賞金女王争いは次週 原英莉花選手が約1年ぶり4勝目 LPGA挑戦

原英莉花選手が大王製紙エリエールレディスオープンで、17アンダーで今季の3勝目を挙げた。賞金王を争う稲見萌寧選手と古江彩佳選手は、ともに8アンダーの19位タイで、決着は次週に持ち越しとなった。

 賞金ランキング 
1稲見 萌寧¥253,512,049
2古江 彩佳¥236,543,575
3小祝 さくら¥182,423,583
4西郷 真央¥174,137,891
5西村 優菜¥173,577,855
6勝 みなみ¥127,194,540
7原 英莉花¥124,795,582
8申 ジエ¥120,769,269
9菊地 絵理香¥117,305,334
10上田 桃子¥112,354,872

本当のロングヒッター原英莉花選手

生年月日1999/2/15
デビュー2018年
通算勝利4勝
身長173cm
体重58kg
利き腕
出身地神奈川県横浜市
出身校神奈川・湘南学院校

原英莉花選手は173cmの恵まれた体格から、平均257ヤードのドライバーショットを叩き出す、本物のロングヒッターだ。もちろん平均飛距離は1位で、2位の勝みなみ選手を3ヤード以上離している。球筋もストレートに近く、ドローボールで無理に飛距離を追い求めているわけではない。

 順位 
パーオン率2170.70
平均ストローク1871.43
平均パット数181.8052
パーキープ率4184.42
平均飛距離1257
平均バーディー数33.59
イーグル数88

そしてこの日の17番ホールのように、勝負どころではその飛距離を活かしてイーグルで勝負を決めるなど、ファンを喜ばせることができる数少ないプロだ。師匠のジャンボ尾崎さんがそうだったように、圧倒的な飛距離から生み出されるゴルフスタイルはバーディーを量産する憧れのスタイルだ。

小技に課題?

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師匠のジャンボ尾崎さんは飛距離が圧倒的だったが、小技も素晴らしくうまかった。アプローチの上手さは格別で、ピンチもなんなく切り抜けていた。しかし原英莉花選手はパーキープ率が41位となるなど、課題をショートゲームに抱えているようだ。平均パット数も18位で並の成績だろう。賞金女王を争っている稲見萌寧選手と古江彩佳選手が、常に平均パット数上位にいる事を考えると、ここも大きな課題かもしれない。

テレビ受けする容姿

スポーツ選手なので容姿はあまり関係ないとはいえ、長身でスタイル抜群の原英莉花選手はTV中継には欠かせない存在だ。長身でオーソドックスな綺麗なスイングは、見ているだけでも幸せになれる。彼女のような華のある選手が活躍すると、女子ゴルフ界全体も盛り上がる。スター性は抜群なので長く活躍してほしい選手だ。

LPGAへの挑戦

師匠のジャンボ尾崎さんは、思うような海外で成績を残せなかった。原英莉花選手も今年挑戦したが、予選落ちを経験している。まだ若いのでこれからチャンスは有ると思うが、ラフからのアプローチなど難易度が格段に上がるので、ハードルは高いかもしれない。妹弟子の笹生優花選手が一足先に海外メジャーを制するなど、少し出遅れた感があるかもしれないが、十分に時間は有る。

ゴルフ界の発展のためにJLPGAに求めるもの

渋野日向子選手や勝みなみもLPGAを目指すと宣言しているが、決して易しくはないだろう。まずは環境になれることも非常に重要だ。人によっては食生活に苦しむこともあるだろう。米国もニューヨークやロスアンゼルスなどは食事には困らないが、LPGAで回るところは米国の田舎が多い。日本食レストランも質にムラがあるので、体調を維持することは難しい。気の利いた日本食レストランは1件しか無いという街も当然有るので、日本人選手はバッティングすることも多く、気を使う場面も多くなる。メンタルが大切なゴルフでは、競技以外の要素も大きな影響を与えてしまう。

渋野選手の意志の強さ

各選手対策は考えているだろうが、長丁場のツアーに参戦ということになれば、準備は足りることはないだろう。

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ファンです
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次々と新しいスターが生まれる女子ゴルフ界ですが、後輩のためにもどんどん海外で成功して欲しいですね。そして、たまには日本でプレーもして欲しいですね。

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