1 | 2 | 3 | 4 | OT | ||
Bears | 0 | 14 | 0 | 6 | 0 | 20 |
Raiders | 3 | 0 | 0 | 6 | 0 | 9 |
相手のベアーズはここまで2勝2敗。QBはベテランのダルトンが不振で2021年のドラフト全体11位、オハイオ州立大卒のジャスティン・フィールズを先発に替えている。ここまで309ヤードを走ってアベレージ4.5ヤードの、エースRBモンゴメリーを膝の怪我で欠くという状態で、レイダースには絶対有利の条件が整っていたと思われた。
Bears | Raiders | |
252 | Total Net Yards | 259 |
8 | Total Penalties | 10 |
70 | Penalty Yards | 82 |
32:02 | Time of Possession | 27:58 |
準備不足のディフェンス
DEFENSE | T-A | SCK | INT | FF |
D.Perryman | 12.0-2 | 0 | 0 | 0 |
A.Robertson | 7.0-2 | 0 | 0 | 0 |
J.Abram | 6.0-5 | 0 | 0 | 0 |
C.Littleton | 6.0-2 | 0 | 0 | 0 |
Q.Jefferson | 5.0-3 | 0 | 0 | 0 |
N.Kwiatkoski | 5.0-1 | 0 | 0 | 0 |
N.Hobbs | 4.0-1 | 0 | 0 | 0 |
Y.Ngakoue | 3.0-0 | 2 | 0 | 0 |
C.Hayward | 3.0-0 | 0 | 0 | 0 |
K.Wright | 3.0-1 | 0 | 0 | 0 |
T.Moehrig | 2.0-2 | 0 | 0 | 0 |
D.Philon | 2.0-0 | 0 | 0 | 0 |
R.Teamer | 1.0-1 | 0 | 0 | 0 |
M.Crosby | 1.0-0 | 0 | 0 | 0 |
J.Hankins | 1.0-0 | 0 | 0 | 0 |
今日はディフェンスが準備不足を露呈した。CBのミューレンとアーネットを怪我で欠いて、ロバートソンが出場したが、スタッツを見れば分かる通りCBでありながら7つのタックルを記録した。徹底的に狙われたわけだ。ロバートソンは2020年の4巡で指名されたCBだが、5フィート8インチとサイズに恵まれない。ベアーズはレイダースのCBのデプスが手薄なことを見越して、パスもランもロバートソンを狙って準備していた。マンツーマンのディフェンスでは高さのアドバンテージを活かしたプレイを十分に用意していたっし、ランプレイにおいてもオープンフィールドで1対1になるようなデザインのプレイで、タックルミスを誘っていた。
それに対してレイダースはロバートソンをカバーするプレイを、用意していなかった。前半戦に徹底的に攻められたにもかかわらず、後半戦も同じ様にやられてしまう。この対応力の無さはシーズンが深まるにつれて、深刻になると思う。これから怪我人は当然増えてくる。試合中の離脱者も出てくるが、今の首脳陣では臨機応変な対応ができるとは思えない。
ペナルティーとドロップの多さ
改善されたと思われたペナルティーの多さと、パスのドロップがまた増えてきてしまった。
2ndQの始まりで6回48ヤードを記録していた。
TVコメンテーターがレイダースは一発ホームラン狙いの選手が多いので、ドロップする事が多いと指摘していた。確かにそこまでで、エドワードとウォーラーがランアフターキャッチに気を取られて、イージーなパスをドロップしていた。
ディフェンスも新人QBを潰すつもりで気合が入っていたのかもしれないが、QBへのパーソナルファウルを連発してしまった。
オフェンスラインは入れ替えをして改善を図ったが、カリル・マック相手では分が悪く、3サックを浴びて、フォルススタートとホールディングも量産してしまった。
ジェイコブズを活かせないオフェンス
RUSHING | ATT | YDS | TD | LGTD |
J.Jacobs | 15 | 48 | 1 | 1 |
K.Drake | 2 | 11 | 0 | 0 |
D.Carr | 3 | 10 | 0 | 0 |
N.Peterman | 2 | 2 | 0 | 0 |
レザーウッドを右Gに配置換えして、ランオフェンスは改善できたと思う。左のラインは安定しており、時折良いランを見せていた。ジェイコブズも切れの良いランを見せていたが、ロングゲインを狙うためか横に逃げてゲインできないことが多かった。安定した左ラインに縦に進めばコンスタントにゲインできたと思うのだが、ジェイコブズは能力を過信してしまう傾向が強いのかもしれない。流石にバリー・サンダーズのような能力までは無いことを、首脳陣はコーチングしなければならないのではないだろうか。
カーの限界かも
Player | CP/ATT | YDS | TD | INT |
D.Carr | 22/35 | 206 | 0 | 1 |
J. Fields | 12/20 | 111 | 1 | 0 |
RECEIVING | REC | YDS | TD | LGTD |
H.Renfrow | 6 | 56 | 0 | 0 |
H.Ruggs | 3 | 51 | 0 | 0 |
D.Waller | 4 | 45 | 0 | 0 |
B.Edwards | 2 | 22 | 0 | 0 |
J.Jacobs | 3 | 17 | 0 | 0 |
Z.Jones | 1 | 6 | 0 | 0 |
J.Richard | 1 | 4 | 0 | 0 |
W.Snead | 1 | 3 | 0 | 0 |
相変わらずカーはWRへのパスが決まらない。レンフローとウォーラーがあれだけマークされているのだから、WRへのマークがゆるくなると思われるのだが、それを活かせないようだ。確かにイージーなパスをエドワードが1本ドロップしたが、全体的にエドワードとは意思疎通が出来ていないようだ。WRの走り込みたいところに投げるのか、自分の投げたいところに投げるのか、どういう判断基準でプレイしているか不明だが、折角スピードのあるWRを用意しても、活かせていないと思う。
頼りになるのはレンフローだけ
レンフローは相変わらず安定している。フォットボールIQが高く、欲張ってミスをすることが少ない。サイズと絶対的なスピードがないので、密集でのキャッチが殆どなのだが、同じ様なサイズのラグスⅢがもう少しレンフローから学べると、ロングも出るようになると思うのだが、どうなのだろう・・・
来週はいよいよ同地区のライバルのブロンコスとの対戦で落とせません。チーフスが不振で混戦の今季は地区優勝を狙う意味でも、十分な用意をしてもらいたい。CBの強化は課題として残りそうですが・・・