開幕3連勝で巨人ファン歓喜 ドラゴンズ3連戦での心配な3選手

ジャイアンツはスワローズに三連勝しましたが、村上宗隆選手、山田哲人選手、塩見泰隆選手を欠くスワローズは、大幅な戦力ダウンをしており、順当な結果と言って良いかもしれません。開幕戦で初回と2回に好機を逃して負けムードが濃厚になりましたが、リリーフ陣も苦しかったスワローズを逆転できたことが三連勝につながったことは、言うまでもないでしょう。火曜日からは名古屋でドラゴンズとの三連戦ですが、ここでは非常に気がかりな三人の選手がいます。

一番心配な山﨑伊織投手

オープン戦で全く本来の投球ができていなかった山﨑投手ですが、広いバンテリンドームで結果を出せるかが非常に心配になります。2年連続で二桁勝利を上げており、もう一つステップアップをして欲しい年ではありますが、そういった気配があまり感じられませんでした。昨年は後半にバテてしまったようで、そのあたりの反省から出来上がりを遅くしていることは十分に考えられます。体も一回り大きくなったように見えますし、クレバーな投手なので考えられた遅めの調整なのかもしれません。また、山﨑投手の武器は左右の揺さぶりですが、オープン戦ではデッドボールを避けるため、インコースに投げにくいということも考えられます。2年間実績を積んでいる余裕からか、ローテーションがほぼ確保されていた立場で、投球に遠慮があったとしても不思議ではありません。

広いバンテリンでの防御率は、昨年は1.69です。あまり心配はしていませんが、もし山﨑投手が今年ローテーションを守れないなんてことになれば、優勝に黄色信号です。非常に注目されるのは、甲斐拓也捕手がコントロールの良い山﨑投手をどの様にリードしてくれるかだと思います。

研究されている可能性がある井上温大投手

昨年3勝0敗で防御率は0.71と抜群の成績を収めている対ドラゴンズ戦ですが、さすがに相手もプロ球団で研究は進んでいるはずです。石川昂弥選手は打率.143と抑えていますが、同じ右バッターの細川成也選手には打率.444と打ち込まれています。同じチーム内で情報共有はされているはずで、この試合を目指して対策は十分にチームとしてできていると見るべきです。当然井上投手も球速のアップなどが見られており、昨年よりグレードアップしているはずですが、まだ年間を通して活躍した実績のない投手であり、スタートは非常に重要です。結局は昨年から大きく向上したコントロールが重要で、特に左バッターの内角、右バッターの外角にどれだけストレートを集められるかが鍵となると思います。特に左バッターへのツーシームがコントロールできれば、昨年以上の活躍が期待できます。菅野投手の15勝を埋めてくれる候補の筆頭ではないかと、個人的には非常に期待しています。

ジャイアンツファンが一番心配な坂本勇人選手

ここまでノーヒットの坂本選手は、すべてのジャイアンツファンが心配していると言ってもいいでしょう。阿部監督は心配ないとコメントしてくれてはいますが、ここまでの長期にわたるパフォーマンスの下降線は、原因が特定できていないのではないでしょうか。もし特定できていればとっくに対処しているはずですが、ここまで調子が長期間上がらないのは、加齢による衰えと見なくてはならないのかもしれません。ただ、まだ年齢的にも老け込む年でもないし、あと3年はスタメンでいけると考えていいと思います。いろいろな数値を取っている中で、まだ行けるというデータがでているのであれば、もう少し長い目で見る必要があるかもしれません。ただ、中山礼都選手の台頭がみられ、坂本選手があまり感じたことのないようなプレッシャーを感じているようならば、少し心配です。故障を抱えているような状況ではないでしょうし、バットも思い切り振っているように見えますが、逆に強引になりすぎているようにも見えます。

相性の良い広いバンテリンで、力が抜けるようならば、特大の一発が出ることも考えられ、そのときはジャイアンツファンの喜びが爆発するときでしょう。

開幕前に一番心配していたキャベッジ選手が大爆発し、一安心というところですが、各球団一回りした後に好調を維持してくれれば本物でしょう。

また、各選手好調のため新人の浦田俊輔選手や荒巻悠選手など、出番が減ってしまう可能性がありますが、阿部監督の選手起用を信じたいと思います。浦田選手に3戦連続で打席を与えたのは、1軍に残すつもりが有るから故の、起用だと考えていいと思います。代走での起用や守備固めで枠を獲得できれば、打撃も上向いてくるはずです。外野手としての守備力が上がれば、ますます期待できると思います。

甲斐拓也捕手の司令塔としての能力

船迫大雅投手が見事な牽制でランナーを刺しましたが、直前に甲斐捕手の視線がファーストに向けられており、何らかのサインか、船迫投手が甲斐捕手のシグナルを感知した可能性が高いと思います。このあたりの甲斐捕手の能力を、阿部監督が司令塔としての能力として高く評価したのかもしれません。ソフトバンクが開幕3連敗したことは、甲斐捕手の不在が響いたかもしれません。それほど捕手の能力は、チームにとって貴重であるということでしょう。今年のジャイアンツの見どころの一つかもしれません。

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