相場が大荒れの時が儲ける時?プロでも難しい市場の波 メンタル大切

為替も株式市場も荒れてきています。特に株式市場は大荒れと言っていい状況で、経験の少ないホルダーさんの中には、ドキドキしている人が多いのではないでしょうか。こういう時に経験の少ない投資家さん達が一番気をつけなければいけないのは、波に乗ろうとして船から振り落とされてしまうことです。

相場を読み切るのはプロでも不可能

”頭と尻尾はくれてやれ”は相場の格言として有名です。誰しもが一番安い時に買って一番高い時に売る事を考えます。しかし、実際には誰ひとりとしてそれを読み切って実行できる人はいないでしょう。後からチャートを見れば、結果論をぶち上げることは誰でも出来ます。しかし相場にいる中では、落ち着いて状況が見られるわけでもなく、今自分が波の何処にいるかがわかりません。これは経験が浅くても百戦錬磨の投資家でも、同じことです。だから経験の浅い投資家さんは、相場が荒れているときには下手に動き回らないほうが良いでしょう。

プロや熟練の投資家たちの強み

彼らの何がすごいかと言えば、場数を踏んでいるので慌てないというところです。多少の波には揉まれ続けているので、大概のことでは自分の立ち位置を見失うことがありません。そして彼らの多くが、相場の波を予想する事ができますが、その予想が外れる可能性も十分にあることを知っています。そのため、読みが外れても狼狽売りはしません。そして狼狽売りをしなくてもいいような、ポジションにいることが多いと思います。かれらは余程のことがない限り、市場から退出しなくて良いポジションを取っているのです。

経験の浅い投資家達ができること

一言で言えばギャンブルをしないことです。大きなリターンを望むのではなく、確率の極めて高い勝てるポジションを取りましょう。

また個別の株式を買うにしても、十分に吟味して長期目線で高確率でリターンが望める銘柄を選ぶことです。そうすれば相場が大荒れのときでも、下手に動く必要がなくなります。自分の信じた銘柄を信じてじっとしていれば嵐はいつか過ぎていきます。

自分を信じるためには勉強が必要

投資家で絶対に必要なのは、自分を信じることができる強いメンタルです。そのメンタルを獲得するためには、勉強した知識によって裏打ちされた、自分のポジションに対する自信が必要です。この勉強は終わりがありません。常に新しい情報を仕入れて、保有するリスクに対して確認作業が必要になります。

あまり時間を投資に割けない人は、個別銘柄を多く持つことはあまりおすすめできません。実績のあるインデックス投資が、一番勉強量が少なくていいでしょう。代表的なインデックス投資であれば、長期目線で考えれば、かなりの確率で勝てることになるでしょう。

大切なのは相場に資金を晒し続けること

正しいポジションを取れるようになったら、相場からは退出しないことがとても重要です。資金をリスクに晒し続けることで、相場の上昇局面を逃すことがなくなります。波がどの様に来るかは誰も予想できないのですから、じっと波を待ち続けることが肝心なのです。

税金をなるべく払わないようにしましょう

利益の20%はとても大きな問題です。胴元が常に儲かるのがギャンブルの世界です。投資も相場を維持している所が、必ず儲かるようにできています。我々素人の投資家は、20%の税金を払ってなお勝ち続けることは、非常に難しいと考えたほうが良いでしょう。特に少ない資金しか無い時は、なるべく売り買いをしない方が良いでしょう。そういった意味では個別銘柄は少しハードルが高く、インデックス投資が最適解と言えるかもしれません。

メンタルを鍛えよう

メンタルを鍛えるためには、相場に居続けなければなりません。そうして時間の経過とともに、確実に少しづつリターンを得る経験を積み重ねましょう。長い期間をかけて成功体験を積み重ねることによって、含み益とともに、成功体験も溜まっていきます。そうすることでのみメンタルは鍛えられると言っていいでしょう。

大怪我をしないこと

達人のように相場を読み、勝ち続けられるのは一部の天才たちだけです。決して相場の波を利用するような投資を、主力としてはいけません。必ず波に乗りそこねて飲み込まれてしまう時が来るでしょう。その時に再起できないような大怪我を負ってしまっては、絶対にいけません。

投資で負けないためには、まずは勉強が必要です。

勉強は相場を読むためではなく、相場に飲み込まれないための勉強です。そして大波にあった時に、落ち着いて行動できるメンタルを養う事が必要です。

勉強は大きく儲けるためではなく、リスクを減らしてリターンを確実に得るためのものです。

長い時間をかけて勉強を続けて、成功体験を得て、メンタルを鍛えて、相場にずっと居続けることが、負けない秘訣だと私は考えています。逆に言えば投資市場から大儲けをして退出できる人は、余りいないのではないでしょうか?投資市場から退出した時に、インフレリスクに晒されるのですから・・・・・

※投資は自己責任です。

未経験者にもわかりやすい!【投資の達人になる投資講座】
タイトルとURLをコピーしました