ゴルフ会員権市場の現状 サラリーマンでも購入可能
ゴルフ会員権が購入しやすくなった。
RIZAP GOLFバブルの頃に2億円の音を付けた会員権が、現在は300万円などというコースも有る。バブルの頃は投資のために購入する人もいたが、今はプレーすることが目的で購入する人が殆どだ。経営難で破綻するゴルフ場も淘汰されて、今はゴルフ会員権購入の絶好機かもしれない。
東京近郊でのゴルフ会員権選びのポイント
そんな人達が後悔しないゴルフ会員権の購入するために、注意しなければならない点を5つ上げたいと思う。基本的なことが多いが、どれが欠けてもいけないと思うので、注意が必要だ。
何故会員権選びに、失敗するのでしょうか?
会員権の業者選び
ゴルフ会員権を取引する業者は数多くある。最近はネットなどですぐ調べられるので、少なくとも2~3の業者は調べて資料請求をするとよい。メールなどでも問い合わせができるので球を多く持っている業者を比べてみる。業者によって金額の差は余りないが、持っている情報量は差があるので、注意が必要だ。さらに視察プレーをお願いしたり、名義変更に必要な会員の紹介などもお願いしたりすることになるので、実績のあるところが望ましい。また、一部のゴルフ場は名義変更を拒否するケースも有り、その場合は会員権業者が売買を無かったこととしてくれる事を条件にしている事が殆どなので、その点も確認する必要がある。最近はゴルフ会員権の流動性があまり良くないので、購入を検討する顧客は大切にされる筈なので、謙虚な気持ちで接すれば良いサービスを提供してくれるはずだ。
本当に気をつけなければならないのは、全ての会員権業者がお客様のことを思って仕事をしてくれるわけではないということを、念頭に置いておくことです。業者によっては自分の得意とすることに誘導するのは、商売なので当たり前です。この点はご注意を!
ゴルフ場の経営状況
バブル崩壊後に一定数は淘汰されたとはいえ、ゴルフ場倒産のリスクはなくならない。経営状況や経営母体などは非常に重要なので、ネット等で情報を確認する必要がある。当然会員権業者も情報を持っているので、聞いてみると良い。そういう情報を持っていない業者とは、お取引はしないほうが良いと言える。
ゴルフ場の会員数
大金を使って会員権を購入したが、予約が取れないのでは役に立たない。自分が何曜日にどんな形でプレーしたいのかによって違うが、会員数が余り多いと予約が取れない。18ホールで1200~1300人が適正と言われることが多い。1人で平日廻るのがメインであれば、簡単に予約が取れることが多く、友人を連れて1組で日曜日に廻るなら、予約を取る難易度は増すので注意が必要だ。
ゴルフ会員権の選び方~5つのプレースタイルによるおすすめ判断ポイント~
ゴルフ場へのアクセス 都心からの時間
都内から近いゴルフ場は相場が高いので、ついつい遠くのゴルフ場を選んでしまうことが多い。しかし片道2時間もかかるようなコースでは、足が遠のいてしまう。友人も誘いづらくなってしまうので、できるだけ自宅から近いコースをおすすめする。また年令を重ねると、自動車で行くよりも電車のほうが楽になってくる。都心から1時間ぐらいでアクセス可能なゴルフ場は、サラリーマンでも購入可能な現状だ。クラブバスなどを利用しての電車でのアクセスを、検討材料に入れておくことをおすすめする。その場合空きロッカーの状況を、把握することも重要だ。
コースの状況
芝が荒れていたりグリーンの転がりが悪かったりするゴルフ場は、ストレスが溜まる。スタッフの判断誤りや、異常気候で一時的にコースが荒れてしまうこともあるが、地形によって恒常的にコンディションが上がらないコースもあるので見極めが必要だ。ネット情報や視察プレー時に同伴競技者やキャディーさんにこっそり聞いてみるとよい。その時に「いつも悪いの?」と聞くのではなく、「この間の雨のせい?」とか「この夏の暑さのせい?」などと聞くと聞きやすい。そしてあまり優しいコースは物足りなくなるので、ご自分の腕前と合わせて検討が必要だ。
以上の5つのポイントは必須項目で、他にも施設の状況や会員の雰囲気など自分の地用目的に合わせて検討をすすめるとよい。業者から掘り出し物が出たからなどと安易に決めてはいけない。投機目的でないのならば当分は売らないので、じっくり検討することが大切だ。