巨人が2勝1敗2分けで発進した。
戦績だけを見れば、勝ち越ししているので問題ないのだが、内容がピリッとしない。
不安材料はかなり出てきている。
- エース菅野が登録抹消
開幕戦で押し出しをするなど、らしさを見せずに脚部不安で登録抹消となった。軽症とのことだが、昨年のような成績を望むことは難しいかもしれない。 - 打線が不調
丸外野手は四球は選んでいるがヒットが出ない。岡本内野手も本塁打がでず、オープン戦からの不調を引きずっているように見える。好調だった若林内野手が故障して、代わりの吉川内野手はヒットがでない。 - リリーフ陣が不安定
中川投手は性格的にセットアッパーが向いていると思われる。かつての山口鉄也投手が同じ様にクローザーになると、打たれていた。大竹投手と高梨投手は昨年ほどの好成績を収めるのは難しそうだ。
開幕したばかりなので騒ぐことはないのだが、入れ替えをしたほうが良い選手はいるようだ。
ファームではデラロサが復活した。それほど時間がかからずにクローザーとして上がってくることができると思う。
デラロサをリリーフした平内投手が好投した。肘の具合が心配なのでリリーフで使うのは難しいと思うが、もう1度好投できたら先発で使ってみたい投手だ。
畠投手は本日ファームで完封した。2軍相手で見下ろしで投げているので、良いピッチングができた。この投手は気持ちの問題が大きいので、上手くリードできれば十分に1軍で通用する筈だ。今日リードした岸田捕手がバッティングも好調なので、一緒に上げてみるのはどうだろうか?
大江投手も復活できた。もうすぐ戻ってこられるのではないか。
スモーク、テームズが来日した。2週間の隔離等があるようなので、少し時間はかかるが若手は今活躍できないと出番がなくなると予想される。
少し時間はかかると思うが、秋広選手が2本目の本塁打を含む3安打を記録した。
1本目のヒットはバットを折りながらレフト前へ運んだのだが、今永投手から打てたのは価値があると思う。調整中とはいえセリーグの左のエースである。センター中心に速球を打ち返し、変化球を拾ってライトに引っ張るというスタイルは、大谷選手と被る部分が大きい。
まだまだ体ができていないので、首脳陣の計画次第だが、1軍の打撃陣の出来や外国人の状態が上がらなければ、秋広選手が呼ばれる事が案外早くあるかもしれない。
松原選手や吉川選手などは、チャンスは限られている事を理解しているだろう。故に焦りがあるかもしれない。普段の力も発揮できていないのではないか。ハートを強く持って頑張ってほしい。