JGTOやJLPGAに提案 隔離ゴルフ場の実現 スポーツ界無作為

石川遼選手が米国から帰国後の自主隔離期間中に、隔離措置に違反したとして厳重注意の処置を受けた。さらに一ヶ月の出場停止、JGTOの副会長・理事を辞任したと報じられた。コロナ禍で批判が高まり、イメージダウンが大きく、本人はとても反省しているようだが、この様な選手が再び現れないように、また隔離期間でも一定のトレーニングができるようにならないものだろうか。

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タイのゴルフ場検疫パッケージ

観光国のタイでは政府指定のゴルフ場で、代替隔離を受けられる「ゴルフ場検疫パッケージ」が提供されている。客室で3日間隔離された後のPCR検査で陰性が確認できれば、ゴルフ場でのプレーが可能となるもののようだ。観光立国のタイであるので、政府の姿勢が違うが、日本でも似たような取り組みは出来ないだろうか。日本では稼働率の高くない地方のゴルフ場は沢山あり、その施設をJGTOとJLPGAで一部を借り上げて、政府に許可を求めるような動きは出来ていないのだろうか。稼働率が高くなければ、東京オリンピックの海外の選手を受け入れたノウハウを使えば、十分に隔離ができるのでないだろうか?

野球界も協力したらどうだろうか

野球界では外国人の来日が遅れ、怪我も誘発した。家族の来日も厳しく規制され、精神面で追い込まれる選手もいた。MLB移籍を試みた日本人選手たちも、隔離期間で貴重なオフシーズンの時間を無駄にしていると推測される。ゴルフ場でトレーニングが可能であれば、2週間の隔離期間での体力の減退を防ぐことは可能だろう。

村田諒太選手の防衛戦は延期

ボクシングでも、今回村田諒太選手の貴重な防衛戦の機会が失われた。ボクサーとしてのピークが終わりかかっている村田選手には、とてつもないダメージだ。オリンピックだけが特別視されるのはある程度は仕方がないにしても、海外と渡り歩く必要があるスポーツ選手を、法制面で政府がバックアップしてあげることは必要ではないだろうか。

スポーツ界は協力を

スポーツ界の垣根を超えて、この様な取り組みは出来ないものだろうか。法制面での政府対応と、金銭面の協力を、各スポーツ界が横断的に取り組めば、決して不可能ではないと思う。石川遼選手の事件は大変残念な出来事では有るが、同じ様な事件を誘発しないためにも、選手をまとめる組織が機能してほしいと思う。

各スポーツ団体は、もう少し選手に寄り添う行動を起こしてほしいですね。

巨人の動き

今年沖縄のキャンプ地で、巨人はPCR検査を行った。あまり話題にはならなかったが、とても素晴らしい取り組みだった。PCR検査が行き届かなかった時期だけに、本当に評価されて良い取り組みだったと思える。この取組は現在も続いており、令和4年2月6日まで延長が決定している。

さらに今年8月には東京ドームでコロナワクチンの接種が行われた。この取組は断続的に11月8日まで行われた。

東京ドームで高校野球  ワクチン接種会場にも利用

プロ野球は日本で最も成功しているプロスポーツなので、この様な取り組みをプロ野球界は率先して行うべきだ。しかしその他のスポーツ界も、もう少し国や政府を動かす運動をしてほしいと思う。マイナースポーツであれば、メジャースポーツの協力を得て動く必要があるのではないか。巨人のように独自で動ける規模を持つ組織を巻き込めば、まだまだ各スポーツ界はできることが多いのではないだろうか?各スポーツ会を束ねる組織は、今こそ努力して、選手とファンを守ってほしい。

この様な取り組みは原監督や王会長は、大好きだと思うんですけどね。ジャイアンツとソフトバンクなら取り組みの核になれます。

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