今年も巨人はソフトバンクに勝てない~恥ずかしい負け方~

5回を終わって9対2。ベンチはくら~い雰囲気でなさけない。

まるでいじめっ子の前で何もできない優等生のようで、もう見ていられない。

初戦の戦略が見えないバッテリー

3連戦の初戦で相手打者をどう崩していくのか、全く戦略が見えない。日本シリーズの初戦でも同じ間違いを犯したのに、なぜ繰り返すのかがわからない。5対2になった時点でこの初戦を落としても、相手のバッターのバッティングを崩すような攻めをしなければならないのに、逆に相手に調子付かせるバッテリーは、どんな指示を首脳陣から受けているのだろうか。いやむしろこれだけ負続けているのだから、ゲームの初めから相手バッターの嫌がるところを徹底的に攻めなければならないのに、全く意図が見えない攻めでやられるという、同じ過ちの繰り返し。酷すぎる。

ソフトバンクが怖い投手陣

畠投手も桜井投手もいじめられっ子に見えて仕方ない。

「喧嘩なら負けない!」くらいの気迫が見えない。

桜井投手などはインコースを投げたらバレンティンに睨まれて、岸田のインコース要求にビビって次はて真ん中に投げてしまう始末。パ・リーグの厳しい攻めに対応できずにいたバレンティンは少し睨んだら怖気づく桜井投手を、ベンチで笑っていたように見えた。

ぶつけろとは言わないが、相手打者の気迫に押されるのはプロとしては恥ずかしい。睨まれて下を向いてしまう選手を、ファンは応援できない。睨み返してインコースギリギリに投げなければ、次も遠慮なく踏み込まれてまたやられてしまう。

攻撃陣は優等生ばかり

澄ました顔して何もなかったように淡々とする選手や、暗い顔してうつむく選手。

ピエロになってでもチームを鼓舞する選手がいないように見える。優等生ばかりの選手を集めるからこうなる。清原選手が今いたら、どんな反応をするのだろうか。元木ヘッドや宮本コーチも影が薄い。

中島選手が意地の一発を今放ったが、生え抜きは何をやっているのだろうか。こういう逆境で坂本選手がいたらなぁと思えない。坂本選手も感情を表に出して悔しがるタイプではない。スマートな選手が多すぎて怖さがないね、今の巨人は。完全に舐められてしまっている。そんなにソフトバンクの選手が怖いのかな。

首脳陣の問題

ソフトバンクと戦う前に、首脳陣はどんな戦略を建てたのだろうか。戦術ではなく戦略が見えてこない。投手も打者も全くチームとしての戦略が見えない。マスコミは繰り返す過ちの原因を掘り下げてほしい。根本的になにか原因がなければここまでやられない。そこを分析して対策を練らなければ、選手はますます蛇に睨まれたカエル状態だ。根拠のない戦略は選手の自信を喪失させるだけだ。今の巨人首脳陣には知恵袋がいないようだ。

効果と根拠のある対策をうてる知恵袋と、ビビらずに先頭にたって気弱になった仲間を叱咤激励できるリーダーが必要だ。現場で恥ずかしがらずにそういう役目をできる大人が、巨人には今いないようだ。寂しい限りだ。

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