中日との後半戦初戦を逆転の4対2で、スタートをきった。
敗れた阪神とのゲーム差を縮め、今日にも首位交代があるかもしれない。
若林選手の同点打で息を吹き返した打線だが、中日の右のエース柳投手を前に沈黙した打線は少し課題が残った。
いきなり3安打の坂本選手
高速インターネット(Wi-Fi付き)+専門チャンネル月額1,750円〜【J:COM(ジェイコム)】オリンピックからチームに合流し肉体的にも精神的にも疲労が残る中、歴代9位タイとなる猛打賞と1四球でチームに貢献した。
もともと節目の試合には強いタイプで、体の不調があっても気力で結果を出すタイプだ。今日のヒットは全て変化球を泳ぎながら下半身の力で踏ん張って、レフト前まで運んだヒットだ。柳投手の外角の変化球を合わせたのだから、素晴らしいヒットだと言える。
しかし坂本選手は疲労が貯まると下半身や腰に影響が残る選手で、長い不調に落ち込むことが多い。今日も守備では華麗な動きを見せていたが、少し疲れている様子も伺えた。走塁もあまり全力で行えるようではなく、セーブしているように見えた。
今日は接戦だったので途中交代はできなかったが、点差がついた試合では原監督が途中交代させて管理していくことになるだろう。お帰りなさいキャプテン 坂本勇人選手復活祭
吉川尚輝選手の守備力
今日は打撃面では結果が出なかった。内容は悪くないので早い内に結果が出れば、後半戦は本当に頼りになる2塁手だと思う。今日も守備では素晴らしいプレーを見せてくれた。やはり守備の能力は他の選手とはレベルが違う。離脱前は3番を打っていた選手なので、下位打線で調子を上げた時に、打順を何処に持っていくかが注目される。不思議と1番では結果が出ないので、原監督の答えが楽しみだ。
小林捕手の貢献と問題点
今日も山口俊投手との相性の良さをみせて、中日打線を2点に抑えた。しかし小林捕手の不思議なところは、勝ちきれないところだ。今日も小林選手が退いた後に打線が爆発した。これは単純に大城卓三捕手と小林捕手との打力の加減の問題ではないと思う。
今日の打撃の内容は2打数でピッチャーゴロが2つ。それも当たり損ねの弱い当たりだ。
そして問題は1打席目が4球目、2打席目が1球目と全く粘れないこと。悪く言えばピッチャーから怖さがないので、舐められている状態だ。柳投手は球数を減らすためにどんどんストライクを投げて、あっさり片付けてしまった。打率が.150に満たない選手と今シーズンヒットが出ない投手が続いたら、そのイニングは失点する可能性が極めて低い。簡単に言えば中日は9回攻めているのに、巨人は実質6回しか攻撃できなくなる。この差は投手の精神面にも肉体的にも、極めて大きく影響すると思う。7番打者に対する時もかなりの余裕が生まれるため、吉川選手は難しい打席となる。これは1番打者に対しても近い影響があるだろう。そうなると2~6番で勝負を決めないと、投手を追い詰めることはできない。結果はどうであれ、小林捕手は舐められてしまっている現状は変えなければ、安定して勝てる捕手にはなれないと思う。実力のある投手はリードなどをあまり考慮していないので、自分の防御率を考えたときには肩の良い小林捕手を選ぶのではないか。好投手ほど自分が打たれなければ負けないと考えがちだ。小林誠司捕手がこれから起用されるためには。巨人の正捕手問題。
小林捕手も32歳。もう打撃の向上は期待できないのでしょうか・・・
いやまだ32歳。まだまだいけます。とくに捕手の場合は!
原采配のマンネリ
そろそろ相手からも学習されている。
二死一三塁からのダブルスチールは意表を突くから相手の動揺を誘えるのだが、今日は完全に読まれてしまっていた。
少し軌道修正が必要だろう。
相手を幻惑できるオプションが無いと、今日のように対応されてしまう。
坂本勇人選手の屈辱 原監督の奇襲は采配ミス?ファンの気持は?
勝ったとは言え課題の多い試合でした。原監督なら対策を立ててきますよね。