アベレージゴルファーが常に80台で回るために大切なことは何でしょうか?
数々の動画やブログなどを見てきましたが、大体の結論はダボを叩かないということで良いのではないかと思います。
ダボを叩かないためにはどうすれば良いのかとなりますが、大きなミスをしないということになるでしょう。ドライバーでのOBはもちろん、アプローチでのトップによるOBなど避けなければならないことは多いでしょう。
会員権を手に入れて同じコースを何度も廻るようになれば、OBに気をつけなければ行けないロケーションは頭に入りますので、ある程度の確率で回避できると思います。
グリーン周りのバンカーなども、脱出が難しいバンカーやホームランからのOBの可能性があるバンカーなどは、大体の場合は回避できるでしょう。
しかし、危険なハザードであることがわかっていてもなかなか回避できないケースがあります。私はいつもそれで大怪我をして、大たたきをしてしまいます。
絶好の位置からのセカンドショット
1ラウンドする中で、必ずドライバーが芯を食ってフェアウェイど真ん中に飛ぶことがあります。芯を食っているので、セカンドは当然ピンを狙えるような好位置です。しかし、ピンは入れてはいけないバンカーの向こう側という場合に、皆さんどうしますか?
片手シングルの腕前がある人は、ピンをデッドに狙うのでしょうか?シングルでも10に近い人ならば、安全なグリーンを狙うのかもしれません。人それぞれ得手不得手が有るので、判断は様々だと思います。
私の場合は余っ程ピンが左右に振られていない限り、ピンを狙ってしまいます。
130ヤード以下のケースならば、ちゃんとナイスショットをすれば、高い球でピン手前に落ち、ワンピンぐらいにつく事があるので、狙いに行ってしまいます。
ナイスショットした時の同伴プレイヤーの称賛が忘れられず、ナイスショットを信じて打ってしまうのです。
しかし、ナイスショットでワンピンに付く可能性は、甘く見積もっても半分以下です。大抵は左右にぶれたり、全くミートできずにバンカー手前に落ちます。そして少ない確率ではありますが、入れてはいけないバンカーに落ちます。
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これはもう大惨事になりかねません。一回で脱出して2パットで行けばボギーですが、入れてはいけないバンカーは優しくはありません。1度で脱出できないなどの可能性は高く、ダボやトリが待っています。こんな事をしていては、アベレージゴルファーを卒業できないのは当たり前の話です。
入れてはいけないバンカーの手前に落ちた場合
これが最も大叩きの可能性があると思います。
入れてはいけないバンカー越えのアプローチは、とにかく緊張します。そして万が一のショートによるバンカー入りを怖がり、大きめに打ってしまうことが多くなります。受けグリーンの奥についてしまった場合、ツーパットが難しくなるのは当然のことです。こうなるとダボになってしまいます。
そしてもっと怖いのは、バンカー手前のライが極端に悪い時です。ラフが深かったり、ペアグラウンドに近い芝の状態で、上手くミートできそうもない場合、最も避けなければならない大叩きの可能性が出てきます。ザックリやってバンカーに落としてしまうのはもちろんですが、一番まずいのはサンドウェッジの歯で打ってトップしてしまった時です。
これは大惨事です。グリーンオーバーはもちろん、最悪OBも有りえます。また極端な左足下がりのアプローチが残るケースがあり、こうなると今越えてきたバンカーに向かって打つ難易度の高いショットが要求されます。ここまでくるとダブルパーの可能性もちらつきだしますので、平常心ではいられません。仮にダブルパーになれば、アベレージゴルファーにはボギーペースへの回復は極めて困難になってしまいます。
フェアウェイからのセカンドショットに謙虚になれない
ティーショットが当たらずに、セカンドでピンを狙うのが難しい場合は、謙虚に花道を狙うことができます。そうなればかなりの確率で、ボギーで上がれることになります。70点のショットを続けることでボギーが可能となりますので、大きなミスショットも起きにくくなります。
しかし問題は数少ない絶好の位置に、ドライバーが飛んだ時でしょう。この時に自分の腕前に合った、謙虚なショットを打つことが私にはできません。
少なくともセカンドが届く位置に来てしまうと、花道を狙ったショットを選ぶことが難しくなってしまいます。これが3Wを打たなければならないという事ならば、謙虚に攻めることができます。ナイスショットで届く可能性が極端に低くなりますので・・・
しかし、得意のUTの距離ともなれば、鼻息が荒くなってしまうのが、シングルが遠い現実なのかもしれません。常に80台をキープするのであれば、ボギーオンで十分であるのに、パーオンした時の気持ちよさが忘れられず、鼻息が荒くなってしまっているうちは、次のステージには行けないのでしょう。
日々研鑽を積んで、ミスショットの確率を極小化する程の努力ができないうちは、シングルは遠い遠い先のことだと、自覚してはいるんですが・・・
ゴルフの難しさは、自分を抑えることができるかだと、このごろ思う毎日です。