巨人坂本勇人選手のコンバートは待ったなしではないか その理由

ジャイアンツ坂本選手の復帰が決まったようです、腰痛の影響で戦列を離れてから、チームをコロナ禍が襲うなどして、とても長い離脱期間になってしまいました。その間チームは急激に失速して、皮肉なことに改めて坂本選手の存在の大きさを示した結果になってしまいました。今回はショートでの復帰をするようですが、来年以降はコンバートを受け入れなければならない状況になってきたと思います。

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改めて大きさを実感した坂本選手の存在

生え抜きの内野手であり、キャプテンの肩書もある坂本選手は、名実ともにチームのリーダーでした。ショートという守備位置はもちろん大切ですが、打撃でもチームの中心であり、内野の精神的な要でもある坂本選手は、改めて代えの聞かない選手であることが、証明されてしまいました。

健闘した中山礼都選手

坂本選手の離脱後にショートを務めていた中山礼都選手は、高卒2年目でありながら、ある程度の役割を果たしたと思います。しかし内野のリーダーとしては経験不足であり、打撃は2割がやっとという状況は、致し方ないとはいえ、実力不足を露呈してしまったと思います。まだまだ体も十分に出来上がっていない中で、今年の1軍での実戦経験を糧として、来年以降につなげることができれば、とても良い期間ではなかったかと思える日が必ず来るといえます。

荷が重かった吉川尚輝選手

ジャイアンツの吉川選手のセカンドの守備力は素晴らしいものであり、打撃でも1番としてチームを引っ張る姿が成長を証明しましたが、チームを牽引するリーダーとまでは成りきれませんでした。本来であれば十分にその資格と実力はあると思うのですが、あまりにも坂本選手の存在が大きすぎるのか、リーダーとしての積極的な振る舞いは、多くは見られなかったと思います。坂本選手がショートを離れたあとの二遊間のリーダーは、吉川選手以外は考えられず、来年は精神的な部分でも準備をして欲しいと思います

離脱が許されない坂本勇人選手

まだ49試合の出場しか出来ていない坂本選手は、今年は責任を果たせませんでした。ショートというポジションで、攻撃面でもチームの中心を務めることができる坂本選手の存在自体は、他チームと比べて大きなアドバンテージですが、出場試合が減ってしまえば元も子もありません。たとえショートで出場できなくても、チームに存在することが他の選手の精神的安定に繋がる部分があり、坂本選手がいてくれれば岡本和真選手が4番を外れることもなかったのではないかと思ってしまいます。今のジャイアンツの状況を見ていると、坂本選手の代わりを、来シーズンできる選手は見当たりません。坂本選手が健在のうちに少しずつその負担を他の選手がシェアすることが出来なければ、ジャイアンツの成績は不安定なものにならざるをえないと思います。そのためにも安定して出場できるポジションへの坂本選手のコンバートが、残念ながら必要になってしまうのではないでしょうか。

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坂本選手のためチームのためファンのためのコンバート

坂本選手はその打撃力を活かし、更にショートではできなかった体を大きくすることで長打力に磨きをかけて、本塁打王も狙える立ち位置に付くことができれば、選手寿命を伸ばすことになると思います。サードであれば打撃だけの選手はなかなかポジションを取れることはなく、坂本選手ほどの守備力があれば、40歳まではレギュラーでの出場が可能になるかもしれません。そうなれば3000本安打はもとより、現在266本の本塁打が、500本まで狙えるかもしれません。MLBでも20人しかいないファイブハンドレッド・クラブといえば、2000本安打よりもかなり格上の記録だと思います。NPB歴代でも8人しか到達できていない記録を、是非ともこれからの新しい目標の一つに置いてもらえたらと、1ファンとしては期待してしまいます。

あ姉さま
あ姉さま

ショートへの拘りが坂本選手を支えている部分もあるようで、コンバートを先送りにしたい気持ちが、本人にも周囲にもあるかもしれません。難しい決断ですね。

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