多い。自らの体調はもちろん、同伴競技者やキャディーさんにも気を使ってあげなければならない、唯一の期間だと自分は考えている。

皆さんはいかがでしょうか?私もプレーに集中しがちですが、自分にも廻りにも気を配れる余裕があるといいですね。

傘をさすのは大変おすすめです。ラウンド後の疲れが変わります。

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