巨人炭谷銀仁朗捕手が楽天へ金銭トレード

炭谷捕手が楽天へ移籍することとなった。捕手難に喘ぎ、オリックスとの差をこれ以上開けたくない楽天にとっては、最高の補強となった。

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楽天のチーム事情

楽天は太田光捕手を主戦として育成をしているが、打率.197と打撃に難がある。将来を託せる捕手として、今の陣容では他に選択肢がない状況だ。

今年楽天はGMの石井一久さんを監督に据え、必勝体制をとっている。田中将大投手もMLBから復帰し、石井監督としては今年優勝できないと責任問題も発生する状態だ。

昨年4位の三木監督を、一昨年は3位の平石監督を更迭しており、GMとして責任を負っている石井監督は今年の優勝は譲れないところだ。

その状況で捕手が安定せず、楽天は苦しんでいた。

太田捕手は25歳と捕手としては非常に若く、経験豊かなベテランキャッチャーがいない楽天にとっては、炭谷捕手はピッタリの人材だ。

涌井秀章投手と岸孝之投手の不調

涌井投手は6勝を挙げているものの防御率は4.22、岸投手は3勝で防御率は3.89と本来の力を発揮できているとは言えない。この二人は西武の出身で炭谷選手とは何度もバッテリーを組んでいる。パ・リーグの経験も十分な炭谷捕手は、この二人を復活させることができるかもしれないし、少なくともいい刺激を与えることになるのは確実だ。

田中将大投手も3勝と成績がついてきていないところで、ベテランの炭谷捕手の加入がどんな影響を与えるかが楽しみである。また実力抜群の新人、早川隆久投手が一層の飛躍を遂げる可能性もあり、シーズン途中の補強としては満点の補強だといえる。

炭谷銀仁朗という捕手

第9代の現職の日本プロ野球選手会会長だ。それだけでも人望があることが伺える。

守備型のキャッチャーでは有り、その能力は折り紙付きだ。2019年にFAで巨人入りした際には、人的補償で内海哲也投手が西武へ移籍する事となり話題となった。選手会会長を務める炭谷捕手としては、ある意味で皮肉な出来事だったと思われる。

当時攻撃型の森友哉捕手が西武で主力となり、出場機会を求めての巨人入りだったと記憶している。巨人としてはその能力は認めながらも、ベテランキャッチャーとして、当時経験の浅かった大城捕手の教育係としての役割も期待していたと考えられる。炭谷捕手はその期待にも見事に応え、大城捕手は成長を遂げた。大城捕手の成長が炭谷捕手の出場機会を減らし、再び出場機会を求めて楽天に移籍することとなったと考える。

巨人での実績を考えれば、楽天が移籍を噂されていた小林誠司捕手よりも炭谷捕手を選んだのは、素晴らしい判断だと言わざるを得ない。

巨人のチーム編成の事情

捕手が余る球団はない。怪我の多いポジションで巨人も炭谷捕手が不要になったわけではない。事実最近も、若手投手やビエイラ投手などを好リードで引っ張る様子がみられている。この様に貴重な戦力であることは間違いないが、出場機会を求める本人の希望を原監督が受け入れたというところが、納得できうる事情だろう。FAで巨人入りした際に、本人の希望なしではトレードできない条項が付帯されていたであろうから、このトレードは前向きなものと考えて間違いない。噂があった小林捕手がトレードされることになれば、少しネガティブなイメージが出てきそうでもあり、今回のトレードは泣く者があまりいない、良いトレードであると総括できる。

小林誠司捕手がこれから起用されるためには。巨人の正捕手問題。

また、既に2軍では学ぶことが少ない打力のある岸田捕手を、1軍に入れることができるのは、大きなアドバンテージだ。貴重な右の代打としても使えるし、何よりその明るいキャラクターがベンチを盛り上げてくれるだろう。

2軍では経験を積まなければならない若手捕手が、巨人のファームには数多くいる。投手の投球の相手をするために捕手を多く獲得しているが、実戦を積まなければ成長できず、若手にとっては岸田捕手が1軍に登録される事は、そのまま成長の機会が増えたこととなる。

将来の指導者炭谷捕手

守備型の捕手は、指導者として重要だ。

巨人は守備型の捕手はあまりいないので、炭谷捕手はバッテリーコーチとして戻ってきてもらう計画があるかもしれない。その時に楽天が手放すかどうか疑問が残るが、抜け目のない原監督であるから、このあたりは今回金銭トレードでもあることから、なにか言い含めているかもしれない。

今日のゲームから炭谷捕手が出場する可能性は十分にあり、とても楽しみだ。

本当に日本シリーズで戦うこととなればと、興味は尽きない。

本当に応援してます。ありがとう炭谷銀仁朗捕手。

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