ジャスティン・スモークとエリック・テームズが週明けにも合流~ジャイアンツの逆襲~

期待の2人が週明けにも合流する。新型コロナの影響で来日が遅れていた外国人選手の合流が、各チームで始まった。ここまでのペナントレースの流れを、大きく変える可能性が高い。巨人も期待のジャスティン・スモークとエリック・テームズが、東京ドームの練習に参加した。報道では16日から1軍のゲームに出る可能性もあるとされていたが、原監督は現実的には週明けからだとインタビューに答えている。

今回の2人は、久々に実績十分のパワーヒッターだ。ロハスJr.の争奪戦で阪神に軍配が上がった時に、読売の力も落ちたものだと思ったが、ロハスJr. に劣らない打者を揃えたといえる。(外国人のことなので、やってみなければ解らないことは周知のこととしてください。)

2人のフリーバッティングの動画が、もう上がっていた。2人共ステイバックして軸回転をする、原監督の好みのスタイルだ。

今年はMLBの契約がなかなか上手く進まずに、田中投手や菅野投手が日本でのプレーを選択した。同様に2人の新外国人も実力が有りながら契約ができなかったならば、大変期待ができるところだ。通常であれば、実績あるスイッチヒッターのスモークをMLBが手放す筈がないので、なにか問題があるのではないかと思うところだが、今年は違うかもしれない。最近は日本の事を十分に理解して来日する外国人が多いので、極端に順応できなことも少ないと思われる。スモーク選手は家族と一緒に来日しているようで、メンタルの面で安定しそうで期待度が高まる。家族が日本を気に入れば、選手も1年でも長く日本でプレーできるように頑張れるはずだ。腰掛け気分で来日していないとなると、十分に実力を発揮できる可能性が高くなる。

さて、いつものように新戦力が入ってくると、弾き出される選手が出てくる。特に若手にとってはアピールタイムが終了するわけだが、今年はどうだったろうか。運がなければチャンスは訪れず、与えられたチャンスを物にできるかどうかは普段の努力次第だと思う。チャンスを物にできないのは実力不足で、巨人は若手にとって厳しいといわれるが、サラリーマンの世界も全く同じでプロ野球と同様に厳しい世界だ。ただプロ野球はその選手生命がとても短いので、サラリーマンと違って厳しく見えるだけだと思っている。サラリーマンの皆さんも努力されている方は、長い時間を捧げて戦っているのである。

話はそれてしまったが、巨人の若手はどうだったろうか?

現時点で大きなアピールができた選手は見当たらない。廣岡選手と香月選手の移籍組が少し爪痕を残した様で、生え抜きで出てきた選手はいなかった。どちらかと言うとチャンスを十分にもらいながら、ものにできない選手が多いと思ってしまう。

ファンは何故なんだといつも思う。当然私もそうだ。若手の台頭をいつも心待ちにしている。しかし案外若手たちは半分諦めているんじゃないかと、最近思う。坂本選手や岡本選手をみて自分は無理だと思っていないだろうか?もしかしたらそういう雰囲気を変えるために。岡本選手の同期や1年下の高校の後輩をトレードで取ったのかもしれない。

そう考えると格差トレードと言われたが、計算があってくるのである。原監督はそのぐらいの事は計算しているのではないかと期待してしまうのである。

若手たちにもっと頑張って欲しいのだ。

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