岡本和真選手と原監督の世代間ギャップ 4番に対する思い入れの違い

岡本和真選手が苦しんでいます。巨人の4番にずっと座り続けている岡本選手ですが、長いスランプに陥っています。原監督は打順をよく変える傾向がありますが、4番の岡本選手だけは動かすことがありません。チームの勝敗を背負っていると言われる4番バッターですが、岡本選手の覚醒は来るのでしょうか。

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岡本和真選手の今季の成績

7月19日までの成績で、打率は.243と過去最低水準になっています。本塁打と打点は稼げていますが、効果的に出ているとはいえない状況です。気になるのは四球が増えて、三振が少なくなっていることです。もしかしたら結果が出ないので、バッティングが消極的になっているのかもしれません。2年連続の2冠王で実績は十分なのですが、チームの失速の原因となっているのか、チームが失速しているので、岡本選手が責任を感じすぎて結果が出なくなっているのか、何れにしても心配なところです。

年度 試合 打席数 安打 本塁打 打点 四球 三振 打率 長打率 出塁率 三振率
2015 17 31 6 1 4 2 4 0.214 0.321 0.290 0.143
2016 3 10 1 0 0 0 2 0.100 0.200 0.100 0.200
2017 15 35 6 0 2 4 10 0.194 0.226 0.286 0.323
2018 143 616 167 33 100 72 120 0.309 0.541 0.394 0.222
2019 143 628 147 31 94 62 132 0.265 0.485 0.343 0.238
2020 118 500 121 31 97 55 85 0.275 0.545 0.362 0.193
2021 143 592 138 39 113 57 108 0.265 0.530 0.341 0.207
2022 92 393 84 21 62 40 62 0.243 0.458 0.331 0.180
通算 674 2805 670 156 472 292 523 0.271 0.507 0.354 0.212

原監督の4番に対する想い

原監督は引退時に“、巨人の4番打者は聖域”と発言しました。長嶋茂雄さん、王貞治さんと続いた巨人の4番は、たしかに聖域といわれるにふさわしいものだったと思います。原監督は吉村禎章さんの怪我などもあって、巨人の4番として大変苦しんだと思います。もし吉村さんが怪我をせずに、原監督とクリーンアップを形成していたら、原監督の負担も軽くなったと思います。そういった意味で岡本選手が背負う苦しみを、1番に感じているのは原監督かもしれません。原監督が4番を支える5番が大切だと、常々発言しているのは、誰よりも岡本選手のスランプ脱出を支えたい気持ちからだと思います。

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聖域とはいえなくなった巨人の4番

しかし原監督以降の4番は、最早聖域と呼べるものではなくなりました。“第〇〇代4番”が乱造されて、価値が失われていったと思います。松井秀喜さんが長島監督の指導の元、巨人の4番として久しぶりに聖域らしきものを形成しました。当時は高橋由伸さんという盟友が、存在したことも大きかったと思います。しかし、松井さんのヤンキース移籍で再び巨人の4番は価値を失います。原監督は岡本選手に巨人の4番という聖域を、再び取り戻してもらいたいと思っているのだと推測します。

岡本和真選手の想いは届かないかもしれない

岡本選手は26歳で、63歳の原監督とは37歳違い、概ね2世代の歳の差があります。この世代間ギャップは深刻です。一般社会で言えば、社長と課長代理ぐらいの差があると思っていいでしょう。以前の野球界であれば、上意下達で一方的にギャップは埋められました。しかし今の世の中では、それは通用しません。原監督は岡本選手を理解しなければ、直属の上司は務まりません。岡本選手も原監督を理解しなければなりませんが、そんな機会も時間もないでしょう。そうなると直属の上司と部下という関係でありながら、コミュニケーションが取れない状況になります。岡本選手は上司である原監督と積極的にコミュニケーションを取るようなタイプにはあまり見受けられず、チーム内では先頭に立つような性格でもありません。このような状況下において、主力選手で1番年下の岡本選手が、苦しい思いを抱え込んでしまう懸念はないでしょうか。

岡本選手の指導者の小坂将商監督

智弁学園の監督である小坂将商さんは、今年44歳です。ちょうど原監督と岡本選手の間の世代です。一般社会でいえば課長と若手社員で、直属の上司と部下という関係性が当てはまります。最近はこのぐらいの年齢差でもコミュニケーションが難しく、一般社会でもハラスメントは絶えません。小坂監督もそのあたりには大変苦労しているようです。就任当時は怒るばかりだったようですが、厳しさと優しさを上手く使い分けることに、今も苦労しているようです。また、コミュニケーション不足を補うために、選手と野球日記を交換しているともコメントしています。高校から大学を経ることなく、ジャイアンツの一員となった岡本選手は、口数が多い方ではなく、もしかしたら原監督とコミュニケーショを取ることに苦労しているのではないでしょうか。

原監督は岡本選手をビッグベイビー、若大将などと呼んでいましたが、岡本選手と本当の意味でのコミュニケーションは取れているのでしょうか。

東海大相模、東海大学で人一倍厳しく育てられた、原貢監督と原辰徳選手の関係性は、今の時代にはありえないと思います。

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