1 | 2 | 3 | 4 | OT | ||
Raiders | 7 | 6 | 0 | 10 | 0 | 23 |
Colts | 0 | 10 | 7 | 3 | 0 | 20 |
レンフローの大活躍で、レイダースがコルツを振り切った。これでレイダースは9勝7敗となり、最終戦に勝てばプレーオフに進出の可能性が残った。本当に久しぶりに最終週まで、楽しめる展開になってきた。
Raiders | Colts | |
326 | Total Net Yards | 262 |
6 | Total Penalties | 3 |
41 | Penalty Yards | 25 |
31:03 | Time of Possession | 28.57 |
リーグ最多の7人のプロボウラーを擁するコルツに、3人のプロボウラーにとどまったレイダースが辛勝した。1Qに107点を挙げて、リーグ3位となっているコルツの1Qを無失点に抑えたレイダースは、先週成功したランを中心としたオフェンスで、見事に接戦を制した。控えのQBマリオタを活用したプレーも工夫が見られ、これからも楽しみだ。
RBジョシュ・ジェイコブズの活躍
CAR | YDS | AVG | TD | LONG | |
Josh Jacobs | 16 | 63 | 3.9 | 1 | 9 |
Marcus Mariota | 3 | 16 | 5.3 | 0 | 9 |
Jalen Richard | 1 | 4 | 4 | 0 | 4 |
Peyton Barber | 6 | 3 | 0.5 | 0 | 3 |
Zay Jones | 1 | -1 | -1 | 0 | -1 |
QBデレク・カーが300ヤードを投げなくても勝てるゲームプランは、安定している。最初のドライブでTD出来たのは、キレの良いRBジェイコブズのランによるところが大きかった。OLの完成度が上がってきたことも貢献しているだろうが、ジェイコブズが怪我によりサイドラインに下がった時に、途端にランが出なくなるのは、やはりジェイコブズの力が大きいのだろう。肋骨にダメージが有るようでその後は少し庇いながらのプレーだったように見えた。最終戦に向けて万全の調整をしてもらいたいところだ。
QBカーが健闘
Player | CP/ATT | YDS | TD | INT |
D.Carr | 24/31 | 255 | 1 | 2 |
C. Wentz | 16/27 | 148 | 1 | 0 |
自身の28回目のウイニングドライブを決めて、カーがチームを勝利に導いた。インターセプトが2つ有り、手放しでは喜べないところだ。相変わらずゾーンディフェンスに対応できていないようで、2つ目のインターセプトはブラインドサイドにいた相手のディフェンダーを、全く忘れているようなパスだった。ターゲットを見続ける事も多いので、大切な場面で相手ディフェンダーに読まれるケースがこれからのプレーオフでは多くなる可能性が強い。やはりチームとしては、ランを中心にゲームを組み立てたいところだ。動きながらのパスも精度が悪く、インターセプトの危険性が高い。
コルツのQBカールソン・ウェンツはコントロールが悪く、何度もワイドオープンのパスをミスしており、レイダースは助けられた感がある。ウェンツの場合はモーションが大きいのが未だ矯正できないようで、こちらもゾーンディフェンスでインターセプトされるケースが減らないだろう。
WRレンフローはプロボウラー級
REC | YDS | AVG | TD | LONG | TGTS | |
Zay Jones | 8 | 120 | 15 | 0 | 42 | 10 |
Hunter Renfrow | 7 | 76 | 10.9 | 1 | 24 | 9 |
Jalen Richard | 1 | 19 | 19 | 0 | 19 | 1 |
Josh Jacobs | 4 | 17 | 4.3 | 0 | 11 | 4 |
Foster Moreau | 1 | 9 | 9 | 0 | 9 | 1 |
Peyton Barber | 2 | 9 | 4.5 | 0 | 7 | 2 |
DeSean Jackson | 1 | 5 | 5 | 0 | 5 | 3 |
Bryan Edwards | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
今日でシーズン1000ヤードを超えたレンフローは、ティム・ブラウンに続くシーズン95キャッチを記録した。今日は相手のプロボウラーCBケニー・ムーアとのマッチアップが多かったが、見事に粉砕した。怪我をしないような身のこなしが、かつてのティム・ブラウンを彷彿とさせてくれる。
WRゼイ・ジョーンズも完全に一皮むけたような活躍だ。今日はキャリア初の100ヤードのレシーブを記録して、カーとのコンビも板についてきたようだ。ボールセキュリティーも良く、キャッチの後に余計なダンスをすること無く、ファーストダウンを目指してくれるので、非常に有り難い存在になってきた。WRブライアン・エドワーズとは立場が完全に逆転してしまった。10回もターゲットとなり、ウォラーの穴を完全に埋めてくれた。
RBジョナサン・テイラーを止められず
TOT | SOLO | SACKS | TFL | PD | QB HTS | TD | |
Divine Deablo | 9 | 9 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 |
Roderic Teamer | 8 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Darius Philon | 8 | 6 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
Denzel Perryman | 7 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Nate Hobbs | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
Casey Hayward Jr. | 2 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
Maxx Crosby | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Quinton Jefferson | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 |
Dallin Leavitt | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
K.J. Wright | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Yannick Ngakoue | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 4 | 0 |
Brandon Facyson | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 |
Zay Jones | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Brandon Parker | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Solomon Thomas | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Desmond Trufant | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
Tre’von Moehrig | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
相手RBテイラーには、20回で108ヤードとやられてしまった。流石に今年のプロボウラーを止めるのは、難しかったようだ。
FSのメリングは堅実なタックルで安心できる存在だったが、RBテイラーに序盤で2回連続でタックルを外されることが有り、驚いたのではないだろうか。1度あったブリッツはとても速く、今後も時折見せてくれる事を期待してたい。テイラー対策もあるのだろうが、ワンハイで守ることも増えてきているようで、信頼感が増しているのかもしれない。
SSエイブラムが怪我してしまったので、テイラーとの対決が見られなかったのが残念だが、その分パスディフェンスは安定したのではないだろうか。
レイダースはブロンコスをランで粉砕 プレイオフに望みをつないだ
来週はチャージャーズとの対戦です。本拠地での最終戦は、ラス・ベガスの本気のクラウドノイズにも期待したいですね。