アベレージゴルファーの悩み クラブセッティング スプーンは不要?

予算を潤沢に持っていないアマチュアゴルファーの場合、クラブセッティングは重要な問題です。距離の隙間をなくしたいため、一つ構成を間違えると、次々とクラブを更新しなくてはならなくなります。

特に昨今のアイアンは飛びすぎてしまう傾向にあり、仮にアイアンが1番手飛ぶようになってしまうと、前後のUTやウェッジを変えなければならなくなります。

距離が重なるクラブを抜いて、隙間のクラブを購入すれば良いのですが、アベレージゴルファーにはなかなかそんな余裕は生まれません。

私もかれこれアイアンは5年ほど変えておらず、今はクラブ間の距離が隙間なく埋まっている状態のため、ドライバーとウェッジ以外は更新しづらくなっている状況です。

3番ウッド(スプーン)不要論

私のセッティングはドライバー、スプーン、クリーク、3~5UT、6~9アイアン、PW、50度、56度という設定です。ドライバーが230ヤードで、56度が70ヤードを目安としており、レギュラーティーから廻るときは、まず苦労することはありません。ただ、スプーンの出番は殆どありません。ロングホールのフェアウェイから2オンを狙う時が主な出番ですが、目安の210ヤードを完璧に打てる確率はとても低くなってしまいます。そうなるとハザードなどに捕まってしまったり、打ってはいけないところにいってしまったりと、危険が多く、せっかく2オンが狙えるほどのティーショットを台無しにしてしまうケースが多くなります。

私のようなアベレージゴルファーで、スプーンで2オンを狙えるようなホールは短めのパー5が多く、グリーン周りはハザードが散りばめられていることが殆です。

また、仮にベストショットを打てたとしても、グリーンに着弾した場合は、なかなかグリーン上に止めることは難しくなります。そうなると奥に外すよりも、短めのクラブで花道などの手前からアプローチをしたほうが、仕上がりは確実にいい結果となります。

次にティーショットでスプーンを使うケースですが、これには3通りあると思います。

1つ目はドライバーで打つと突き抜けるため、スプーンを使うケースです。このケースでは5番ウッド(クリーク)で攻めていけないかを考えます。たった2番手、ロフト角にして3度ですが、安定感はかなり違うので、極端なドッグレッグではない限り、クリークで代用が効きます。

2つ目は220ヤード近辺にハザードがある場合です。クリークなどがフェアウェイを横断している場合は、スプーンの出番となるのですが、そういったホールは、距離的に短いホールが多く、セカンドショットは大きな番手を必要としなくなります。このケースでもクリークで十分に用が足りると考えます。

3つ目が問題です。ショートで210ヤードの時です。フルバックから廻るときには、多くのゴルフ場で2ホールほど出てきてしまいます。これはクリークで代用は難しく、ドライバーでは飛びすぎて話になりません。競技や上級者に囲まれた時のラウンドでは、少なからず遭遇するケースです。特に私は1人予約でプレーするので、バックからのプレーに誘われることは少なくありません。大して飛ばないのに、タッパだけはあるので結構誘われてしまいます。

そのためまさかのために、スプーンを抜くことができない状況が続いています。

60度のウェッジ

競技等でバックからのプレーが約束されていれば、スプーンは抜きません。しかし本来であれば、スプーンを抜いて、60度のウェッジを入れたいところです。

PWが44度なので、48度、52度、58度という流れでも良いかもしれません。

ただウェッジも安定したアングルでリーディングエッジを入れることは簡単ではなく、ウェッジ3本体制にしたとしても、難しさは残ります。

ただハーフショットの場面が減ることは間違いなく、大きなミスショットは減るのではないかと思います。また、ピンチを迎えた時に58度と56度では違いが大きいと思います。特に私はフェイスを開くことが苦手で、バンカーショット以外はロフト通りに打つことが多いので、2度の差は大きいと思っています。

60度のウェッジが扱いやすいかといえば、難しいところもあるのでなんとも言えないところかもしれません。

大きなメリットはハーフショットが少なくなることでしょうか。

結論は現状維持で(笑)

結局今のところは、スプーンを抜かずに今の構成を続けていきたいと思います。ただ、ウェッジの距離が合わなくなったり、アイアンの球筋が変わってしまったりしたときには、再考が必要で、4番ウッド(バフィー)の投入も考えてみたいと思います。

いずれにしろこんなところで悩むのも、ゴルフの楽しみの一つであり、奥の深いところでしょう。

結論の出ないことを長々と書いてしまいましたが、安易な現状打破は、次々と欲求を発生させることとなり、家庭環境さえ破壊しかねません(爆)

ただ一つ間違いなく言えるのは、ゴルフはお金のかかるスポーツだということです・・・

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